2月29日(月曜日) うるう年の貴重な日でした🎵
昨日、東京マラソンの賑わいが去った後の銀座を歩いていた時のこと。
「日本テレビのスッキリですが、少しお話しよろしいですか?」と声をかけられました。
「カメラが回りますか?」と確認したら使うか使わないかわからないけど回すとのこと。
それならご辞退とお伝えすると、聞いても無いのにテーマを勝手に話し始めました。
「今までの人生の中で、どん底だった事を伺っているんですが、何かありますか?」と。
NOと言っても、内容によって興味をそそられ、話したくなるのが人というもの。
そんな心理を巧みに利用しないと街中のインタビューなど取れるものではないのでしょう。
さて、これまでどん底だと思った事……。
一応寒空の中で頑張っているオネーサンのお顔を立てて、少し考えてみましたが、浮かびません。
本当に考えたのですが、浮かびません。
言い換えれば、すごく幸せな事です。
どん底の人生と言われて、アレやコレやと不幸を思い出す材料が無いというのは有り難い事です。
テレビ局は、何を狙ってこのテーマのインタビューを取ろうとしたのかわかりません.
どん底からどう這い上がったのか?と人間力を伝えたいのか?
それとも『人の不幸は蜜の味』としたいのか?
結局、担当の方には「どん底ネ〜、あまり思い浮かばないのヨ。お役に立てなくてごめんなさい。寒い中ご苦労さまです」と言ってお別れしました。
立ち去った後、「どん底は無いけど、ズンドコな出来事なら一杯ありますよ」と言ったらわたくしのインタヴューはオンエアになったのかしら?と一人え笑いをこらえながら歩いていました。
その後、新しくできた高原野菜を目玉にしたお店で夕食を頂きながらその出来事を思い返していました。
「ズンドコなら、あるのに・・・・」「思えばズンドコだらけ・・・」とズンドコ・ズンドコ・・・・を繰り返しているうちに、「あれ?どんな人生って聞かれたんだっけ?」と『どん底』というキーワードをウッカリ忘れていました。
ホントにズンドコな出来事です💦💦💦
そうそう、昨日東京マラソンに出場したI先生は、惜しくも途中で「はとバスツアー」になりました。
でも黙々と練習を重ね、色々な不安と戦いレースに挑戦して、大きな怪我や事故に巻き込まれる事無く、貴重な体験をなさったのは素晴らしい事です。
この体験談はまた数年間、ラウンジ₋fの語り草になる事でしょう。
お疲れ様でした。