4月23日(木曜日)
先日、外部の会議で様々な意見が飛び散らかった際、議長のわたくしが怒り出すのではないかと周囲の方が心配して下さいました。
怒ると言うより、挑発に乗ったらいけないと、自分の心の舵取りで精一杯だった訳です。
今日、長くお付き合い下さっている方が、『近所を通ったから……』と立ち寄って様子を見に来て下さいました。
会議の翌日には、忘れたハンカチ一枚の為にわざわざ届けて下さったNさん、髪留めをお貸ししたら、イブサンローランの素敵なハンカチを添えてお返しに来て下さったTさん、皆さん何も余計な事を語らずに優しく接して下さいます。
落ち込む暇が無いのが救いとも言えますが、仲間に支えられている事は確かな事です。
5月号の「あっとほ〜む⭐️たいむす」の記事で薬剤師のアンケートを掲載する為に原稿を書いていました。
その中に、『自分が患者だったらどんな薬剤師と関わりたいですか?』という項目があり、それに対して「相手の身になって考えられる人」「人の心が分かる人」とありました。
薬剤師としては確かな専門的知識を持つのは当たり前で、その上で何を大事にするかと言うと、結局『人柄』なんだと言うことが解りました。
だとすれば、その姿を理想とすれば良い訳です。
そして近くに理想の人がいれば、その人の姿と言動を真似れば早く理想の姿に近づけるのです。
幸いな事にわたくしの周囲には、配慮に満ちた方々が沢山いらっしゃいます。
髪留めがブランドのハンカチに化けた様に、小さな親切が豊かな思いやりに育っていく「心のわらしべ長者」プロジェクトを今夜発足させます💖