≪ こころ磨き ≫
暮れに食あたりをしたが故に、大掃除が年越しになりました。
残念な環境でお正月を迎えたままでしたが、キッチンだけ磨いてみました。
そして、久しぶりに土鍋を出して、お得意の『一人鍋』を・・・・・。
汚れが落ち切って、綺麗になるのは気持ちの良いものです。
レンジ周りを磨いているうちに、気持ちが晴れてくる。この現象を心理学では行動療法として取り入れています。
色々な理由を付けて片づけを後回しにしているうちに、本当に片づけられない実態になってしまう。そして、自信喪失したり、自己嫌悪に陥ったりして、なお片づけられない・・・・と悪循環しているケースのカウンセリングに「ちょっとづつ療法」を良く使うと習った事があります。
一度に全部片付けようとしないで、部屋の一部、それをもっと細切れにして今日はシンクの中のグラスだけ、お皿だけ・・・・と本当に少しだけ綺麗にする事を何日かしていくと、綺麗な物に意識が行く様になり、片づけの量が増えるのだそうです。
この学習の後、私は自己暗示を掛けて、日曜日の午前にチョット、午後にチョット・・・と細切れ作戦を行っています。
それでも、綺麗になっていくスペースが出来ると、気分が良く、一度に全部行おうとして、くたびれ果てていた時期より、気楽に過ごせる様になりました。
隔週の水曜日の早朝会議では、先日初めて会議テーブルを皆が来る前に台拭きで磨きました。
いつもは、社員が拭いてくれるのですが、あえてやってみたのですが、気持ちが良かったです。
気持ちが良い状態で会議を迎えると、やはり活気が違います。
その反面、何か引っ掛かりがありながらの会議は上手くいきません。
最近、内外含め複数の会議で、全く異なる体験をしました。
でも結局は自分の気持ちの持ち方。
大らかで、豊かな人間像を目指し、自分を磨くつもりで、これからもう少し、お掃除に身を入れようと思う今日この頃です。