狭い社長室の一角が、急に華やかになりました。
毎年、この時期は私を思い出して、お花をお送り下さる方がいらっしゃるのです。
そして、今年は思わぬ人からも・・・・・。
ずっと、以前、肩こりがひどいというスタッフに、「お誕生日にスペシャルな治療をしてあげる」と約束をし、先月それを実践。
お返しなんて、初めから期待をしていないのに、私の誕生日を覚えていてくれ、元気の出る色使いのフラワーケーキをプレゼントしてくれたのです。
返って気遣い、お金使いさせてしまったと思う反面、思いがけなかった分、とても嬉しく、その好意を有難く頂戴する事にしました♪
品物を頂いたり、感謝の言葉やそれに見合う報酬を頂く時の受け取り方によって、その人の豊かさが測れるそうです。
日本人は、謙遜の美徳や、奥ゆかしさという文化があり、素直に自分に対する対価を口にしない傾向があります。
また、仕事や、自分自身に自信が無いと、「こんな物を頂くなんて・・・」「そんなに大した事ではありません・・・」等、相手が下さると言っているのに、わざわざ自分の価値を下げる場面もある様です。
考えてみれば、欲しいと要求しても、相手がその価値を認めなければ頂けないのです。
お花一つにとっても、相手の方の想いが伝わってくるのものです。
数日で枯れてしまう花だからこそ、私のそばで綺麗に咲いているのを愛でる時間を愛おしいと思えるのでしょう。
さて、今年の誕生日のスペシャルプレゼントは、高脂血症の薬の追加・・・・・。
先生は、「自分の知り合いには、健康で長生きして欲しいので、厳しく処方します!!」と仰り、ついに気のせいだと思い込もうとしていた数値に対して、決断が出たのです。
薬局の経営者としては、その先生とのやり取りや、先生のお考えが良く伝わって来て、真剣に私の健康に対してのアドバイスをして下さっているのだと、心底感謝です。
一つ年齢を重ねる毎に、他人事だった事が我事になっていくのをしみじみ感じます。
自分を労わる事も忘れずに、来年のこの時期には、どんな独り言を言っているのか?
楽しみでもあり、少し不安でもあり・・・・。
皆さんの励ましをエネルギーに頑張る事に致します♪