3月30日(月曜日)
障がい者の方が多く働く工場では、「わかりやすく、安全」な管理が第一です。
使った道具は、番号を揃えてしまう位置を解りやすくしています。
広い作業所で、今日は何処で、何が行われているという事をボードで示しています。
位置関係と自分の持ち場がすぐに分かる工夫です。
作業の一つ一つがテプラで作成されています。
管理者はこれを丁寧に貼り付け、今日の作業を明確にしています。
レンタルから戻ったお布団は綺麗に洗われて、打ち直しをしてから新しい布にくるまれます。
阪神の震災や、広島の水害の時には、あるだけ提供されたそうです。人助けの極みです。
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先週金曜日、浜松に出向いた先で全てコーディネートして下さったのが「薬局若手経営者の会」のお仲間の一人で、薬局の他に病院やホテルのリネン関係、布団類のレンタルやメンテナンスを大きく手掛けている会社の「恒ちゃん」でした。
恒ちゃん・・・なんて気軽に呼んでいましたが、工場見学をさせて頂いたところ、「恐れ入りました!」と恐縮するや、ビックリするわ!
テレビで製造業の裏側を見る事がありますが、それを生で見学させて頂いた訳です。
この工場は、単純作業が多いので、障がい者の方々の雇用に適しているのだそうです。
黙々と決められた工程を時間の限り行って下さるのだそうです。
ただし、変化に対しての順応は苦手で、また整理整頓を頭の中で組み立てる事も不得意な事もある為、色や番号など、ごく単純な決め事で物品の整理ができる仕組みが作られています。
外国人も多いので、日本語が読めなくても理解できる様に、色々な事が考えられて実践されています。
この様な取り組みやお仕事の内容を見させて頂くと、いかに普段の自分の仕事に甘えがあるかを教えられます。
都田建設様のお取組みも、恒ちゃんの会社(レンテック株式会社)も、社会に必要とされている事を誇りに思って取り組んでおられます。素晴らしい事です。
衣食住と一口に言いますが、各地で起こった災害時には、毛布やお布団の供給が急務だったそうです。走れるだけの車を用意し、積めるだけ積んで、困っている人々の元へ届けたそうです。
いつもニコニコと、場のムードを盛り立てて下さる恒ちゃんですが、地元でこんなにスーパーなお仕事をなさっていたとは・・・・・。
そんな恒ちゃんが、経営者仲間のお食事に予約を入れて下さっていたのが「鰻ずくし」でした。
先般、三島に出向いた時にも鰻三昧での御もてなしを受け、幸せな時間を過しましたが、今回はまた違ったメニューで、大変珍しい「鰻の刺身」を味わう事が出来ました。
かれこれ、長く生きてきましたが、鰻のお刺身は初体験でした。
同席の皆さんも同じでした(^^)
この調理方法は「特許」だそうです。どうりでほかのお店で頂けないはずです。
食感は『フグ』に似ています。噛むとジンワリと甘くとても美味しかったです♪
さて・・・・・一日半という短い時間なのに、本当に充実した時を過ごすことが出来ました。
この学びを感動で終わらせない為にも、早いうちに実践に繋げられる事に取り組む必要があります。
アイデアをアイデアで終わらせない!!
この教えを大切に肝に銘じたいと思います。
あ~~鰻の肝煮も美味でした♥