2月16日(月曜日)
日本ならではの技術や、職人技を紹介するテレビ番組が好きです。
わざわざでは無くて、何となくチャンネルサーフィンをしている時に出会うと、いつも感動しながら、すごくお得な気分になります。
お正月には、マグロ船で戦う大間の漁師を追ったドキュメンタリーを3時間も見入っていました。
日本人ならではの技術を紹介している番組「和風総本家」も好きです。
地方の工場で黙々と作られている商品。それを見知らぬ外国で重宝がられている。その事を、お互いに番組を通して知る場面を見ると、単純に『すごい‼️』と感心してしまいます。
ある時日本製の小形のノミをヨーロッパの楽器職人が使っている事を知りました。
バイオリンの修正に、日本製の道具が大きな役割を担っていたのには、ビックリしました。
その小さなノミは、木目込み人形を作る時に欲しいと言われて、開発したものだそうです。
「あったらいいな」とは小林製薬のキャッチコピーですが、人の役に立つ物や情報を提供するには、まず相手が何を望んでいるのかを知らないと始まりません。
日本人の器用さ、実直さ、仕事に対する誠実な技が世の中の生活や文化を支えているのは日本人として誇りに思います。
ただし、形になりにくい人によるサービスは、どういう事で評価を得るのでしょうか?
何を喜びとして仕事と向き合っているのでしょうか?
相談業務も職人技と言ってもらえる様になったら大したものです(^^)/
午後、江東区保健福祉計画・介護保険事業計画推進会議に出席しました。
今年度最後の会議です。
これまで議論?して何とか生み出した計画を区長へ報告し、正式に事業を進めるという「儀式」でした。
「儀式」の為今日は1時間も経たずに終了。
福祉部長や各課長達とご挨拶を交わしながら、「これからですね」とお互いにエールを送りました。
この推進会議の委員の任期は3年間で、残り2年間は計画の進捗を確認する為の会議になりますが、2年間の間、ウチも含め介護事業者がどれだけ生き残っていかれるか?本当に深刻な時代を迎えています。
議長の橋本先生が、「江東区らしさとは?」と行政に質問を投げかけました。
その問いに「地域の人々が生きがいを持って暮らせる街づくり」とお答えになりました。
生きている甲斐・・・・。人それぞれに違うものでしょうが、どんなに些細な事であっても、自分の中にそれを見出して欲しいと思います。見つけられる感性を育てて欲しいと思います。
松下幸之助さんが「電球を磨いているのではなく、電球の下に暮らす人々の幸せを磨いていると思いなさい」と職人さんを励ました様に、自分の感性を信じ、「感性」の球をキュッキュッと磨いていって欲しいと願います。
それは、わたくし自身の努力目標でもあります。