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2015年10月 アーカイブ

2015年10月01日

元を知る事

♡最近の赤い羽根は「針」でなくシールで貼るタイプになっていました♡
♥洋服にシールは始末が大変。そこでカートのハンドルに張り付けちゃいました♥

♪~~~

10月1日(木曜日)

通勤の途中、ボーイスカウトの子供たちと指導者が『赤い羽根募金』の呼びかけをしていました。

そうそう、10月1日はその日だった・・・と思いながら、数年前の姪との会話を思い出しました。

姪のRも小学生の頃、同じ活動をしていて、神奈川の大型スーパーの前で募金を呼び掛けていたそうです。

何グループかに分かれて、誰の箱に一番お金が入るかを子供ながらに競争したらしいのですが・・・
以下、車の中での二人の会話^^;

「Rちゃんの箱はどうだったの?」

「他の子の箱の方が多かった」

「残念だったね・・・・」

「ウウン・・・別に私のお金じゃないから・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・(-_-;) 」


この時、募金の意味が伝わっていないのだなぁと感じたものでした。

そして、社員が会社全体の売上額を意識するより、自分の銀行口座に振り込まれるお金の方に興味があるのと一緒です^^;

これは致し方がないですね。


今朝、初めのグループをスルーして、二組目のグループの場所の信号が変わったばかりだったので、信号待ちの間に、久しぶりに募金をしてみました。


「ご苦労様ね」と言いながら100円玉を入れようとしても、箱をぶら下げた子供は固まって、一言も話さない、箱の向きも変えない・・・・。そばに付き添っていらっしゃった熟年女性が「ありがとうございます」とお礼を言って下さいましたが、きっとこの子供たちは姪と同様、なぜ10月1日に駅前やスーパーの前で「お願いします」と知らない人たちに声を掛けるのか理解できずに、立たされているのではないかと思うのです。

そして、やっと振り絞って出した声にも反応する大人たちは少なく、『やり甲斐』を持つ事なんて到底無理な話です。


さて、江東区内で集められる赤い羽根共同募金の金額はおおよそ1,500万円です。

街頭募金よりも、町会や自治体が家庭訪問して、半ば儀式の様に集めるものがほとんどだそうです。

そして集めた金額の8%がその団体に活動費として還元されます。(H26年度の情報)

歳末助け合いは約2,000万円ほどの様です。

全部で3,500万円をどの様に活用するのかを辿っていくと、対象者は限定され、申請により何点かの商品から1点選べる仕組みになっているとの事。

大人たちは子供たちに、どんな人にどんな形で集めた(労働した)お金が使われるのかを、堂々と伝えないといけないと思います。


18歳からの選挙権を巡って様々な議論があるところですが、お金を稼ぐという事、そのお金がどう動いていくのかを小さい頃から学ぶ事が、世の中に関心を持つきっかけになるのではないでしょうか?


通常の仕事をして、3,500万円を売り上げるのは並大抵の事ではありません。


その価値を皆が納得できる様な社会福祉にしていくには、やっぱり教育しかないと思います。


♪~~~


昨日夜間に行われた『区東部地域リハビリテーション連絡協議会幹事会』と長々しいネーミングの会議では、盛んにリハビリテーションの意味合いを議論していました。(当然ですが・・・・・)

どうしたら、有効なリハビリを提供できるのか?医師もセラピストも介護職も皆同じところで悩んでいます。

三島からの流れで参加したわたくしは、少しの疲労と風邪の名残の頭痛と格闘しながら席についていたので、名指しされるまでは発言を控えていましたが、本人と関係者がリハビリに対する明確な目標設定の基準を持たないまま、提供の在り方ばかりを探っているので、「達成」という評価が何時まで経っても出来ないであろうと思った次第です。

特に高齢者の慢性的な症状や緩やかな低下を防止する事は成果の実感は表現しにくいものです。


提供すべき事に論点が集中し、『何の為』→『元気な高齢者社会の実現』とあまりにも漠然とし、個人の個人たる目標を立てられない現実がある事、それは何が起因しているのか?

とグルグルと薄ら痛い頭の中で考えが回っていました。

総合事業にしても、リハビリテーションの新しい独自の取り組みにしても、結局は手探りの中でまずはやってみないと見直しも出来ません。

帰りの車の中で、「正論ばかり唱えたとしても、実際に動く人たちが動いてみないと解らないもの・・・・」と半ば肯定的な諦念の思いでおりました。


それにしてもうちのデイサービスのネーミングはイイです。

SMART・・・・目標が明確であるか?達成の価値があるか?達成が可能か?それは何時までに出来そうか?評価期間を時間や数字で表せるか?


こんな意味合いがあるのを伝えているものの、思い入れが強いのは命名した社長くらいしかいないのも寂しい事ですが事実です・・・・・。


NHKの連続テレビ小説が新しいシリーズになりました。

その主人公の『あさちゃん』の口癖は「何でどす?」です。

小さな頃からいつも「?」を大事にして口に出しては叱られます。

でもその「?????」が世に大きな変化を生み出す源になっているのは間違いありません。


意味合いを探る事。

何故?どうして?と疑問を持つ事。

感心を持つ事。これはこの頃社員にいつも投げ掛けている言葉です。

赤い羽根募金は誰の為に、なぜ子供たちがそれを担っているのか?ボーイスカウト・ガールスカウトの子供たちの振る舞いに関心を寄せる。そして大人たちが声に応える。


こんな小さな事から子供たちに「やり甲斐」や「達成感」の体験をしてもらうのも悪くはないと感じた朝でした。

2015年10月02日

変化を恐れない

10月2日(金曜日)


先日の勉強会の資料の最終ページにダーウィンの進化論が引用されていました。

『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでは無い。

唯一生き残るのは、変化できる者である。』


昨日、若手行政マンから、『区民の方宛てのご案内文を作成したので、見て欲しい』とわたくし宛てに一通の文章が預けられました。

既に完成した文章でしたが、改めて手渡しされた意図を察してみれば……コレを見たら何らかのコメント下さい……みたいなエネルギーを感じたので、お電話で、少し会話をしました。

そして、結局は案内文は誰の為に、何の為に作るのかしらね?と言う、そもそも論で共感🍀


限りあるスペースに、どれだけの情報を盛り込めば効果的なのか?

その見せ方はどうすべきなのか?

若くて、とても頑張り屋のその方は、『次のチャンスにはもっと自分なりのアイデアを活かして納得のいくものを作りたい」と前向きでした。

こんなに仕事を熱く語る若い人との会話は久しぶりでしたので、何だか嬉しくなりました。


どんな組織でも今までのやり方を変える事、タイミングには慎重になります。

ただ本当に慎重からくるセーブなのか、変わらない方が面倒がないから変えないのか。後者であると、現場の空気や担当者のモチベーション低下に大きな影響を与えることになりかねません。

昨日、子供にお金の流れを大人が伝えるべきと記しましたが、お給料を頂く立派な社会人になったのなら、理不尽な仕事の流れや意味とトコトン向き合い、自分なりの答えを導き出して欲しいとも思います。

理不尽だと思うと、居てもたっても居られないのが若さです。


懸念すべきは、理不尽イコール当たり前と言う感情に落ち着いてしまう事。

ただ、今の彼は『そうあってはならない、変わらなくてはいけない』と.とても一生懸命に考えているのでしょう。


だから「僕が作ったんです」と数回コメントを繰り返して案内文に想いを託し、ウチの社員に預けたのでしょう。


地域包括ケアシステムのキーワードの一つは、他職種連携。
行政も、事業者も区民の皆様のお役に立つ仕事をしてこその連携です。

人は変化を受け止めるだけても大変なのに、自ら変化を起こす行動者は強いエネルギーの持ち主である為に周囲とぶつかる事もあるでしょう。

それでも意味があると思える仕事に取り組みたい‼️という挑戦者に対しては、立場や役割が異なっても、社会人の先輩として、僅かながらでも応援したいと思った出来事でした。

2015年10月05日

ゼネリック?・・・・・のお話^^;

小春ちゃん・・・・・・地域の人気ネコです。子供もOKなマルチネコちゃんです♪


10月5日(月曜日)

月初の業務を片付け、慌てないうちに銀行の用事も済ませ、余裕があると思っていたのに、あっと言う間に一日が過ぎます。

秋晴れの日中は外周りの仕事にも楽しみがあります。

何処からともなく金木犀の香りが漂って来たりすると、思わず足を止め、花木の有りかを探してしまいます。

都会の真ん中でも季節を感じる事が出来るのは嬉しい事です。


さて、先週、三島に行った時に入ったお店で、面白い会話を耳にしました。

「ねえ、あたしのこの薬ゼネリッック?」

「今はさア、インターネットで調べればすぐに分かるんだよ」

「横浜じゃさア、ジェネリックにしなさいって書類が届いてるよ。そんでさア、医者に書類見せて言ったんだよ。ジェネリックってどんなもんですかって。そしたらさア、医者が言うには、そんなの品質に保証が無いからダメだって言うんだよね」

「それはさア、ホラ、医者とメーカーがさア、ホラ、くっついんでんじゃないの?そういう事じゃないの?」

「そんな事言う医者はさア、ダメじゃない。だって国がさア、どんどん進めてるんだから」

「でもね、あたしメーカー品っていうの?昔からの、それがイイっていつも言ってんの。お金もネ、あんまり変わんないみたいだからさ」

「ねエ、あたしのこれ、高脂血症の薬なんだけど・・・・ゼネリック??」

「今はさア、何でも聞けば教えてくれるよ。薬局の人に聞けばいいよ。」

「そうそう、薬剤師の人たちの方が薬の事、良く知ってるわよ」

「今度、あたしも聞いてみよう。あたしの薬、ゼネリックですか?って」


この方々の会話を笑わないで聞くのは本当に難儀でした^^;

聞き耳を立てなくても、聞こえてくる堂々とした会話は高齢者グループの特徴の一つでもあります。

どうやら、横浜在住のご友人たちが三島に遊びに来ていた様です。

遊び先でも、健康の事、お薬の事が話の中心になるのですね。

想像するに、年齢は70代後半。

女性3名と男性1名。

インターネットの話をなさっていたのが男性です。

すぐ調べられるよ・・・・と言っていてもスマホで調べる事はしないのもこの年代の方々です。

若い人だったら、すぐにスマホで検索を掛けるでしょう。


でも、みんなが自分が言いたい事を次々言いながら、人の話は聞いていない雰囲気は、もの凄く力強く、逞しく感じました。

ゼネリック(ジェネリック)であるか否か?ゼネリック(ジェネリック)にした方が良いのか否か?

こんな会話が盛んにされているのを政府が知ったら、シメシメ・・・と思うでしょう。


と、言う事は、薬局側の対応として、もっとゼネリック(ジェネリック)のお話を整理しながら、そのメリットを伝え、不安や懸念があればその解消に努めなければいけないと思った訳です。


別のお店でのお隣の会話も、薬の事でした。
(登場人物・・・・大学もしくは専門学校の管理者 男性二名)

皮膚炎で処方された薬が効かず、医師ではなく薬剤師に相談したら、何人もの薬剤師が集まってきて、皆が症状を良く観て、聴いてくれ、『これがイイ』と販売してくれたものを使ってみたら二日で良くなった。感動しましたよ。 何だか薬の事は医者より薬剤師の方が良くしってるみたい・・・・。   というお話。


「そんなに良く効くクスリって大丈夫なんですかね?」

「うん、そんなに長く使いっ放しじゃないから平気みたい」

「抗ヒスタミン剤とか入ってたら、やめた方がイイですよ。ウチのカミさんはね、薬の名前を言わないで、娘と成分名で話してルンですよね。」


ウ~ン・・・・・

何となく複雑な思いでしたが、旅先の通りすがりの方の会話に入り込む訳にはいかず、ただ音として聞こえていた事にしましたが、やっぱり専門職が専門職の力量を発揮してこそ国民の健康を支える事が出来るのだと、心の中でしみじみ思うのでした。


こんな雑文を書いていた所に、大村先生のノーベル賞受賞のニュース✨

16年前に先立たれた奥様に一番初めに心の中で報告をなさったとコメントされているのを拝見して、感動しました。


ストックホルムに生身の奥様はお連れになれなくても、きっと先生のお側には何時も奥様がご一緒なのでしょうね。

薬の選択を含め、自分の健康は自分で守る義務と権利があります。

先生方が気の遠くなる様な研究を続けて下さったお陰で、わたくし達には沢山の選択肢があるという幸せを改めて思い出させて頂いたニュースでした。

2015年10月06日

定期面談の季節

10月6日(火曜日)


午前中、所要で大手町に出向きました。

用事を済ませ、ランチに入ったお店で『ホッとした』一コマ。

カウンターの横にいたお客様が注文した食事を、若いスタッフの方が運んできた時に「〇〇の定食でございます」と言ってお盆を置いたのです。

あれっ?  〇〇になります・・・・って言わなかった。と思った訳です。

コーヒーを頼んだら「こちらコーヒーになります」という人達があまりにも多いので、そろそろ気持ちの悪い言葉使いに降参しようと思っていた為、今日の店員さんの声掛けには逆に驚かされました。

支払いをする時に1万円を預けると「1万円からお預かりします」と言われ内心「1万円を渡したのはワ・タ・シ!」と突っ込みたくなるのも同じ気持ち悪さです。


先般、Pianoのお仲間と食事をした時に、国文科だったその方も同じ不愉快さを感じていた事が解りました。
何時もとても和かで、笑顔の絶えない方ですが、その話の時にはとても残念そうな、厳しい表情になったのが印象的でした。
そして、言葉の行方を共に案じたのでした。

今日の若い方は、お店側の指導なのか、個人のスキルなのかは不明ですが、場所柄外国人も多く立ち寄るお店ですので、まずは正しい日本語を使い続けて頂きたいと思った一コマでした。


10月は社員面談の季節です。

今回は、管理者とわたくしの面談を先に行う事にいたしました。

今日は午後に二名。

ヤッパリ、この作戦は良かったと思いました。

今日の面談では目標を明確にする事と、達成の為の具体策の評価をしやすくする為に何ができるかを引き出す事。何よりも自分で掲げた言葉の意味合いを明確にする。そしてそれを社員に共有させる為に何をすべきか?という事に話を集中させました。


面談の前には、わたくし自身も予習をします。

提出した目標シートを読み込み、文言の意図をくみ取る。

くみ取った事が本人の意思と等しいか?この事を面談で確認を行ってきます。


そして、その目標にふさわしい日常の業務の在り方を探ります。


枠組みの中に文字を埋めるのは、何とか埋めてきますが、文字に起こした事と、行動計画が一致していない場合、あるいは具体的計画が立てられていない事もまだまだ多く見受けられます。

また、社員や、管理者と話しながら、自分自身で沢山の事に気付く場面を貰っている様な気がします。

いち早く、課題に取り組むこと、懸念材料を取り払う為の実践をする事。

これを地道に行う事が、何よりも大事だと思わせてくれるのが面談のメリットでもあります。


全員の面談を終えるのはまだ先になりますが、一人一人と向き合える時間を楽しみに、大事にして行かねば……と思うのです。


2015年10月07日

挨拶運動♪

10月7日(水曜日)


管理者面談二日目。


自身の目標もさながら、面談の内容で多いのが『職場環境の整備』『良い雰囲気にしたい』などです。

物理的な環境整備は、適正な予算の中で解決できますが、『雰囲気』は物だけでは解決できません。

ほとんどが人がかもし出すものだからです。


人と人の関係創りの基本は何と言っても挨拶です。

『積極的に挨拶をする』という具体策は『積極的』の定義を決めないとなりません。

その前に、現状は?

おはようございます→→→おはようございます・・・と答える人

→→→応えない人Or応えられない人

電話中? 接客中? 考え中? 

ではそれが一区切りついたら、顔を見て「おはようございます」を返しましょう。


あ~~~~~~(-"-)


これって、幼稚園生か、小学校低学年のレベル・・・・・・・。

教室の壁に「元気であいさつ」「笑顔であいさつ」なんていう張り紙があったのを思い出しました。

なぜ、元気な声で、笑顔であいさつをした方が良いのか?


理屈が解らずとも、出来ていないのなら、改めて挨拶のルールを決めて実践する事意外にありません。

ルールにする事は遺憾なのですが仕方ありません・・・・・。


以下、社員同士の挨拶バージョン

① おはようございます

② お疲れ様です。

③ 行ってらっしゃいませ。

④ 行って参ります。

⑤ ただ今戻りました。

⑥ お帰りなさいませ。

⑥ お先に失礼いたします。

⑦ お疲れ様でした。気を付けて。


こんな7つの言葉を掛け合いましょう♪  と約束をしました。

そして今月末にはお互いを評価して、「出来ている」「出来ていない」を見ていく事にしました。

“ちゃんとした挨拶”とはどんな言葉なのか、7つの場面と言葉を決めて、実践し、それをルーティンにしてほしい訳です。


色々な講師の方や経営者の成功事例を伺うと、挨拶が上手くなるだけで、業績が上がる!!と仰います。

自分が発した挨拶に返事がなかった時の不愉快さ、ガッカリさは一度ならずとも体験をしているのではないでしょうか。


以前、自宅マンションのエレベーターで見かけない男性が乗っていらしたので、「おはようございます」と挨拶をしても相手は黙っていて気まずい思いをした事がありました。

『どこかで見たお顔・・・・・』と思っていたら、胸に議員バッジが・・・・・。

『選挙の時だけイイ顔するけど、人のマンションに来て、住民の挨拶を無視するのはケシカラン!!』と、この人には絶対投票しない事を心に決めた瞬間でもありました。

感じの良い挨拶が交わせないと、人には悪感情が発生するのです。
ベトッとした黒い粘りの様な感情が心のどこかに貼りつく。

爽やかでいたい自分の感情を汚される思いがある。

一度嫌な思いをすると、同じ思いを避ける為に行動はしぼんでいきます。


無視によって通りすがりの人にさえ、この様な悪感情を持つ訳ですから、毎日顔を合わせている人たちへの影響は大きいと思います。


小さなことからコツコツと・・・・・。西川師匠のお言葉をそのままお借りして、うちでも今更ながら取り組んでいく事を決めた日でした。


2015年10月08日

街に灯を✨


“すまいる♥くらぶ” に点灯~~~♪


10月8日(木曜日)


先週末、ようやく看板にスポットライトに灯りが点きました。

諸事情重なっての遅れでしたが、正直やっと・・・・・と言う感想です。

日が暮れるのが早くなり、終業時間には外は真っ暗。

バスを待つ方々は携帯をみる場所として最適になったのではないでしょうか?

夜、バスや車で通る際に、灯りのない看板を眺めると、何となく手抜きしている様な感じがしたのですが、やっと上下・左右の赤い看板が明るく照らされ、ホッとしています。


地域の店舗がシャッターを下ろしたまま、すっかりこの辺りも寂しいエリアになりました。

震災の後には看板の電気も控え、街全体が暗かった事を思うと、随分変化していますが、改めて新しい看板を上げ、灯を灯せる事を幸せに思います。

今までは事業所の所在をお伝えする時に、ゲーム屋さんの黄色い看板を目印にして頂いていましたが、これからは『赤い看板』で通せます(*^^*)


2015年10月09日

励ましの言葉

10月9日(金曜日)


今日送信されてきたメルマガの中のヒット。

≪どんな環境でも成果を出し続ける人の7つの習慣≫

成果を出せる人は... → 最初に「効果」を求める
成果を出せる人は... → 結果が見えるまで深掘りする
成果を出せる人は... → 自分が変わろうとする
成果を出せる人は... → 自分の武器で戦おうとする
成果を出せる人は... → 「平均値」を上げようとする
成果を出せる人は... → センターピンを見極めて集中する
成果を出せる人は... → 「何のためにするのか?(why)」から考える


一日の始まりに、色々な人からのメルマガを読ませて頂いています。

流し読みで終わる事もあれば、消去せずに読み返すものもあります。

丁度、社員面談の時期でもあり、今日の記事は大いに参考になりました。


そして、セミナーのご案内のタイトルが 『正しい「言葉」を使えば、組織がイキイキと動き出す!』

まさに、先日ウチで発令させた『挨拶運動』も同じです。

正しい挨拶の在り方を実践すれば、組織がイキイキする。やっぱりそう言われているのです。

注意深く、相手の事をおもんばかれる自分でいようとすると、次第に心が育っていきます。

柔らかなフワフワな心でいると、少しばかりの行き違いや衝突があっても緩衝されます。


80代の女性で、、周りから見ると「大変そう」と思える出来事も「起きたものは仕方がありません。できる事しかいたしません」といつも笑顔でお話される方がいらっしゃいます。

わたくしはその方とお話できる時間がとても楽しくてなりません。

心の在り方=物事の考え方(捉え方)なのだと、その方のお話を伺いながらいつも感心させられるのです。

偉いな~~~~と思わずつぶやくのですが、考えグセを矯正するのは容易な事ではありません。

その為、周囲の方々の言葉も、メルマガでも自分の励みになる言葉を見つけては、良い方、良い方と心を定めていく事が習慣にしている様に思います。


高みを目指していると、なかなか乗り越えられない状況に陥ったり、やめたくなる事もありますが、ふと、自分が思っている事、考えている事と重なる言葉を見つけると勇気づけられます。

2015年10月14日

優しい訪問者

10月13日(火曜日)

午前中、興和創薬の若き営業マンと薬局長、ケアマネージャーを交えての情報交換の時間を設けました。

多くの製薬メーカーは開発に時間とお金を掛け、発売に至ったら営業先は医療機関と薬局まで。

本当の困りごとを解決するには、現場に近づかないと・・・・。と思って下さってのお声かけでした。


真面目なお話をした後、先般この場で書いた「ゼネリック」の話題になりました。

「社長の文章は面白過ぎて、電車の中では読めないんですよ。笑いを我慢していると、変な人に見えますから・・・」と言われました。

この話を持ち出したのには、訳があります。


高齢者が集まった時の話題、感心を寄せている事は?

その興味のある事を題材にすまいる♥くらぶの内覧会のプチ講演会にしたいと思っての事なのです。

『セネリック』をどの様に説明するか?この事だけでも相当に伝え様があります。

時々、若い方々とお話をさせて頂くと、何をして行ったら良いのかこちら側がヒントを頂く事があります。


その後、旅行の話から、お二人とも滋賀県の出身という話題になりました。

京都の側、琵琶湖というイメージくらいしか浮かばなかったところ、滋賀は滋賀でも京都 寄りの者は愛知寄りを馬鹿にする・・・・なんてどうでもいい話になりました(笑)


少し前に病みごもりをしていた身を案じて下さりながら、私が興味のなさそうな顔と反応をしていると、「社長の全盛期にはもう少しですかね?」とチョイチョイ突っ込みを入れてきます。

「なんか、今日は絡みにくいわね・・・・というか全然絡まないよね」
「全盛期って、何が全盛なのか良く解らないんだけど・・・」と白けた反応で切り返すと、「社長~~~」と大げさにひっくり返ってガッカリした顔をする。

その姿の方が面白くて、笑っちゃいました。

果たして、今日のN君はわたくしを元気づける為に、どうでもいい話と一人突っ込み、一人コケの連続芸を見せてくれたのかしら?と夕暮れ時になってフツフツと優しさを感じています。

自分自身だって、幼子に寝込みを襲われて、目の上に青あざを作っていたのに・・・・。


午後、10年前に出産退職したAさんが久しぶりに遊びに来て下さいました。

10年のうちに三人のお子さんを出産したそうです。

それでも再開の瞬間「全然変わってないね~~~!!」と声が出たほど、人懐こく愛くるしい雰囲気は昔のままでした。

時間があるならば、少し手伝って欲しいと電話をして、今日時間を作って来てくれたのでした。

数名の社員とは懐かしいご対面。

10年離れて古巣に来て、顔なじみがいる事をとても喜んでくれました。

これも彼女が当時良い仕事をしてくれたお蔭の再会です。


自分が居た会社が発展している、そこに残って会社を支えている仲間がいる。それを喜んでくれる人がいてくれる。

何だか、とても嬉しい時間でした。

やり続けると、この様なご褒美を頂けるのですね。


そして、今夜最後の優しい訪問者は……。


事業者連絡会の定例会議を終え、いつものメンバーと何時ものお店で、ご機嫌な時間を過ごして解散。

我が家に着いたら、探しても探しても鍵がありません。


あ〜〜、会社におき忘れた……と思いつつ、どうにもならず、鍵の救急車なるサイトを調べて即電話。

住所を伝えたら到着まで30分〜40分かかるとの事。

もはやすがる以外に道なし。


30分の間、最短距離のカラオケルームで待機。


「到着しました」の電話で速攻自宅に戻り、身元確認の上、鍵の開け方の確認。


ドアスコープを壊しての作業らしいのですが、既に真夜中の出来事。

ここは、なすがままです(-。-;


角部屋と言うことで、用心の為に鍵は二つ付けています。

よって、成功報酬ですが、二箇所の鍵開けで43,200円。

二つ開かなければお部屋に入れないので、選択肢は有りません

見事な専門技術を間近に眺めながら、玄関扉が開いた時には『びっくりぽん』でしたが、本当に助かりました。

長い一日でした。


鍵の管理も改めて考え直さないといけないと思った秋の夜でした(ーー;)


医療の進歩

10月14日(水曜日)


午前中、整形外科受診。

膝の注射の成果は大きなものです。

行きたい所に行き、したい事をする。

とんでもない事を望まない限りは、生活に不自由はなくなりました。ありがたい事です。


ただし、大病院での課題は待ち時間。

診察時間は予約ですがそれでも20~30分は待ちます。

診察室に滞在する時間は5分くらい?

そして終了後の会計を済ますのに時間がかかります。


最近、携帯電話料金と一緒に引き落としにできるシステムが開発されているそうです。

このシステムが出来れば待ち時間は大きく減る事でしょう。


今日の収穫♪


MRI検査は体内に金属が埋め込まれていると出来ない・・・という定説はもはや昔の話だという事が解りました。


最近のインプラントで使用する金属は、「MRI対応」になっているそうです。

わたくしは10歳の頃から10センチのプレートとそれを止めるボルトが数本埋まっている為、諸検査やしたい手術に制限があります。

適切な治療方法を決める為にも、検査は重要です。

ずっと気になっていた事を主治医に確認したところ、「MRI対応になっていない金属の部分は少し熱を持ちますが、検査は可能ですよ。いざという場合にはちゃんと検査が出来る筈です」と仰って下さいました。


思い込みは本当に危険です。

「わたしは〇〇だからもうダメ・・・・」

こんな思い込みで可能性を閉ざしている事が自分にもあったのです。

医学の進歩には計り知れないものがあります。

医薬品の開発も、検査技術や負担軽減の工夫。

患者にとってはとてもとてもありがたい事です。


ただ、自分にとって必要な情報をどう得るか?

何に困っていて、または不安を感じていてその解決にふさわしい情報を誰から得るか?

今の自分では聞きたい事を整理して、臆せずに聞くことが出来ます。

これが出来ない方々には、お手伝いが必要です。

今日の体験を通じて、改めて私どもが行っている仕事を通じて、お役に立てる事が出来ればいいなアと思った訳です。


2015年10月15日

内覧会の準備

10月15日(木曜日)

昨日の管理者会議に於いて、“すまいる♡くらぶ”の内覧会についてほぼ内容を確定しました。

そして、今日は案内状2パターンを作成。

案内状の作成などは大した事ではなさそうですが、会社の代表自らが作るとなると、それなりのこだわりが出てくるので、チャッチャとはいかないのです。

結局は自分で良い様に仕上げるのですが、一応メンバーに確認をとります。

「こうしたらイイでしょうか・・・・」「ここの部分、チョット言い回しを変えてみると・・・」と相当遠慮がちに意見をくれます。

社長にモノ申すのはやはり恐れ多いのでしょう。

でも、良い物を作るには、素直な意見がいるんですよね。

1枚のスペースを埋める材料をどうするか?

受け取って下さった方に伝えたい事は何か?

興味を持ってご覧頂くにはどうしたらいいか?


考えや要望を伝えるのは難しいと、色々な事から学びます。

相当はっきりした要望を伝えても、なぜか違う事が起きる。


あるお店で、生ビールを頼んだところ、ジョッキの2/3が泡だったそうで、「これ、チョッッと泡が多いですよね・・・・」と伝えたところ、若い女の子は「アッ!!スイマセン」と言って差し替えをしてくれました。でも恐るおそる持ってきた二度目のジョッキにもさっきとほとんど変化の無い2/3の泡が・・・・・・(-"-)

女の子は「やっぱりダメですよね・・・・」と目で物語っていたそうですが、『ホントにダメだこりゃ・・・』とあきらめて「もうコレでいいですよ!!」言って、溜息をつきながらそのビールを飲んだそうです。トホホの体験をしたお店に二度目のチャンスはありません。

2/3の泡を1/3もしくは1/4にする技術を教えていない店舗にも責任がありますが、お酒呑みの心境を学ばないと、そのお店は繁盛しないでしょう。


『損して得を取れ』の精神でいると、「あそこはサービスがイイよ」と噂を流してくれるものです。

“すまいる♡くらぶ”はバスの停留所の目の前なので、バスに乗っている方からは良く見えます。
当然、お待ちになっている方はチャンと覗いて下さっています。

商店街の方々にも「綺麗ですね」「素晴らしいですね」とお褒めを頂きます。

予算の事を含め、色々迷いましたが、結果綺麗に丁寧な店舗にして良かったと思っています。

あとは、接遇・関わり方次第。これが一番重要です。

「綺麗な事業所」から「綺麗で親切な事業所」「綺麗でタメになる事業所」「行って良かった事業所」にしていかなければいけません。

案内状に「知恵のたまり場」という表現を使いました。

福祉用具は道具ですが、使い方には知恵が必要です。
住環境の整備はもはや知恵比べになります。これが本当に面白いです♪


とかく知識や情報を得る事に集中しがちですが、それだけでなく、考えて絞り出した知恵を沢山集めて、ここにつどった方々がそれをお土産にお持ち帰り頂けるような場にして行かれればいいなアと思っています。

2015年10月19日

看取りについての勉強会

10月19日(月曜日)


『高齢者の豊かな生活空間開発に向けて』研究会に参加して参りました。

今日は在宅医療を通じて看取りのあり方について三名の講師のお話を伺う機会となりました。

一番目の先生は、「良い死に方、看取り方は、死ぬまでの時間の過ごし方」であると静かな語り口で、かつ熱くご講演下さいました。


次に高齢者住宅の運営の中から学べる事例を法人の理事がお話を始めて下さいました。

初めのご講演の内容が濃かった事もあり、二番手の講師はお話しにくそうでした。

まして、医師に挟まれての二番手です。

気がつくと最前列の方が、頭を垂れています。

講師は目の前ですが、堂々とした姿です。

手元のテキストにメモをとっていた瞬間、変な音がしたと思ったら、講師の声も止まりました。

?と思って前を見たら、何と頭を垂れていた方が、持ち込んでいた水筒をテーブルから落としてしまったのです。

しかも……
それを拾ってくださったのは講師(ーー;)


恥ずかしいけれど、眠いのはホントにシンドイです。
こんな事も有りますって。だって人間だもの。


水筒を自分の頭で落としちゃった方は、申し訳無いように、時々講師のお話に大きくうなずき、『起きてます』アピールをなさいますが、やっぱり相当眠いみたい。

眠っている間に講師はとても良いお話をなさっているのに、もったいないです。


そして三番目の先生のお話。

内容は、全て看取りに関する事。

前お二人がお話した事と重なる事もあり、やはり不利な状況でしたが、お見事な判断で、公演のスタイルを受講者とのやり取りをメインにし、終始活発に進められました。

『あ〜、この先生は本当に人を良くご存知なのだな〜』と感じました。


言葉の使い方、相手に対する配慮、一番頑張っている人の応援者を募る言動、作戦には頭が下がります。

最前列の方も、大きく反応し、大きくうなづいたり、時おり先生のユーモアたっぷりの表現に笑い声をあげていらっしゃいました。

確かにお話の内容や、先生のご方針には感銘を受けることばかり。


人様の公演を聴くのは内容もさることながら、その方法、言葉の表した方がとても参考になります。

わたくしも社員の前で話す時に、眠そうにしている人、実際にコックリとしている姿を見る事が少なく有りません。

こっちは随分核心に満ちた話をしていると思っていても、聞く方はその重要性よりも見に迫っている眠気との戦いに集中するものかも知れません。

今日も眠い人ゼロに出来なかった時には『しかたがない。だって私の声は癒し系だから』と以前タクシーの運転手さんに言われたセリフを思い出すことにしています。


もっと上手く伝えられる様に更なる勉強が必要だと感じた次第です。


2015年10月21日

「伝える」と「伝わる」の違いを学ぶ

10月21日(水曜日)


昨日、『社長の為の言葉力』というテーマの勉強会に参加して参りました。

日頃から、言葉についてのこだわりを表明していると自負していますが、時々自分自身の仕事の棚卸をしたり、人様の意見を聞いたりする事で、新たな意識が浮上します。

昨日の講師のお話は、初めて聞いて感動・・・・と言うよりは今まで悩みながら、試行錯誤しながら続けてきた事を全て肯定してくれた様な時間でした。

対象が「社長」「リーダー」と明確な事も良かったと思います。

立場によって言葉を使い分ける。この重要性を何度も講師はお話されていました。


言葉を発しないと、欲しい行動が得られない。

相手に伝わる言葉を選び、理解してくれた事を確認するのが大事。

業務上、「〇〇を伝えておいてね」という指示を良くしますが、これでは言葉だけが伝言されてしましい、その先の行動が揃わない・・・・という体験します。

「伝えました」ではなく「伝わりました」という報告を受ける事に決めました。

先週末から連日多くの方々と過ごす時間が続きました。

9月から低迷していたエネルギーが少しずつ充電されて、同時に膝の痛みでの行動制限も緩和され、行きたい所に行って、学びたい事を学べるというありがたい状況になっています。


学んだ事をどの様に実践に繋げるか?

これが社長の本業です。

昨日の講師は「社長業とはコミュニケーション業である」と明言なさっていました。

人の気持ちもメンテナンスしないと枯渇します。

時には、全く知らない人の中に入り込んで、素直な気持ちの交流をもって、潤いを与えてあげると言う事が必要だと感じた良い半日でした。

2015年10月22日

感動のレポート

10月22日(木曜日)

社内報である『あっとほ~む☆たいむす』を発行して以来約10年。

毎月欠かさずA4の両面に記事を盛り込むには、色々なアイデアやそれを形にできるスキルがないと出来ません。

それでも118回欠かさずに発行し続けてこられたのには、社員たちの協力があってこそです。

今年は、弊社の社員たちがどんな資格を持って仕事に就いているのかをお伝えするという企画を立て、順番に社員達からアンケート形式でレポートを受け取りました。

今年も残り少なくなり、11月号でこのシリーズも最終回です。

最終回に当たり、薬局の運営を支えて下さっている営業の皆様にアンケートをお願いいたしました。

①仕事の内容  ②その仕事を選んだ理由  ③仕事のやり甲斐 ④ヒロ薬品と関わって良かった事

この4点について6名の皆様からレポートが届きました。

営業の皆様にしてみれば得意先のアンケートに悪口を書くはずがないのですが・・・・・。

今更ながら、「へ~~、そういう経緯で今のお仕事に就いたんだ・・・・」とか「エッ そんな風に感じていてくれていたの?」などと大変興味深い文字が並んでいました。

何故か、メールでやり取りしたのは一人だけで、連日窓口にお越しになる方々には直筆で戻して頂く事になったのですが、この生の文字がまた人間味を表していて、素晴らしい!(^^)!

記事にまとめるにはデーターで頂いた方が楽ちんではあったのですが、生原稿を受け取って本当に嬉しかったです。

特に、30周年の感謝の集いに参加して下さった方が、そこでウチの社風を感じ、「幸せな気分になった」とコメントして下さった方がいらっしゃいました。

この「幸せな気分」と言う一言で、キーボードを打ちながら、涙がジンワリと浮かんできてしまったのです。

創立30周年をどう企画しようかと悩み、皆に協力してもらった甲斐がありました。

30年間、会社を、社員をお支え下さった皆様に感謝の想いを届けたい♪と思ってお越し頂いた方が幸せな気持ちになって下さった。

超~~~~嬉しいです(*^^)v


「義理ではなく、本当に来て頂きたい方々に」とわたくしが決めてご招待した方々でしたが、進行に追われ、お客様との会話の時間が無かったのが心残りでしたので、今になって出席して良かったという嬉しい感想を頂くことができて、こちらこそ感動です。

社長のわたくしや、社員を褒めて下さる言葉はもちろん嬉しいですが、自らの「幸福体験」を言葉にして下さった事は、わたくしにとっても大変、大変幸せな事です。


さて、さすがに一流の営業マンだけあって、きちんと書き込みをして下さっています。それをひとくくりにまとめたり、割愛するのが本当に心苦しいのと、自社の広報誌に自分が褒められている内容を盛り込むのも如何なものかと悩みもしますが、せっかく感じて下さっている事であれば、素直に、ありがたく受け止めて、その言葉に恥じない様、更に喜んで頂く仕事に向けて、11月号の内容をまとめてみようと思っています。


ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。


2015年10月23日

誕生日に思う事


 ✿お花大臣の日~♪

出勤したら、お部屋にお花が沢山!! びっくりポンや~~~♪



 ✿スタッフと~♪


 ✿今年も元気でこの日を迎えました~♪


 ✿パテシエ松本のガトーショコラ~♪
松本さんがバースデーケーキをお持ちくださいました。もちろんオリジナルです。
白いハートは“すまいる♡くらぶ”のイメージであしらって下さいました。さすがです!!



  ✿分け上手でしょう~♪

包丁を温めながら、『勘』で分けました(*^^)v
大家族だった経験が今に生きています。
「私は分度器があってもできません~~」と言われました。


 ✿疲労回復に最適です~♪
超高級フルーツ店の梅干し・・・・・。スゴイ!!
お清めして、お香を焚いて、正座して頂かないといけない様な気分です。

♪~♪~♪~♪~♪~


お蔭様で、今年も健康で(多少アチコチガタはきておりますが・・・・・)順調にお仕事も運び、とてもとても幸せな誕生日を迎える事が出来ました。


例年、社員の皆からお花や贈り物を頂き、これが恒例となりいささか申し訳ない様な気持でもありますが、少しだけ先を生きているものとして、若い方々の心遣いを素直にありがたくお受けする事にいたします。

社員達ばかりではなく、わたくしと故意にして下さっている外部の方々からも色々なお気遣いを頂戴する事となってしまい、この日はチョットしたイベントの日と化してしまった様で、ホントにスミマセン・・・・。

社員の一人は「社長が元気で皆の事を思ってくれているので、仕事が出来ます」と泣けるような事を言ってくれました。

先月、調子が悪かった時には本当に弱気になって、わが身の行く末をボンヤリ考えた時間もありました。

ようやく元気が回復し、とても気分よく今日という日を迎える事が出来ました。

一年は早いですが、心身共に、また仕事を含め全て順調に過ごすという事は改めてめでたい事だと思います。

元気に過ごせて良かった。

思う仕事に励む事ができて良かった。

この日に、周りの人たちの顔に笑顔が沢山溢れて良かったです。


今朝、新しく薬局で契約をする運びとなった若い社長様とお目にかかりました。

先般このページに書いた「ゼネリック」の記事を面白くお読み下さった「後発品メーカー関係者」でいらっしゃいます。

二代目として代表になって間もないとの事。

自ら行動し、自ら新規契約を取りにかかる仕事をする姿を通して、社員の皆さんとの信頼関係を築こうとされていらっしゃるとの事。

創業社長には創業者ならではのご苦労があり、それを受け継ぐ二代目はそれなりの課題があります。

そのお話を伺いながら自分を振り返り、少し懐かしい様な気分を体験していました。

新しい取引先と契約をするという事は、それなりにお仕事をお任せしないと意味がありません。

保険事業がどんどん様変わりする中で、何をしていったら良いのか?いつもいつも試されています。

今日のご縁が、お互いにとって良い選択だったと思えるように、丁寧な仕事を重ねていかないといけません。

さて、最後にまたまたBirthdayのお話。

毎年、お祝いに来て下さる方の今年のプレゼントは「ハンデイミスト」

お肌にもっと潤いを・・・・・・。

肌水分計付きという事で測定してみました。

数字は・・・・・^^;   これで具体的数値目標が立てられました。

次回の測定まで、このハンディミストを利用しながら、頑張ってみようと思います。

健康の事やら、お肌の事までお気遣い頂き、本当に本当に皆様、今日はありがとうございました(*^^)v


2015年10月26日

誕生日・・・続編

10月26日(月曜日)


✿思いがけないプレゼント♪ 
     『意外性』は感動を創りだします!


                                                                                                                                                                          


先週末、誕生日にまつわる嬉しい出来事を沢山体験させて頂きました。

当日の夜、どうしても外せない会議に出席した時の事。

その場に同席していた思いがけない方からプレゼントを渡され、ビックリしました。

「何処で個人情報が伝わったんですか?」と伺っても「お祝い事ですから♪」とニコニコなさるだけ。

何だか、年々大事になってきてしまい、本当にどうして良いやら・・・・・。

それでも、何か物を頂く事が嬉しいと言うよりも(それも大いにありますが)知らないフリをしていればそれで済むものを、わざわざ形に表して下さるお心遣いがとても嬉しかったです。

会議が終わり、一緒に出席していた方にお付き合い頂き、お寿司屋さんで乾杯。

亡き父と同じ誕生日だという事もあり、その夜はほとんど父の話で終始しました。

母を先に見送って以来、魂の抜けた父は好き放題に過ごし、子供たちにあきれられ、要介護になったらヘルパーさんに次々とダメだしし、良く担当ケアマネージャーさんからわたくしの携帯に電話がかかってきた事。

骨折で入院したら「こんな馬の飯みたいなモンは食えねー!お前(看護師さんの事)売店でアンパン買ってこい」と言っては看護師長さんから「毎回看護師がアンパンを買いに行く訳にはいきませんので、お食事をご用意下さい」と懇願の電話を受けては錦糸町の魚寅さんでお刺身や焼き魚を買っては病院に通った事。

アンパンを買ってきてくれたのに、寒いと言ったら掛けてくれた羽毛布団の首元と足元を『ポンポン』としてくれなかった事で「お前の様な(看護師さんの事)気が利かない女は嫁の貰い手が無いはずだ」と暴言を吐いているのに、なぜか看護師さんと仲よくしていた事。

高~~い健康食品を買っては、「身体にイイらしいよ。お前にあげる」と訪問の度にローヤルゼリーの瓶をくれ様とした事。(お父さん、それはウチで半額で仕入できるよ・・・・・・)

『お母さんの供養に・・・・』と情け深い言葉を掛けられ、子供たちの誕生石(米粒よりも小さくて鼻息で飛んでしまいそうなものでしたが・・・)を小さい水晶の容器に詰めたものを高額で買っちゃた事。

数々のヤンチャな出来事を思い出し、酒の肴にしてしまった不出来な娘。

天国で「やっぱり嫁に行けなかった筈だ・・・・」とボヤイテいるのが目に浮かびます。


こんなに父の話をするのは久しぶりでしたし、数年経つと困った出来事も面白エピソードになるものだと、今更ながらに懐かしさで胸が一杯になった夜でした。。(面白いのか、感動なのか・・・・どっち?)


供養の一つは、その人を思い出す事、思い出を語る事・・・と御坊様に教えて頂いた事があります。

命日は亡くなった時の様子が蘇り、寂しく、悲しくなりますが、誕生日には生活していた時の事やその場面、場面で会話をしたことを思い出します。

それがせめてもの供養だと思っての事でしたので、どうぞお許し下さい。

そして、聴いて下さり、一緒に笑って下さったTさん、どうもありがとう。嬉しかったです♪


2015年10月27日

社員面談は面白いです♪

10月27日(火曜日)

秋の面談が続いています。

今年は社長⇔上長面談を終えてから、上長⇔社員面談 そして社長⇔社員面談にと順番を変えました。

入社して間もない人、何年も経つ人、それぞれに目標設定シートに記載される内容はマチマチですが、その人がどんな事に価値を求めているのかが良く解るので、この時間はとても大切です。

大まかな、ザックリした言葉で書かれている事を、どんどん分解して、一つ一つ掘り下げる。

この事を繰り返していく中で、表情がフワッと晴れていく様子を見るのが好きです。

中には目線が下がってしまう人もいますが、おおかたの人はボンヤリしていた景色のピントが合っていく気持ち良さを体験しているはずです。

それは顔つきや(いい感じの変化)、目力の強さ(いい感じの・・・)で解ります。

いくつも課題を掲げて来る人も、一つの事を深堀して、根っこの話が出来ればOkです(*^^)v

後は応用力。

この面談の時間は自分自身のトレーニングにもなります。

予習が出来る時、それが出来ずに、目標シートを初見して会話の糸口をつかむ。
本人がこの面談で何を得ようとしているのか?

一人一人、真剣に向き合う事が今のわたくしにできる最大の仕事です。

あ~~~~でも嬉しいし、楽しい時間です。

何があっても、面白い。

いろんな事があるから、面白いです。

本人には悩みでも、悩んでいる事すら嬉しいです。

悩むという事は、現実と理想のギャップを感じているという事。
チャンと、自分の頭で感じている証拠です。  だから嬉しいのです。

人の成長には計り知れない可能性があります。

それを覗き見る事を許されている立場である事がとても有難い事だと思います。


2015年10月28日

どうしてなんだろう???

10月28日(水曜日)


顧問労務士の先生方と打ち合せ中に、国が奨励している様々な助成金の話になりました。

労働環境を良くする為、また職員の育成にかかる研修等の費用を助成してくれる為の予算が組まれているにも関わらず、書類のわずかな不備を理由に全く支払われないケースが多いとの事。

必要とあって予算化したものを十分に活用できないのは、適正なPRが出来ていないとも、給付に当たっての適切な指導がされていないとも考えられる訳で、担当官の胸先三寸で決められるものでは無いはず。

理不尽極まりないやり取りは、専門中の専門家でも嫌気がさすそうです。

真面目に、規定通りに行われている研修そのものを疑って「架空の請求」と勝手に妄想されたりもするそうです。

本来の提出義務帳票意外に、「アレもコレも・・・・」と段ボール3箱提出させた!!と豪語している人がいたそうです。

わたしが「それって、職権乱用ですよね。対象外の職員の勤怠情報って個人情報じゃないですか。歯が痛いって歯医者さんに行ったらパンツ脱げって言われている様なものですよ」

と申し上げたら、大笑いなさいました。

先生には、朗らかな笑顔がお似合いです。

様々な理不尽さにメゲずに、ちょっと可笑しな仕事をする人を笑い飛ばすくらいの気概を持って臨まねば・・・・・。

何でしたら、このセリフ、お使い下さって結構ですので。


さて、その件とは別の事になりますが、「どうしてなんだろう?」と思ってしまう事がありました。

必ず、わたくしの目に留まると解っているにも関わらず、別のルートを使って事を進める。

やりたい事が出来れば、使える手段は何でも、誰でも使うのかな?と仕事の仕方に疑問を持ってしまいます。

「古谷さんは甘いね」と言われそうですが、仕事観・仕事の流儀というものはその人そのものが映し出されます。


知らされなければ不快な思いをしなくて済むものを、わざわざ必ず知る事になるのは「どうしてなんだろう?」と考えます。

自分の会社の事であれば、全て責任を取れる様にしているつもりですが、外部の出来事となるとそういう訳にもいきません。

一々そんな事に煩わされるのであれば、もうその役割から離れればいいだけの事です。

『気持ち良く働く、誰かの為に役に立つ事をするなら気持ち良く動く』という事を信条としているだけに、不愉快さを押し殺して続けていく事に何の意味も持たず、何の価値も感じません。


労務の先生を笑って励ました様に、自分なりの気持ちの治め方をして、信条通りの仕事を進めていくのみです^^;

2015年10月29日

笑いは元気を創り出します!

10月29日(木曜日)

今朝、事務所の階段でベテランヘルバーさんとすれ違いました。

数ヶ月前には膝の痛みでお仕事をお休みしていた方です。

その後、手術を勧められたり、注射をしたりと、色々ご苦労があったのですが、随分良くなってまたお仕事に精を出して下さっています。


今朝は階段をトントンとリズム良く降りてこられたので、「Tさん、スッカリいい調子ね」と申し上げたら嬉しそうに『自己注射』の話をなさいました。

最近、骨粗鬆症の治療としてインスリン注射の様に、自分で毎日皮下注射する方法があります。

お腹に毎日注射をしていると、赤や黄色の内出血でアチコチ色づくそうで、その様を花札の猪、鹿、蝶の様だと表現して大らかに笑うのです。

その明るさが病を吹き飛ばすのね〜と思いました。

別れ際に「社長さん、私、70代じゃ無くて、まだ60代のつもりですから、これからもよろしくお願いします」とまた笑っていらっしゃいました。

スゴイな〜と思いながらも、今朝一番で元気な会話が出来て、こちらが励まされました。

今、挨拶運動強化月間として、相手の顔を見て声掛けする様にしましょう。と改めてマナーを見直しています。

朝の挨拶が気持ち良く出来ると、エンジンの掛かりがスムーズです。

Tさんのご主人様は職人さんでした。

だから、特に出掛けには気持ち良く送り出して、一日怪我がない様にと気を遣うのが当たり前だった様です。

身についた良い習慣は宝物です。

70代でも清々しいお気持ちと、軽やかな声は凄い武器です。

こんな先輩がいらっしゃると、年を重ねる事も満更捨てたものでは無いと思います。

そして笑いは大方の事を吹き飛ばしてくれるのだと、改めて思った朝でした。

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