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社長のご褒美


 ≪ 考え方 ≫


 ≪楽しい時間≫

9月21日(金)

全体ミーティングの日

この日はミーティングの1時間を作る為に事前に打ち合わせの為の時間も作ります。

どんな集まりでも、作り手とそれを受ける身では同じ1時間でも過ごし方が違ってきます。

どの部署でも暇な時間は無い筈ですが、あえて数人の時間を調整させて役割を担って、参加意識を高めて貰おうと、この取り組みを初めて数年が経ちます。

その成果は「レポート回収」が判りやすく、ミーティングに参加できなかった社員が1週間以内にビデをを観てレポートを提出するルールが守られる様になりました。

また、ビデオ係りは不参加者が観やすい様に工夫して撮影する意識を持ってくれたり、進行役では普段の業務では体験しない大勢の前で話をする、ちょっと緊張の体験をすることもできます。

昨日は新人の小川さん。

あえて一番苦手な役割に挑戦してくれました。本番は苦手と言いながらも、上手に判りやすく参加者へ伝えようとする姿が微笑ましかったですし、私としては「苦手だから挑戦する」という心意気が何よりも嬉しかった~~♪

ほんの小さな体験でも、本人にとっては初めての事。「この体験を普段の仕事に活かせそう?」との質問に「はい、頑張ります」と笑顔。

毎月メンバーが変わるこのミーティングの助っ人達に内容と時間配分を伝える為には、私がその前に準備を周到にする必要があります。

今月は決算報告をどれだけ、社員に判りやすく伝えられるか?をテーマに顧問税理士の先生にご相談しながら、小難しい会計用語を「普段の言葉」に置き換えて頂くお願いをしました。

また会社が売り上げたお金の配分を明確にすると共に、それを出来るだけ簡素化して判りやすい帳票にして頂きました。そのお蔭で何人かに確認したところ、「判りやすかった」「返却した資料の用語の解説だけでも欲しい」とまずまずの評判。あ~良かった。


会議で使用する参考資料の印刷、プロジェクター用に加工する準備等々、その報告ではたった20分程度の時間を作る為に費やす時間は少なくはありません。

しかし、これらに手を抜くと伝えたい事が不十分になる体験も多く持っています。

三角の図形にある様に、仕事を達成するには「知識・技術・行動・真意(想い)」が伴ってこそ上手くいくんだよね~と話をしていました。

全体ミーティングでは毎回、表現が違っても「想い」の部分、会社の理念に基づいた話をします。

現場では、知識を得る事、技術を向上させる事に着目が行きがちですが、その後に有らねばならない「行動」そしてその根底にある「なぜその行動が必要なのか」を見失う様子がうかがえます。

知識を得た事でお客様にどのように還元しているのかは「行動」でしか見えません。
技術も、相手の役にたってこそ向上の喜びがあるのでしょう。

根気強く、それを伝えるのが社長の役割です。

なにはともあれ、毎月の全体ミーティングを終了させると、ホッとします。

今週は、帰宅が夜中になって、夕ご飯は納豆ごはんやバナナと牛乳・・・・なんてヒモジイ食生活を送ったので、今夜だけはちょっと挽回♪

美味しいお魚と美味しいお酒で、ささやかな自分へのご褒美。

顔なじみになった店長さんは日本酒の「14代」を、封を切っているけれど良く冷えているものと、冷えは足り無いけれどこれから封を開けるものの二本をお持ちになり、を私に選択させてくれました。

何も言わなければ封を切った方を使い切ればよいものを、「新しい方が絶対美味しいですよ!」と言って、わざわざ新しい方を開けて下さいました。

本当に香りが良くて、とろけそうな口当たり♪   冷えてなくても十分に美味しい♪

何よりも、店長さんの心遣いが嬉しいでは有りませんか。

人が感動するのは、実はこんなちょっとした気配りなんですね。

この気配りが「次もまた行きたくなる店」に育っていくのでしょう。

沢山仕事をした週末に、決算内容を含め良い報告が出来た事、新人社員の意気込みと、美味しい14代で沢山ご褒美を頂いた気分でした♪

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2012年09月23日 19:35に投稿されたエントリーのページです。

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