2月26日(金曜日)
久しぶりに医薬品メーカー「B社]が開催して下さる薬局の勉強会に参加しました。
今日のテーマは「血栓予防と治療」です。
薬局の一番空いている時間帯の13:00~30分程度ですが、なかなか面白いお話を伺う事が出来ます。
この様な勉強会はメーカーさんの営業にもなるので、お声を掛けると喜んでセッティングして下さいます。
とても有り難い事です。
卸の営業さんとは違い、メーカーさんとは直接お目にかかる機会は少ないので、時間が合えば参加する様にしますが、去年はなかなか実現出来ませんでした。
講義を終了後、今回の医療保険改正に伴う影響や、後発品に対する戦略等々を伺いました。
大手は大手なりの考えがあります。
また、国の政策に逆らってもどうにもならないと腹をくくり、違うところでの生き残りに向けて考えも行動もシフトさせている事が解りました。
国は製薬会社のMRの人数を減らして、固定費を下げ薬価を下げる努力をする様に求めているとの事。とても生々しい話ですが人ごとでは有りません。
『薬局の本来の役割を果たせないなら、辞めてもいいですよ』と言う意味が込められている今回の改正内容。
挑戦状は受けて立つのが信条。
小手先の交わし方をレクチャーする講座もありますが、大変でも真っ当に向き合うのが得策だと思います。
その為には、メンバー皆んなの気持ちを奮い立たせ、ベクトル合わせが必要です。
薬一つ一つの勉強会はとても大事な事ですが、もっと大事なのはその薬を安全に確実に患者様にお届けする手段を持ち続ける事です。
『薬局経営を考えずに知識を提供できるチャンスは無い』と考えるのはもはや経営者一人だけの役割では無いと言う事を肌身にしみて取り組む覚悟を持つ人達が生き残ると言う事です。
大手MRの方々のリストラを他人事に思っていてはいられません。