11月22日 15時
高島屋のお歳暮コーナーで、一時間待ち。
あと、94番目。
こんな事なら、読みかけの本でも持ってくれば良かった。
お中元やお歳暮の季節の時だけ受け付けコーナーが作られますが、案内される窓口によって、スムーズに済む時と、話がなかなか通じない時と、当たりバズれが極端です。
それに、近距離で会話をするので、タバコの臭いがする男性、口臭が気になる女性が相手だと最悪です(^^;;
未だに老舗百貨店はサービス業の最たるものだと思っているからでしょうか?
気持ちよくお買い物ができないと、とてもストレスです。
体臭や口臭は気になってもなかなか、相手に伝えにくいものです。
自分自身も、もしかしたらどなたかに不愉快な思いをさせているかも知れません。
アッ!!
さっき日本酒のコーナーで、山田の大吟醸を試飲したのです😓🍶
人の事ばかり気にせず、待ち時間にガムを噛んで、爽やかにお世話にならないと……。
17時30分
わたくしだけで無く、老舗百貨店だからこそ期待を裏切られると怒りに変わる方がいらっしゃるのですね。その思いが爆発している場面に遭遇。
綺麗にセットされた白髪のご婦人(80歳位?)が男女二人の売り場スタッフに、喝を入れておられました。
「お客様に対する態度では無い!!」と言う言葉が飛んできて、思わず足を止めてしまいました。
それは、わたくしも他人事では無いからで、このご婦人は何に憤慨されていて、百貨店としてどんな対応を取るのか?事の次第を知りたくて、近くの商品を見ながら、耳だけは会話の方を向いていました。
結局、詳細は不明だったものの、恐縮して、傾聴するクレーム対応の王道を貫き、最後の方では、一緒にかしこまっている店員さんの人数もふえていました。
その光景は、さながら円陣を組んで行われているミーティングの様でした。
最後の最後、ご婦人が「うるさいお婆さんでごめんなさいね。でも貴方たちに解って欲しかったのよ。頑張っておやりなさいね」とこれまた訓示の様に話を閉めて、さっそうと売り場を後になさいました。
腹を立てられるのは期待されているからこそ。
コンビニのアルバイトさんがモタモタしたり、お釣りを投げ捨てる様に渡しても、わたくしは腹を立てません。
ヒロ薬品の面々も、お客様に厳しい事を言って頂きながら成長させて頂いているのです。
事なかれ主義で、無関心を装う人が増えている中、このご婦人の姿は何とも頼もしく、凛としていて素敵でした。
理不尽な事を理不尽だとハッキリ伝えないと理不尽な事をしてしまう人には解らないのです。
今のわたくしはまだまだ発展の途中なので、出来る限り「ご機嫌」な態度を取って友好関係を作る事を心がけています。この方法は味方が増えます。
ただし、全てこの方法が良いとは限らず、今日のご婦人の様な荒療治が有効になる場面もある事でしょう。
その使い分けが上手く出来る様になるには、まだまだ修行が必要です。