11月30日(日)
午後から公開討論会に参加してきました。
タイトルは「我がまちの防災に一言」
〜私がすること、地域ですること、行政がすること〜
これは昭和大学江東豊洲病院の医療ソーシャルワーカーのKさんからのお誘いでした。
地域の自治体(町会)とが作っている「災害協力隊」の活動やアンケート調査の報告の後に参加者とのパネルディスカッション。
パネリストの中には行政の方もいらっしゃいました。
防災課長です。
質問コーナーになると、沢山の意見と共に様々な質問が飛び交います。
3・11の体験、直近では長野の災害を他人事では無いというエネルギーか伝わってきます。
江東区の現状と課題について立場の異なる方々が不安の解消の為に、真剣に言葉を繋ぎます。
今日の防災課長の回答では、地震による津波の影響は少ないのだとか。
途中、「要介護者、要支援者、認知症の方々へのサポートについて、ケアマネージャーの立場から意見を頂きたいのですが。」と突然わたくしにマイクかやってきました。
進行の具合、時計を見ながら4分が与えられ、
とっさにお話をしましたが、日頃から何かにつけても、疑問を持ちつつ、自身の考えをまとめておく必要性を感じました。
実は、わたくしにマイクが回ってきたのは、その前の発言者が長かったから(ーー;)
「それから、それから、次に……」と幾つの要望や
質問があるのか?
会場から失笑が起きる寸前でした。
公開討論ならではの熱い思いです。
参加者の多くは、見るからに壮年、高齢者。
自治体も、防災協力隊のメンバーも高齢化での悩みは共通しています。
どこでも人材不足。
しかし、今日の収穫は、どんな事が、あるとしても、基本は『自助』である事‼
自分で自分の命を救う事が出来なければ、誰も助けられないのです。
これは災害に限らずです。
この会がおわり、ピアノのレッスンに向かいましたが、
今練習中の曲は、旋律を師匠がお弾きになるので、音を濁らせないペダル操作か大事です。
わたくしが伴奏をきちんと奏でる事が、師匠の旋律を引き立たせる事になるのです。
まずは、自分の役割をキッチリ果たす事。
これが共通する宿題になったのでした。