10月6日(火曜日)
午前中、所要で大手町に出向きました。
用事を済ませ、ランチに入ったお店で『ホッとした』一コマ。
カウンターの横にいたお客様が注文した食事を、若いスタッフの方が運んできた時に「〇〇の定食でございます」と言ってお盆を置いたのです。
あれっ? 〇〇になります・・・・って言わなかった。と思った訳です。
コーヒーを頼んだら「こちらコーヒーになります」という人達があまりにも多いので、そろそろ気持ちの悪い言葉使いに降参しようと思っていた為、今日の店員さんの声掛けには逆に驚かされました。
支払いをする時に1万円を預けると「1万円からお預かりします」と言われ内心「1万円を渡したのはワ・タ・シ!」と突っ込みたくなるのも同じ気持ち悪さです。
先般、Pianoのお仲間と食事をした時に、国文科だったその方も同じ不愉快さを感じていた事が解りました。
何時もとても和かで、笑顔の絶えない方ですが、その話の時にはとても残念そうな、厳しい表情になったのが印象的でした。
そして、言葉の行方を共に案じたのでした。
今日の若い方は、お店側の指導なのか、個人のスキルなのかは不明ですが、場所柄外国人も多く立ち寄るお店ですので、まずは正しい日本語を使い続けて頂きたいと思った一コマでした。
10月は社員面談の季節です。
今回は、管理者とわたくしの面談を先に行う事にいたしました。
今日は午後に二名。
ヤッパリ、この作戦は良かったと思いました。
今日の面談では目標を明確にする事と、達成の為の具体策の評価をしやすくする為に何ができるかを引き出す事。何よりも自分で掲げた言葉の意味合いを明確にする。そしてそれを社員に共有させる為に何をすべきか?という事に話を集中させました。
面談の前には、わたくし自身も予習をします。
提出した目標シートを読み込み、文言の意図をくみ取る。
くみ取った事が本人の意思と等しいか?この事を面談で確認を行ってきます。
そして、その目標にふさわしい日常の業務の在り方を探ります。
枠組みの中に文字を埋めるのは、何とか埋めてきますが、文字に起こした事と、行動計画が一致していない場合、あるいは具体的計画が立てられていない事もまだまだ多く見受けられます。
また、社員や、管理者と話しながら、自分自身で沢山の事に気付く場面を貰っている様な気がします。
いち早く、課題に取り組むこと、懸念材料を取り払う為の実践をする事。
これを地道に行う事が、何よりも大事だと思わせてくれるのが面談のメリットでもあります。
全員の面談を終えるのはまだ先になりますが、一人一人と向き合える時間を楽しみに、大事にして行かねば……と思うのです。