26日、深川歯科医師会主催の地域医療講演会の講師として、歯科医師会の先生方に介護現場の現状と、歯科医師との連携の実情につき、お話しをさせて頂く機会がありました。
今までは、先生方のお話を「伺う」立場しか経験していませんでしたが、今回はこちらが講師の立場。これは初体験です。
昨年から、外部からの講師依頼のお話を頂く様になりましたが、さすがにこの度は緊張が走りました。
この講演にあたり、ケアマネージャーへの歯科診療に対するアンケートに協力を頂き、そのまとめの作業や、区内高齢者の実態をレジュメにまとめたりと、先生方に失礼の無い様、私なりに気を使って準備はしたものの、90分はあっと言う間でした。
終われば、もっとお伝えしたい事があった様に感じ、終了後の懇親会でご質問に対し、補足はさせていたにも関らず、帰宅後も交感神経が活躍しっぱなし。
無事?終了した安心感と寝不足で、翌朝はいつもと同じ時間に起きても、頭が働きませんでした(・・);
ご縁を作って頂いたO先生に、お礼のメールをお送りしたところ、お返事には過分な評価と、古谷と知り合えた事を「宝」と迄書いて下さっていました。
その一行を読んだ私は、胸が一杯になると同時に、その期待を裏切らない仕事をしていこうと言う想いがみなぎりました。
会社の代表として、また、地域の医療・福祉関係者の皆様との調整役として、時には憎まれ役を担わないといけない場面が多々あります。
誰も発言しない会議の場で、腑に落ちない事を質問したり、提案をするのは相当なエネルギーが必要です。
O先生も、華奢な身体全身で厚い壁にぶつかり、変化を好まぬ組織を何とかしようと、相当ご尽力されていらっしゃるご様子。
メールの終わりには「その人らしい人生を送って頂く様、ご支援するのが私の信条」と記されてあり、改めて先生の想いを知る事ができました。
「大変だからこそ、遣り甲斐がある」とお互いに励まし合いながら、それぞれのフィールドでの戦いは続きます。
そして引き寄せの原則・・・・・面白い事に、この講演会の前後、私の担当する利用者の方2名から、訪問歯科のオファーがありました。
通常の会話の中で、その仕組みがある事をお伝えしていただけで、特に宣伝をした訳でも無いのですが・・・・・・・・・・。
歯科医師の皆様に、高齢者の生活実態と歯科医師に求める事をお伝えした事で、一人でも多くの先生が在宅に出向いて下さる、または興味を持って頂く事が出来たら、今回の私の役割は合格でしょうか?
しかし、講演に先駆け資料作成や予習する事で、私こそ良い勉強が出来、一番得をしたのではないかと感じている所です。感謝♪