8月21日(金曜日)
本来ならば、今日の午後は全体MTGのはずでした。
交代で夏休みを取っている事も含め、あまりにも『ビデオ参加者』が多いため、急きょ来週に変更しました。
全体MTGの日は午前中に各部署からの協力委員との打ち合わせを行います。
この打ち合わせをする事で1時間のMTGの出来が違ってきます。
参加者意識を高める、また交代でその役割を担うので、その日のメンバーの組み合わせが同じである可能性が低く、部門を超えた関係創りの場にもなっています。
何よりも、社長が何を思って全体MTGの内容を決めているのか、今日の成果をどうイメージしているのかを直接説明できるのが狙いです。
事前MTGを終えると、本番用の原稿を書き足したり、資料をまとめたりします。
よって当日はあっと言う間に時間が過ぎます。
ですから、来週に変更した事で、ちょっと溜まっていた宿題が片付くというラッキーな日でもありました。
午後は、扇橋のお部屋にあった介護用ベッドを新店舗に移動。
これは以前納めて下さったキヨタさんが改めてお二人で分解し、運び、また組み立てをして下さいました。
介護職の研修用にと置いてあったベッドですが、なかなか活用されないまま、物置と化してしましたが、数年経って陽の目が当たりました。
だんだん、店のイメージが形になってきています。
シャッターを開け始めたので、バスをお待ちの方々が覗いて下さいます。
さて、扇橋のお部屋で運び出しの立会いの後、新店舗に戻る道で、『初めてのコワい体験』をしました。
杖代わりになっているカートを右に構え歩みを進めていると、向こうから大柄の外国人が近づいてきました。
元々右寄りに歩いていたので、更にすれ違う際に右に寄ったところ、その方がピタッと目の前に立ちふさがりました。
これ以上右には寄れないので、顔を上げたところ、「ヒ・ダ・リ!!」と声を掛けてきました。
『あ~~外国の方だから歩行者は右優先という事をご存じないのね…』と思ってニコッと笑いながら「右ね♪」とお伝えしたら、スンゴイ怖い顔で「ヒ・ダ~・リ!!!」と声を大きくし、睨んでいます。
アクセントがドイツ語の「イッヒリーベディッヒ」を思い浮かばせる様な強い感じです。
冗談ではない雰囲気なので、真昼間ながらも何かが起きてはいけない!と思い、この際持って生まれた正直さを貫き通すという面倒な態度を捨て去り、「アッ 左ね・・・」と横に身を外すと、その方は勝ち誇った様に真っ直ぐに歩いて行かれたのでした^^;
片側が広く空いているのに、人の目の前に仁王立ちし、微動だにしないのって長年生きて来て、初めての体験です。
一体彼は日本の何処で『keep left』を教わったのでしょうか???
あの意志の強さ、頑なさは何に由来しているのでしょうか??
もしかしたら『願掛け』でもしているのかも知れません。
大事な人の健康回復とか、心配事の解決の為に、絶対に「ヒ・ダ~~・リ」を貫く事を決めていたとか・・・・。
それにしても、コワかった・・・・・。
ただ、コワい体験をそれだけで終わらせないのが嫌~な性格のうちの一つ。
『ヒ・ダ~~・リ!!』は当分の間わたくしの周りでの流行語になります。
あ~~そうそう「イッヒ・リーベ・ディッヒ」は英語でいう「I Love You」の事だったんですね。
意味を知らずに語られたら、何だか叱られている気になりそうなイントネーションです(-"-)
まあ、心配しなくても語られないですけど・・・・・。