10月28日(水曜日)
顧問労務士の先生方と打ち合せ中に、国が奨励している様々な助成金の話になりました。
労働環境を良くする為、また職員の育成にかかる研修等の費用を助成してくれる為の予算が組まれているにも関わらず、書類のわずかな不備を理由に全く支払われないケースが多いとの事。
必要とあって予算化したものを十分に活用できないのは、適正なPRが出来ていないとも、給付に当たっての適切な指導がされていないとも考えられる訳で、担当官の胸先三寸で決められるものでは無いはず。
理不尽極まりないやり取りは、専門中の専門家でも嫌気がさすそうです。
真面目に、規定通りに行われている研修そのものを疑って「架空の請求」と勝手に妄想されたりもするそうです。
本来の提出義務帳票意外に、「アレもコレも・・・・」と段ボール3箱提出させた!!と豪語している人がいたそうです。
わたしが「それって、職権乱用ですよね。対象外の職員の勤怠情報って個人情報じゃないですか。歯が痛いって歯医者さんに行ったらパンツ脱げって言われている様なものですよ」
と申し上げたら、大笑いなさいました。
先生には、朗らかな笑顔がお似合いです。
様々な理不尽さにメゲずに、ちょっと可笑しな仕事をする人を笑い飛ばすくらいの気概を持って臨まねば・・・・・。
何でしたら、このセリフ、お使い下さって結構ですので。
さて、その件とは別の事になりますが、「どうしてなんだろう?」と思ってしまう事がありました。
必ず、わたくしの目に留まると解っているにも関わらず、別のルートを使って事を進める。
やりたい事が出来れば、使える手段は何でも、誰でも使うのかな?と仕事の仕方に疑問を持ってしまいます。
「古谷さんは甘いね」と言われそうですが、仕事観・仕事の流儀というものはその人そのものが映し出されます。
知らされなければ不快な思いをしなくて済むものを、わざわざ必ず知る事になるのは「どうしてなんだろう?」と考えます。
自分の会社の事であれば、全て責任を取れる様にしているつもりですが、外部の出来事となるとそういう訳にもいきません。
一々そんな事に煩わされるのであれば、もうその役割から離れればいいだけの事です。
『気持ち良く働く、誰かの為に役に立つ事をするなら気持ち良く動く』という事を信条としているだけに、不愉快さを押し殺して続けていく事に何の意味も持たず、何の価値も感じません。
労務の先生を笑って励ました様に、自分なりの気持ちの治め方をして、信条通りの仕事を進めていくのみです^^;