8月25日(火曜日)
午前中一杯、経営会議。
決算の数字が決定し、顧問の先生から詳細に内容の説明を受けました。
数字から何が読み取れるのか?
社長として何を知りたがっているのか?
ヒロ薬品の運営に役立つ数字の分解とは?
顧問の先生は、こんなことを気に掛けて下さり、丁寧に並んでいる数字の成り立ちをご説明下さいます。
辛抱強く、また恥ずかしがらずに「それはどうして?」とか「肌感覚で言うと、その数字は近いと思います」「何だか外れている感じがするけど・・・」なんて言う事が言える様になって、そのコメントを受けてまた先生が数字の根拠を見つけに行って下さいます。
仕分けの科目を変更しただけで、一見数字が暴れている様にも感じても、冷静に説明を伺うと、だいたい納得が出来ます。
決算書は社長の評価表、成績簿です。
お蔭様で、今年も無事に銀行への報告が出来ます(*^^)v
午後、行政が開催する地域密着型サービスの運営委員会へ出席。
この会議では、認知症グループホームの連絡会の代表であるSさんが活発なご意見や要望を発表なさいます。
今日一番に盛り上がったのは『小規模多機能型居宅介護』の実績のバランスについてです。
同じエリアで利用者の登録率が36%と82%の事業所があるのはどうしてか?という素朴な疑問に関しては、いくつかの意見が出ましたが、具体的な回答は得られませんでした。
次年度より、小規模の通所介護事業所が「地域密着型サービス」に移行される事でまた色々な変化を求められます。
弊社の「すまーと」も移行グループに入ります。
お隣の席のSさんは「古谷さん、大変ですね」と案じて下さいましたが「その前に総合事業の話を進めていかないといけないので、まだ地域密着の話まで追いついていませんヨ・・・」「とお返事しました。
「新しい総合事業」の取り組みについては、いよいよ明日の夜に決定事項が行政から説明されます。
O課長とA係長はこの日の為に随分ご苦労があったとお察しします。
そのご苦労には、実はわたくしを陣頭に介護事業者連絡会の訪問と通所の部会で「言いたい放題」させて頂いた事も重なっています。
数回の意見交換会で話し合った事がどんな決定に結びついたのか?
参加される事業所の皆様にご理解頂けるのか?
関わった者としても、事業所の運営者としても、とても大きな関心があります。
どんな決定であっても、A係長には真っ直ぐ前をお向きになって、毅然とお話しして欲しいと願います。行政が不安なお顔をしていると、事業所はもっと不安になりますから。
今日の会議の終了後、「何が何だか解らないうちに会議が終わっちゃいました。質問しようとしてもタイミングが解らなくて・・・・」と委員のお一人が声をかけてこられました。
「一度手を上げて、何でも良いので声を出してみると宜しいですよ」とお答えしたら、次々と質問や感想が溢れ、廊下で10分くらいお話する事になりました。
熱心に、色々な事に問題意識をお持ちでも、なかなか表現できない方がいらっしゃるのだと、この方から学びました。
もっと、『素人感覚』の発言がしやすい空気を作らないと、委員の発言バランスが不均等なまま進んでいきそうです。
限られた時間で、多くの意見を集約するのはとても大変ですが、少し工夫を凝らせば、もっと有効な意見が上がってくるのではないかと感じました。
そして、このところ、いつも傍聴にお越しになる方の姿が見えず、橋本先生は慎重に行政担当者に確認をしておられました。
もっと区民の方々に行政の活動に興味を持って、感心を寄せて頂く、その事が自分たちの生活を守っていく事、良い環境を作っていく事に繋がっていると、解って欲しいと思います。
あら????
契約率が低いのは、小規模多機能のメリットが十分に伝わっていないから・・・・・という一つの仮説に似ています。
わたくしは、自分の法人を通して、また連絡会の活動を通して、もっと地域の方々にこれらの事をお伝えしていかないといけないのかも知れません。
やっぱり「すまいる♥くらぶ」を作って良かった♪
と、『たったひとりの焼酎蔵』をひとり呑みしながらシミジミ思うのでした✨