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新しい視点を持つ

2月9日(火曜日)


昨日のブログは、11行で完結。わたくしにしては何とも短いモノでした。

内容もオモロイものでもなく、不用なご心配をお掛けしていたら申し訳けないなアと思いつつ、時間に迫られ、『地域包括ケアでの訪問看護ステーションの役割』と題する講演会に参加して参りました。

副題として『ソーシャルインクルージョンを目指して』とあり、この言葉の説明からありました。

最近ではタレントのK/Mさんが1億総活躍国民会議の民間議員に抜擢されたときの初会合の際に発した言葉として耳にする様になりました。

「全ての人々を孤独や孤立、排除や摩擦から援護し、健康で文化的な生活の実現につなげるよう、社会の構成員として包み支え合う」という理念だという事をわたくしも改めて学んだ次第です。


社会福祉の専門用語はなかなか難しいものが多く、日本独自の言い方も、外国から取り入れた言葉も含め、意味を理解し、なじむまでには相当の勉強と日常的に会話の中で使用する事が必要です。


さて、昨夜の講演の講師は30数年間、作業療法士として小児の医療に尽力されてきた方です。

わたくしどもの業務に於いて『作業療法士』という職種は『理学療法士』と比較しながらどちらかと言うと、理学療法=歩行(運動状況の改善)で作業療法=上肢の機能改善(手や道具を利用して機能を高める)様なイメージを勝手に持っていました。

ところが、I先生は作業療法士は『生活行為向上マネジメント』をする人として、人として健康でいることを支援するのが仕事!と言い切っておられました。

大変漠然とした表現ですが、とにかく「健康と幸福」このキーワードを置いては語れないのだそうです。

身体が病気で一部不自由があっても、心が元気であれば‟健康”と言え、それは幸福な状況である。
また病気を治す事だけが幸福とは言い切れない。治せない病気でも‟幸せ”になって頂くための支援を提供する事が使命。と仰っていました。


約90分、専門中の専門である『小児医療』を例えにお話が進みましたので、初めは少しだけ違和感を持ちました。途中になると???が増えました。
さて、終わりが近づくと「そうか、地域包括ケアシステムは何も高齢者支援だけではないのだわ」と遅まきながらの気づきが湧いてきました。

介護保険を主に活動していると、その他の制度やましては生まれたての乳幼児の疾患に対する見識や興味、支援など全く頭に浮かんできません。

地域を作り上げるのには、丈夫な赤ちゃんを安心して産んで育てられる事が基本だという事。

その為の支援で今何ができるかは不明ですが、少なくても昨夜お集まりになった100名の方々には新たな視点を持つ意味が伝わったのではないかと思いました。(そう思いたいです)

さて、今夜はファイリングセミナーの第2回目です。

初回受講から3週間。平積み書類を無くした事で、欲しい帳票がすぐに見つかる様になったと同時に、乱雑なデスクでありがちだった「気が散る」ことが少なくなりました。

必要な書類だけに集中できるので業務の捗りと精度が上がったように感じます。

来客の方々にお示しする資料も「サッサカサ!!」と出てきます。気持ちいい~~です。

完成にはまだ時間が掛かりますが、非常に楽しみな作業で、幸せです。
これは作業療法の定義中にもあります。

‟作業療法とは、作業を通して健康と幸福な生活の推進委関わる職業である”

ファイリングコーチも言わば作業療法士のお仲間の様です(^^♪

という事で、『安心して下さい!お決まりの長文になりました』

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2016年02月09日 16:30に投稿されたエントリーのページです。

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