2月4日(水曜日)
10年前に担当をさせて頂いていたお宅に久しぶりにお伺いしました。
90歳のお母様を看取ってから10年。
ご自身も少し体力が落ちて、ご家族が心配されてお声がかかりました。
自分の家のように勝手知ったる間取りと、見覚えのあるお風呂場です。
医療は専門医に委ねるのに、生活の支援になると多くの方が「まだ大丈夫」と仰います。
医療は、自分や家族で施せない事。
毎日繰り返される食事やトイレやお風呂の事は幼い頃から身についている動作の為、それが人の手を借りなければならない事を受け止めにくいのだと言われています。
医療費は負担するけれど、自分の家のお風呂に入るのに、お金を払って知らない人に裸を見られてたまるか⁉️と言う感覚なのですね。
どんなに立派なお宅でも、人間側に変化が起きるので、次第に使い勝手が悪くなってきます。
そんな時、最低限の道具や建具の変更で意外に何とかなるもので、今日はその事を確認に伺った次第です。
『あ〜、この感覚久しぶり』と物事を運ぶ楽しさを実感しました(*^^*)
誰もが家族が弱っていく姿は見たくないものです。その切なさを受け止める役割を果たすのも仕事の大事な部分です。
でも、どんなに悲惨な現場にも必ずユーモアを存在させることができます。
この自論は揺るぎません。
「大変なのよ!」とボヤく奥様も今日は良く笑っておられました。
わたくしは人が笑う様子が大好きです。
そうそう、例の税務署騒動は、色々あって統括官が起こしになりました。
もう、思い出し怒りも通り越して、お電話の段階で大笑いしてしまいました。
今回の件で、統括官自ら職員に向けて緊急研修をなさるとの事。
キチンとした立場の方は仕事が早いという事は税務署に於いても例外では有りませんでした。
確定申告でごった返す前に、少しでも今回の事から学んで頂き、納税者に親切な対応をして頂ければ、声を上げた甲斐があると言うものです✨