初体験
≪ インタビュー直前の風景 ≫
≪ モニターに映るM君 ≫
≪ 撮影風景を観察中 ≫
昨日、DVDに初出演しました!
と言っても、華やかな話ではなく、厚生労働省の委託事業である「ケアマネージャーのストレス対策」についてのインタビューを受けたものでした。
介護職のストレスマネージメントは、色々なところで取り扱われる様になりましたが、その解決策を模索して、数名の現場の声から聞こえてくる共通点を見出したいという意向の様でした。
ご縁があり、私をご指名して下さったのですが、男性の意見も・・・と言う事で、半ば業務命令として部下のM君にも出演をお願いしました。
彼は、語らせると、とても面白いので、私の緊張した話よりも現実的ではなかったかしら?と想像しています。
ストレスの感じ方は人それぞれで、同じ環境にありながら、感じる、感じないとバラバラです。
その対応策として、個人的に何をしているか?との質問がありました。
私は、大した対策を講じている訳でも無く、その質問の回答としては本音を話せたとは思えない感覚が
残りました
その時、「趣味を通じて、全く仕事と関係ない人と会って、その相手の専門的な話に夢中になると仕事と切り離せる・・・・」というニュアンスで語ったのですが、撮影終了後、何だか違う・・・・・と違和感が。
「本当のストレス解消は、そのストレスととことん向き合う事しか無い!!」と結論が出たのは、雪が激しくなって公園の花壇に積り始めた頃でした。
また、最後の質問に「あなたは、バーンアウトしそうですか?」「生涯、ケアマネージャーの仕事を続けたいですか?」の二つがありました。
もちろん、私は、ケアマネージメントの仕事で燃え尽きる事は無いので、「NO」と答え、次の質問には、「自分が要介護者になっても、介護を受ける身で、ケアマネージャーへ伝える役割を果たしたい」と答えました。形は変わっても、自分を求めてくれる環境は自分で作り上げたいと思っています。
今朝、M君に「ねえ、最後の質問はどう答えた?」と気になって聞き出しました。
M君も「私はバーンアウトはしません」と答えたそうです。
この回答には、社長として、直属の管理者として一安心です(^^)V
また、相談業務は続けていきたいと将来を見据えた回答をしたとの事。
この職種は生まれてやっと10歳。
まだまだ、各自が無理解な中で、孤軍奮闘している仲間も多く、疲れ果てて、諦めてしまう事の無い様に、私には何が出来るのかを考えますし、今回のお話も、私の経験や考えが少しでも悩める人の解決のお手伝いになれば・・・と言う気持ちでお受けしたものでした。
撮影前にお渡し頂いた質問事項に答えるべき、自分の仕事を改めて振り返る事ができ、ライト付きの撮影に参加できたこの体験は、少しだけ低迷していた私の気分を上がらせてくれた貴重な出来事でした。