3月3日(火曜日)
今日は桃の節句です~~✿✿✿~~
昨日の薬学部5年生の講習中にいくつかの「ことわざ」を使いました。
しかし、意味が解る人、解らない人で、これまた通じるのに一苦労(・・;)
NHKの連ドラ「マッサン」でことわざブームが訪れているらしいのですが、若い方にはまだまだの様ですし、なにせことわざの数は測りきれないですから、知らなくても仕方がありません。
作家の五木寛之さんは著書『杖のことば』で「ことわざとは言葉が杖の形に変化して倒れそうな人間を支えるもの」記していらっしゃいます。
本文の中には「・・連載する原稿に行き詰まったとき、アイデアがわかずに困ったときなど自らに<継続は力なり!そうだ継続は力なりか!!>と声をかけた」といった『ことわざに救われた体験』をお示しになっています。
ことわざが通じない前に、カタカナ用語を日本語に変換する際にも、ズレが生じています。
たとえば、昨日学生さん達に「アセスメントによって・・・・・」と伝えた際に「アセスメントって日本語で言うとなんだっけ?」と質問したら「評価」と口を揃えて回答してくれたのですが、介護保険上、介護職が使うアセスメントは「課題分析」と漢字4文字になります。
情報収集し、分析して見出した課題に優先順位をつける。そのプロセスまでをアセスメントと言われていますが、情報収集しただけでアセスメントが済んだと勘違いしている人も多くいます。
そのため、ウチのケアマネージャーには、アセスメントと言う言葉を使わず、課題分析と日本語で報告する楼に指導しています。
評価の為には情報収集をしなければなりませんし、課題分析した後には必ず評価が必要です。
どちらも内容には大きな差異が無いのですが、言葉の定義に微妙に異なる部分があるのを知っておく必要があることを教えられました💬💬
カタカナ用語が日常的に使われるのはともかく、それぞれの理解による曖昧な仕事が進められるのは、とても困ります(・・;)
その点、日本語、漢字は意味合いが明確で助かります🎵
ことわざも使い様では効果がありますが、解らない人に言っても、「馬の耳に念仏?」「のれんに腕押し?」
薬剤師の卵ちゃんでありながら、風邪を長引かせて「薬は飲まないで自力で治します」と頑張っていた人に「馬鹿と鋏は使い様」のもじりで「馬鹿と薬は使い様」と言ってあげました。
誤解をされない様に一生懸命に説明をしたのですが、どうやら余りいいアドバイスにはならなかったかも知れません・・・・・。
でも、でも「目は口ほどに物を言い」「以心伝心」や「阿吽の呼吸」でとにかく少しでも通じてくれれば「終わり良ければ全て良し」になるとおもうのですが・・・^^;
あ~~~書けば書くほどドツボにはまってきます(-_-;)
あげく「墓穴を掘る」ことになっているので、今夜はこれで終しまいで~~す😅