≪ 菜の花のお浸し ≫
今日から、世の中では新年度です。
昨日になって、介護保険課のご担当者から人事移動のメールやお電話を頂いたり、改めて行政の動きでそれを感じたのですが、我が社でも今日から新人が二名入社しました。
介護職のうち、男性ヘルパーと女性のケアマネージャーが一人づつです。
中途入社が多い業種の中で、今年は珍しく4月1日付けでの入社になりましたので、いよいよ、 うちも世の中の会社らしくなってきたものだとも感じつつ、朝を迎えました。
お客様に喜んで頂く為に、当然ながら経営者はもちろん、現場を支えてくれる社員の力量は大変な影響力があります。
今年の一つの目標として、ヘルパーとしての技術アップの一つに、「調理」があります。
若い介護職の人たちは、もともと自宅での調理の体験が乏しい事もあり、恥ずかしながら、お客様からご指導頂きながら、献立を覚えている実態もあります。
皮肉な言い方をすれば、要介護認定を受けている方は、ヘルパーに何でもお任せ・・・・という事は自立支援の視点で言うと不適切であり、今までの体験をヘルパーを相手にお伝えして頂く事でまだまだ残っている能力を発揮して頂けるのでは無いかと思っています。
そうは言っても、調理もヘルパーの重要な業務の一つ。
調理実習の環境を作り、若手の指導に励もうと目論んでいるところに、「菜の花」の差し入れが♪
新鮮なつみたてを茹でた状態で頂いたので、半分は辛子とダシ醤油、もう半分はマヨネーズとダシ醤油で味を付けました。
20代のヘルパーに「菜の花のお浸しを食べた事ある?」と聞くと「いいえ」と答えたので、お昼に試食させる事にしました。
そんな若いヘルパーは昨日、「介護福祉士」の合格という朗報を運んでくれました。
もう一人、受験したママさんヘルパーも今朝になり合格の報告をしてくれ、本当に嬉しい春を迎える事になりました。
この二人には、受験を決めた時から、「目標は受験する事ではなく、合格してその資格を自分自身の仕事や人生に役立てる事!!」と励まし続けてきました。
仕事や、家庭の事を両立させながら試験に挑むのは大変な事です。
良く頑張ったね♪と心から褒めてあげたいです。おめでとう!!
私も、社員達の頑張りに励まされながら、改めて自身の仕事に向き合っていきたいと思わせてくれたこのところの出来事でした。