7月22日(水曜日)
『ササやん』とは都バスの運転手の笹本さんの事で、わたくしが勝手に付けたあだ名です。
ササやんは、とても感じのよい運転手さんで、もちろん運転も慎重で、底床バスをちゃんと底床にして乗降を楽に、安全にサポートして下さる、数少ない運転手さんのお一人です。
アナウンスの滑舌も良く、何言っちやってるのか分からないグジュグジュのアナウンスの人とは雲泥の差です。
ササやんがどういうシフトかは分かりませんが、こうして忘れた頃に、期待していない時に遭遇すると、すごくラッキー感があります💖
同様に感じている隠れファンがきっと他にもいらっしゃると思います。
夕方の薬局で、久しぶりにお客様とガチのお話をさせて頂くチャンスがありました。
病気の事、お薬の事、生活の事、色んな事が混ざって質問がグルグルしているご様子。
目があって、微笑んで、わたくしがその後のお話のお相手を承りました。
「相談出来る所が見つかって、本当に良かったです」とお帰りになる時のお顔は、不安と疑心感のお顔から、綺麗な笑顔に変わっていました。
でも、私しか出来ない対応なら、ガッカリさせるのは時間の問題です。
スキルの違いはあっても、困っている事、不安な事の解決の為に私達が努力をしなければ、この仕事をしている意味がありません。
その事をその場に居たスタッフに伝え、『新しい総合事業』の説明会第二弾に出向きました。
朝はわたくしがササやんに励まされ、夕方は初対面の患者様を励まし、正に人の営みは持ちつ持たれつ、そして仕事人としての責任を新たに感じたのでした。