9月9日(水曜日) 台風です^^;
もはや、マイナンバーのセミナーは色々なところで開催されています。
労務の先生や、会計の先生方からも資料を頂きますが、何と言っても一つ一つの説明が無いと進んでいきません。
今日は以前からお誘いを受けていた人気のセミナーにやっと行ってきました。
以前申し込んだ時には膝の具合がどうにもならない位に悪かったので、人ごみに出向く事が出来ず、ご辞退していたのでした。
今日は台風の影響が心配されましたが、会場内は多くの方々で一杯でした。
秋葉原の会場は行った事があるので、迷う心配はないと思っていたにも関わらず、地下鉄の出口を一つ変えただけでグルッっと大回りする事になりました。
都会のビル群は魔物です(-"-)
間近に見えているのに、たどり着かない・・・・・・。
そして大きなビルは、入館してからも会場が遠い・・・・(-"-)
やっとたどり着いて係りの方が席に案内をして下さいましたが、端っこに座っているオジサンが足を引っ込めて下さらないので席に着けません・・・・・^^;
(亡き船井幸雄氏が『人相を良くして未来を開く』という記事をお書きになっていました。意地悪な方はお顔の相がヨロシクないのだそうです。確かにこのオジサンも・・・・)
他の空席にご案内頂き、今度は若いお兄さんがちゃんと入りやすい様に足をずらして下さいました。
『良かったヨ~~~。やっぱ若い人はイイね~~~』とちびまるこちゃんのセリフの様に心で呟きながら小難しいお話に集中し始めました。
さて・・・・・聞けば聞くほど、このシステムの管理は大事です。
講師の先生は「ご担当者」という言葉をお使いになっていましたが、ウチの場合は全てわたくしが実務を担います。
だれか適任者を選定するにしても、大元の責任は代表が取る事になります。
そうであれば、自分でした方が楽・・・という考えが浮かんできます。
誰もが通らなければならない道ではありますが、この仕組みを国民全てに理解してもらう手段は何処にあるのか?
行政窓口の方々は修羅場を覚悟した方が良いと思います。
例えば住民票の住所に書留で送られてくる「通知カード」
高齢者だけの世帯にはどうサポートできるのでしょうか?
予め所定の手続きを取れば送り先を変えられるそうですが、それは誰が手続きする事ができるのでしょうか?
今日は資料の解説だけで質問の時間がありませんでしたが、実務を担うものとして、また高齢者の支援を業とする事業所としても、知らなければならない事が沢山あるという確認ができたのが収穫の一つでした。
DVを受けて身元を隠している人や路上生活者にはどんな措置が取られるのでしょうか?
数年前「Time」という映画で25歳までしか生きられない、その後は寿命(時間)を労働で買うしかないと言った物語を見たことを思い出しました。
25歳になった瞬間から、左腕に埋め込まれた時計が余命時間を示す。
皮膚にタイマーが映って、限りなく00:00に近づく時の絶望感が怖かったです。
残りの時間があと少しになったらひたすら労働をして時間をチャージして生き延びる、または誰かの余命(時間)を分けてもらう・・・・なんていう話だったと思います。
マイナンバーはICチップ入りのカードに切り替える事が出来るそうですが、携帯カードではなく、将来的に身体に埋め込まれる事もありうるのではないかと思ってしまいます。
心臓病の方にペースメーカーで治療する。
関節が痛んだらインプラントで活動を取り戻せる。
コンタクトレンズ型の血糖測定器・・・・etc.
これだけ生身の身体に異物を加えても大丈夫な医療の発展があれば、マイクロチップの埋め込みも可能ではないでしょうか。
埋め込んだチップに情報を読み込ませる方法も、賢い人達は既に考えているのだと思います。
何だか、SFっぽい話ですが、30年以上前に読んだ星新一さんのショートショートの内容が現実的になっているのをみると、可笑しな話ではないと思います。
今年中に「通知カード」を届けきる事ができるか?とスタートの時点で既に課題山積の様ですが、
マイナンバー制度の行方は果てしなく広がりを持っている事だけは事実です。