やっぱり基本が大事
私が習っているピアノの譜面は、クラシックでも、ポピュラーでも聞き馴染んだ曲が多いのですが、アレンジがとても簡単にしてあります。
耳コピの得意な私は、メロディーを一度聞くと何となくそれらしく聞こえる様には音を出せてしまうのですが、実はこの得意技が、譜面に忠実に弾けない事に繋がります。
所謂「思い込み」と言うものです。
簡単な音符の組み合わせですが、勝手に音の長さを変化させる為に「また良子アレンジをしました」という事が今までにも何度もありました。
今回の曲も、「何だかリズムが取りにくい・・・・」と思っていたら、レッスンの時に先生が珍しく「メトロノーム」の機能を使って確認しやすくして下さいました。
そうしたら・・・・・本当にズレズレなのが判りました。
そして、今更ながらその日の帰りに「メトロノーム」を購入。
私のピアノは、電子ピアノですがシンプルで、色々なボタンが何もなく、メトロノームの機能も無かったのです。
色々な種類を見て、選んだのは木製の小さな物。振り子を一生懸命に振りながら確実にテンポを刻んでくれます。(デジタルも有りましたが、やっぱり振り子がステキ)
その振り子に合わせて練習したところ、効果てき面!!
次のレッスンでは先生に褒めて頂くことができたのです♪
自分のリズムで演奏するには百年早い!という事でしょう・・・・。
譜面はルールの塊。
その通りに鍵盤に指を合わせ、音の長さや大きさも指示通りに操作する事で曲が仕上がるのです。
リズムのルールは、感覚だけでは難しい事を今回改めて知りました。
何事も基本がしっかり身につけば応用が出来る・・・・。といつも話はしていますが、我事となると、客観的に気づける指針が無いと通り越してしまいます。
気付けるうちが花?華?
気付いて、修正を掛けられるチャンスがあれば、もう少し進歩するでしょうか?
それはピアノ以外にも期待したいものです。