« 年末のご挨拶 | メイン | 知識と知恵 »

リコールのお話


12月3日(水曜日)

日産からリコールのお知らせが届きました。

内容は『エンジンの燃料供給レールに取り付けている燃料圧力センサの締付けが悪く、燃料圧力センサの取付け部のねじを伝って燃料が漏れるおそれがあります。』というもの。

身分証明書にしか使っていないゴールド免許の持ち主でもこの文書に危機感は持ちます!

早速現場のスタッフに点検の必要性を伝え、午前中の送迎業務を終えた帰りに営業所に向かってもらう事にしました。

幸い何事も無く、不安は解消したものの、燃料圧力センサーの締め付けをちゃんとしないまま、世の中に出てしまう事が、とても怖いと思います。

反対に、いち早く危険を知らしめてくれた事に感謝すべきか?

どんなに精密な技術が機械化されても、最後には人間の目や耳の様に五感を使いながら、完成品とするのが表に出ない仕事なのだと聞いた事があります。

わたくし達の仕事でもヒヤリハットを報告するだけで無く、何故その事がおきたのかを分析して、再発防止策を立てる事が大事だと伝えています。

車の燃料タンクからガソリンが漏れたらどんな事が起きるのか?

事故や事件を聞くと、何故?どうして?と不思議に思う事が沢山あります。

手順を守ること、約束を守ること、嘘をつかない事、良心を持つ事…。

子供の時に親や、周りの大人達が教えてくれた事なのですが(ーー;)

中島みゆきさんが作った歌詞の中に「思い出してごらん、五つの頃を〜」というフレーズが聞こえてきた夜でした。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://hiroyakkyoku.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/380

About

2014年12月03日 22:45に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「年末のご挨拶」です。

次の投稿は「知識と知恵」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35