2月17日(水曜日)
褒め上手、褒められ上手、イイとこ探し・・・・・。
日本人はシャイな質だと言われ続け、相変わらず褒められると気持ち悪いとか、下心があるのでは?などと勘繰る人が多い様です。
それと同様で、思っていてもなかなか相手の良い処を口にしないという場面もあります。
誰かが表現したら『そうそう、私もそう思います』と同感!!の手を挙げる人は居ても、最初に言い出すのには勇気がいるみたいです。
今年の『あっとほ~む☆たいむす』では身の回りに起きているチョットした気持ちがホンワカするエピソードをお届けしようと、常勤、非常勤に関わらず、意識を高めて欲しいとお願いしています。
仕事をご提供するだけで精一杯なのか、「なかなかそんなウマい話はありません・・・」という声も聴きますが、この手の事は有り難いとか、面白いなどという感覚の閾値の差が大きい様に思います。
先日、銀座のビルのエレベーターに乗ろうとしたら先に乗っていらした男性が「開」のボタンを押して待っていて下さいました。
1階に着いて降りる際にも「開」ボタンを押して先にわたくしを下して下さいました。
もちろん、乗った時には「お待たせしました」降りる際には「有難うございます。お先に失礼致します」と声を出し、会釈をしてその方の好意に甘えました。
何という事の無い、どうでもいい話かも知れませんが、最近はこの様な紳士(真摯)な方はそう居ません。だから感動するし、心がホンワカするのです。
毎日、そうそうドラマティックな事が起きる訳ではありませんが、小さな幸せを見つける癖をつけるだけで、自分だけの「ほっと・ホット」が蓄積されます。
この蓄積が心の柔軟剤になるのだと思います。
人の悪い癖や、嫌いな所はすぐに見つけ勝ちですが、それでも100パーセント嫌な人は居る訳がありません。
近所の管理人さんは、タバコをポイ捨てします。とても嫌です。
でも、お掃除はとても丁寧で、マンションの住人の方々は嬉しいと思います。
同じ言葉を出すのなら、言う方も、言われた方も心ウキウキする言葉がいいと思います。
今日、黄色のランドセルに同色のタイツの可愛い~~~小学生を見かけました。
最近のランドセルはカラフルになっていますが、真っ黄色は初めて見ました。
このお嬢さんは黄色が好きなのね💛と解ります。
元気よく横断歩道を渡ったところで、立ち止まって私を見つめています。
足が痛そうだったので、心配してくれた様でした。
「大丈夫?」 「どうしたの?」と声を掛けてくれました。何と可愛らしい事。
「お怪我してね、お膝が痛いのよ。でも大丈夫」「このランドセル綺麗ね~。黄色が好きなの?」と聞いたらコクンとうなづきました。ついでに「タイツとお揃いで、お洒落ね♪とてもよく似合っていますよ」と言ったところ子供らしい笑顔で応えてくれました。
知らないおばさんと会話しても、素直に喜べるこの「無邪気さ」がいつしか消えない事を願いつつ別れました。
寒さのせいか、膝も腰も辛いけれど、このチョットした会話で何とも「ほっと・ホット」な気分になれたのでした(^^♪