貴重な体験
10月13日(土曜)
昭和大学でのシンポジウムに参加。
「地域連携における薬剤師への期待」というテーマを頂き、短い時間の中で何とかエッセンスだけはお伝え出来たかしらん?と思っています。
5月に薬学部の学生さんの実習をお引き受けしたご縁で、今回のお声掛けがありました。
私の他には岐阜県からお越しの東濃中央クリニックの大林先生、東京都薬剤師会の大木先生
昭和大学からは薬学部から峯村先生、倉田先生と、皆様その道でご活躍の先生方です。
大木先生は、千田のガソリンスタンドの大木様のご親戚との事。本当に世間は狭いです。
そして座長の村山先生はもと寿康会病院で薬局長をお勤めになっていた方です。
お二方とも江東区になじみがあり、そんな話題で少し和やかにお話ができたようでした。
自称、真っ当な仕事をしていたからこそ、こんな形でご縁が繋がったと感じています。
さて、今更背伸びをしたところで、私には私の持論と実践をお伝えする以外にないので、前日までジタバタしていたものの、電車に乗っている間のシュミレーションと控室で他の先生の講演内容を伺い、胆が据わりました。
理論は他の先生には太刀打ちできないと思い、前もって用意した利用者さんの回復具合の動画を先に観て頂くことに作戦変更。
これは成功!
会場の皆さんの反応が良く伝わってきました。専門職が連携し、それ以上、その前にご本人やご家族の強い意志があれば90歳位になってもこんなに元気になるっていう事がお解り頂けた様でした。
画像の公表にご賛同下さったM様とご家族様、S様とご主人様、本当にありがとうございました。
実習生を受け入れて下さったご家庭の皆さんもそうでしたが、幾つになっても、ご自身が誰かの役にたてる事が嬉しいと言って下さいました。
医療を志す皆さんに、幸せな事例をお見せできた事は何よりでしたが、実は私自身への励ましでもありました。
骨折、手術後にご自宅に戻られた際にはやせ細り痛々しい姿だったM様が、リハビリを続け4か月後にはすっかりお元気になり、ボールを片足づつ蹴るまでに回復。その画像を観た時には胸が一杯になったものです。
「あ~~~私って本当に良い仕事をしているんだ」と自画自賛。
もちろん、直接的に関わっているらくらく本舗の先生の功績ですが、関わる皆の好意と熱意がこの結果を作ったのだと思うと、とても嬉しい。
だからこそ続けて行く価値があると思うのです。
人様の情けが年々身に沁みます。
ほんの少しでも気にかけて下さるだけで、本当に嬉しい。
今回の体験で、また私の中に感謝の気持ちが湧き、その体験を誰かの為に役立てたいと強く思います。
準備の為に色々な意見を伝えてくれたケアマネージャー達、薬局長、檜貝さん、そして他のスタッフにも心から感謝します。有難う♪