1月11日(日曜日)
島村楽器が開催するピアノコンクールを聴きに行って来ました。
幼児のグループから大人迄、予選を勝ち抜いての本選ですので、皆さんの意気込みが伝わってくる素敵な演奏ばかりで、ただただ「凄い…」と感心するのみ👏
ゲスト演奏者は、佐藤卓史氏。
東京芸大を首席で卒業されたピアニストで、「ショパンのラ・カンパネラをあれだけのスピードで弾ける人は、あまり居ない」と岡本師匠も絶賛💖
夕方のわたくし自身のレッスンで、師匠とコンクールのお話で盛り上がりました^ ^
「子どもって凄い能力と適応する力がある」「指導者の伝え方で音楽は全く変わってくる」と熱っぽく語っていらっしゃいました♬
ちなみに、ショパンの有名な曲の一つである『小犬のワルツ』はショパンの奥様が飼っていた愛犬「マルキ」がクルクル走り回る様を優雅に表現したものだと言う事を今日初めて知りました♪
今日聴いたピアノの様に、テクニックは追いつかなかも知れないけれど、想像力だけは歳を重ねた分だけ達者です(*^^*)
「想いを音に乗せる」と言う師匠の教えを信じて、今日から新しい課題曲に取り組み始めました♬
師匠と言えば、時々「どうしようかな?」とつぶやく事があります。
音楽の話をする時は、とても毅然としてハンサムになるのですが、「どうしようかな?」と仰る時は何だか可愛らしくなるので、コッソリそのギャップを楽しんでいたところ、最近、自分でもその言葉を使ってるいる事に気付いて、吹き出してしまいました。
レッスンの後、その話をしたところ「僕は優柔不断なんです」と仰ったので「定食のメニューは悩みますか」と伺ったらそれは悩まないそうです。
この部分は一緒^_^
「古谷さんが悩むのはどういう時ですか」と聞かれたので「重要な案件の決定はさすがに悩みます」と申し上げたところ、「僕も相手に影響がある事は悩みます。古谷さんに合う指番号は、僕が弾く指番号と違うんです。古谷さんならどう指が運べるかを決めるときは悩んでるんですよ」と話して下さいました。
この短い会話の中からも、師匠の師匠たる考えが伝わって来ます。
仕事に真摯である事。相手の身になって自分が考えて答えを出す。
相手を否定せず、柔軟な考えで望む事に責任を持って下さる。
そして普段はそんな事を恩義せがましく言わない。
そんな姿が、多くのレッスン生に人気がある理由なのだと思います。
今日のコンクールをきっかけに、色々な話ができた楽しく貴重な一日でした✨