昭和大学のキャンパスにて
会議の疲れも癒されました♡
12月1日(火曜日)
朝から、医療機関の先生やご関係者に年末のご挨拶周り。
直接お目に掛り、少しだけもお話せて頂く時間は大変貴重です。
日本の風習は、それなりに意味があるものだと感じます。
さて、昭和大学にて、「学部連携地域医療実習」に関する検討会に薬局長と共に参加して参りました。
医学部・歯学部・薬学部・看護学部の教授をはじめ、地域医療の担い手である開業医の先生方、調剤薬局で実習生を受け入れている方々、総勢50名程の会議でした。
この会議は何回か出席していますが、今夜はより現実的な議論が白熱し、『理想と実態』について深く考える良い時間となりました。
地域で実務についている方々との連携会議はこの数年間で色々な取り組みを始めていますが、1年生からの教育カリキュラムが緻密に作られている事を知り、この学生が卒業して実務に就いた際に、受け入れ側が今の意識のまま、今のスキルのままではどれだけギャップを感じ、もしくは絶望させてしまうかも知れない・・・と一抹の不安も感じるのでした。
先週の薬局経営者との勉強会でも「仕事の価値観をどこに見出し、誇りを持って取り組んでいるのかをお客様に伝えられないとどうにもならない」といったお話が何人もの経営者から挙げられました。
価値観の幅や深さが異なる人達に対して、会社の理念、資格者としての専門性と責任の意識を揃えるのは、簡単な事ではありません。
医療の専門大学という現場で、『誰の為の医療』といった根っこの教育を行われるという事は本当にありがたい事です。
同時に、大事な実習生をお預かりする側としての責任も新たに認識した会議でした。