1月12日(火曜日)
年末年始の連休を開け、再び週末に休暇を取り改めての連休明けとなりました。
普段は、仕事関係で地方に出かけてもブログの更新に勤しむ訳ですが、どういう訳かスマホで急にID/PWの入力を求められ、迂闊にもそれを失念していた為、全く面白い内容を文章にする事が出来ませんでした。
ID/PWの管理は非常に重苦しい事で、iPhoneのメモに入れてはいますが、定期的に求められる変更後の更新が出来ていないので、結局はメモの役割を果たせないでいるのです。
今年は、まずデスク周辺のファイリングの徹底とデータの整理を果たすべく、その手のセミナーに申し込みを済ませました。
プロにコツを教わることで、日常の『探しもの』にかかる時間(コスト)とイライラを無くせる様、しっかり学びたいと思っています。
さて、昨日義理の母が続けているお習字の会の新年会兼、昇進を祝う会に出席して参りました。
約10年前に大病で手術を受け危うく一命を取り止めた奇跡の命の持ち主です。
ただ命と引き換えに、下半身の機能は失う事となりました。
幸いにも上半身は無事でした。
そして病気の前から習っていたお習字の先生に励まされ、この10年間ずっと地道に書と向き合ってきたそうです。
ホテルでの祝賀会に車いすで参加する事を聞いた関係者の方々は本当に喜んで下さったそうで、沢山の方々がご挨拶にお越し下さっていました。
心配していたトイレの利用も事前にホテルの方にお願いして、便宜を図って頂きました。
わたくしがこの仕事をしていて、家族に直接支援する事が無かったのですが、昨日の体験はとても考えさせられる出来事でした。
本人は性格が明るく、サバサバしている方ですので、周囲が大騒ぎしていても『大丈夫』と笑っていましたが、本当はもっとスマートに出来たはずです。
そして昨日参加して良かったと思った事。
人様に読んで頂く字を真面目に書く事、恥をかくつもりでとにかく書き続ける事・・・・この二言はとても心に響いています。
文字は真面目に書くのが基本の基本……いい言葉です。
恥をかくつもりで、書き続けなさい……うーん、そうか〜。
何事も真面目に取り組み、しかも継続する事が自分に、人様に力を与える事になるのです。
上半身が効くから書道はできると簡単に思っていましたが、大作となるとやはり下半身の踏ん張りとか、全体のバランスを見るのに、立つことが求められるのだそうです。
それが出来ない人が精進を続け、表彰された事はわたくしにとっても大変な励みになったのです。
くじ引きで頂いた細筆は、真面目な字を書きなさいと言う神様のお導きだと思い、真剣にお習字を始めようと思ったのでした。