≪歩いてリハビリ室へ≫
昨日から、リハビリはPTに付き添われてリハビリ室で行いました。
行きはピックアップ式の歩行器。帰りは一点杖。それもペットボトル二本(1000CC)をバッグに入れた物をぶら下げながら・・・・・。
「術後2日で1㎏を持って歩ける人はそうはいませんよ。それだけ筋力がしっかりしているんですね」と仰って下さいました。でももう無理はしないで下さいと、ホットコーヒーは先生が持って下さいました。
このセンターの自販機はとても親切。
小銭を入れる口も広く、数枚一度に入れられます。
そして、商品の出し口がお腹の当たりにあるので、屈まずに取り出す事ができます。
今まで、自販機での不自由を「仕方ない」と思っていましたが、このタイプは妊婦さんにも人気とか。そうですよね。肥満の人にも優しいかも知れません。
今、自由が効かない身となっては、一つ一つの優しい開発がとても嬉しいです。このタイプの自販機を作って下さった方はきっと想像力が豊かなのでしょう。
本当に感謝です。
ただ、シャバに帰ると、現実に直面し、ヒーヒー・フーフー言いながらそれなりの生活
を強いられるのですね。
バリアフリーとかユニバーサルデザインは随分普及していますが、まだまだ行き届いているとは言えません。願わくば、全ての物は人の為に作られている事が実感できる物作りをして欲しいと思います。
今朝は、朝食後の点滴の後、すぐにリハ室へ。
鏡で自信の姿を写しながら歩行器で数往復。そして階段の練習。
階段の踏込には体重の数倍からの力が必要で、まだ、お尻と大腿部に痛みが走ります。
でも、外側にかかる力は手術翌日は22、二日目が30、今日は42にまで順調に回復しています。目標値は70~80。退院時までどのくらい回復できるかが帰宅してからの勝負の分かれ目。今日はベッドに横になっている暇はありません。
リハ室から自室へ戻ると、素敵なプレゼントが届いていました♪
この度に関して言えば、手術の恐怖や、それなりの痛みでさえも、涙を見せる事はなかったものの、忙しい業務の合間をねってお花の調達をしてくれた皆の気持ちが嬉しくて、入院して初めて涙が出ちゃいました(;;)
本当にありがとう♪
お部屋の変更を決めて下さった看護総師長さんが、長持ちさせるには、氷をちょっと置いておくと良いかもね。とわざわざ持って来て下さいました。
さすがに、何十人の看護師さん達を束ねる人は詳細な事にも気を配れる方です。
会社を留守にする間、業務の心配をしないでいられるのも、皆さんが当たり前の仕事をきちんとして下さると思えるからで、本当にその状態を有難いと思います。
その事に励まされながら、今日一日できる事にしっかり向き合っていこうと強く感じています。