日本酒の十四代が好きです。置いてあるお店がなかなか無いので、ある時には嬉しくなります。
薬局経営者の研修会に参加した五反田の駅ビルの中に「焼酎バー」があり、帰りに一人で寄ってみました。
相変わらずのお一人様ですが、今はもう珍しくも何とも無い感じです。
豊富にある焼酎を好きに楽しめる様に、「飲み放題メニュー」が有りましたが、そこまで呑みたい訳ではないと思っていたら、十四代を発見!
当然、呑み放題のメニューとは別。ワンショットで1,600円だったかしら?
お高い・・・。
ストレートで注文したら、「特別のお水」が付いてきました。まろやかな軟水との事。
良いお酒を割る時に使うお水だそうで、本当にトロトロのお水。それだけでも美味しい!
1,600円もするので、チビチビと味わってみたものの、やっぱり焼酎のストレートはちょっとキツイ。
初体験の自己満足。やっぱり一四代は日本酒に限ります。
ツマミに取った明太子は塩が勝っていて、イマイチ。
期待していたんだけど・・・・・。
カウンターの横に陣取っていたおじ様三人衆は、仲良く揃ってお代わりの為にボトルが並んでいる場所へ移動します。
そして、「〇〇さんと呑めて嬉しいですよ」「いつでも声かけてよ」「でもウチの奥さんに許可が無いとダメなんですよね・・・」「うちなんか平気だよ」といいお歳をなさっているのに、情けない話が耳に入ってきます。
『あ~~~~一人って幸せ♪ お酒を呑むのに誰かの許可が無いと寄り道が出来ないなんて・・・・』と心の中でしみじみ思うのでした(負け惜しみでは有りません)
つかの間の幸せを味わったらしきおじ様達は、お会計もキッチリ割り勘にして店を後にしました。
逆に、女性一人で寂しく酒なんか呑んで・・・・とおじ様達には思われたかも知れません。
一人で行きたい場所に行く。声をかけて付き合ってくれる人も居る。(男女問わず)
どんな場面でも、それを選ぶのは私です。だから、選んだ時間は大事にしたいと思うのです。
一人の時も、二人の時も、大勢の時も。