≪ 抽選会で大当たり ≫
8月24日と25日は有楽町国際フォーラムにて船井総合研究所の経営者の為の勉強会があり、
1日半、缶詰状態でした。
国際フォーラムの会場は、見た目は立派で芸術的?ですが、本当に、本当に使い勝手が悪く、会場へ辿り着くのに、いつも閉口してしまいます。
両日の講演会の会場はBの7階。
1000人収容できる会場へ向かうエスカレーターは何と一人の幅しか無く、移動時には長蛇の列。その割には人の踏み入れる事のできない空間が広く、世の建築家たちには、人の使い勝手よりも優先する基準があるらしいです。
ここを設計したアメリカの建築士もきっとそれなりのコンセプトがあったのだと思いますが、あの会場で大地震にあったら、私はきっと生き残れないと改めて確信してしまいました(‥;)
以前、バレエ(白鳥の湖)を観に行った際も、女子トイレが5室位しか無く、15分の休憩時間中だけでは列の最後の人は、用を足せなくて困っていました。
集客数と、トイレの数は比例するものと思っていた私には意外な発見でした。
おまけに、トイレの扉がどこも内開きであり、便器の正面に立つとドアが開きません。本当に怖い事です。何処の階のトイレでもドアの内側には擦り傷の跡が付いており、外観からは解らない不便さを物語っている様に感じました。
皆さ~ん、国際フォーラムのトイレで気分が悪くなっても、救出に手間がかかりますからご用心を。
さてさて、会場への不満はともかくとして、本題の講演会は誠に素晴らしいものでした。
それぞれの講師の方々はその道での成功者であり、多くの体験から素晴らしいお話を聞かせて下さったのですが、特に印象に残ったのが、①幼児教育の視点から「横峯吉文氏」、②障害者の雇用から学ぶ働く喜びについて語って下さった日本理化学工業の「大山康弘会長」そして、数年ぶりに経営のカリスマと言われている船井総合研究所の創業者である「船井幸雄最高顧問」の神の声・・・・・。
横峯氏はプロゴルファーの横峯さくらさんの伯父さまです。
鹿児島弁で語る子供の可能性と大人の責任は会場を笑いに包み、その反面「うんうん」と大きく頷く姿が目立ちました。
大山会長の静かな語りの中に感じる、温かなお人柄には、胸をうたれました。
知的障害者の雇用割合が7割を超しながら、前進し続けている企業の工夫はTVや雑誌でも良く取り上げられてご存知の方も多いと思います。
しかし、人様のお話を「生」で聴くのは、文章で情報を得るよりも説得力があります。
情熱的に熱く!熱く!語る方も迫力がありますが、大山会長のお話は、穏やかで優しく、偉そうな態度は一つもないのに、しみじみとお話の世界に引き込まれて行きました。偉くなる方は、真の謙遜が出来るのだとその姿を拝見して改めて学ばせて頂いた所です。
そして、どなたのお話も、私にとって大変な栄養剤になり、夏バテ気味だった私に渇を入れて頂けたと実感しています。
ところで、写真の方は、いつも「介護サービス経営研究会」で一緒に勉強を重ねている静岡の堀田社長さんで、何と講演会終了後の懇親会で、数百名から集まった名刺から一番初めに抽選で当たったのです。
プレゼントの中身は数冊の本。
特別賞に横峯氏の本も数冊プレゼントして下さった様ですが、「本より横峯さくらのサイン入りゴルフボールが良かった・・・・」とはゴルフ好きの社長さんのコメントでした。
それを言っちゃ~~~~ね。