≪ 紅白歌合戦の一場面 ≫
年末に観たNHK紅白歌合戦の特別出演で矢沢永吉さんが出演した際に、普段あまり思わない感情が芽生えました。
「この人と暮らしている人は、幸せだろうな~」という漠然とした思いでしたが・・・・・・。
1978年に、「成り上がり」という本をヒットさせ、資生堂化粧品のCMソングで一躍有名になり、人気を不動のものにしたと言われています。ただその時代には、私はまだ、ハナタレのお譲ちゃん?でしたので、CMソングだけには魅力を感じましたがそれ以外の良さが解りませんでした。
「YAZAWA」のタオルを掛けながら応援する絶対的なファンを「変」に思っていた事もありましたが、今は何だかわかる気がしています。
でも、コンサートに行こうとは今は思っていません。汗を流して応援すると言うよりも、ひとり静かに・・・
ジンワリと温かい気持ちに浸っていたい気分です。
彼を見ていると、団塊世代の力強さを感じます。
彼は莫大な借金を抱えながら、死にもの狂いで働いたそうです。
夢を売り続ける還暦の人。それなのにあと五年経ったら、被保険者名に「矢沢永吉」と印字された介護保険証が郵送されるなんて・・・・・。
区役所からの郵便の封を切った五年後の彼はどんな思いで、それを見るのでしょうか?
いやいや、こんな所で「仕事」と「あこがれの存在」を混在させて何を言おうとしているのでしょうか?
そうだ、本気でDVDを買おう!! 暮れにせっかくTVを買い替えたのだから!!
そして、忙しくて心が疲れた時に夢を見させて貰うことにいたしましょう (^^)