3月2日(水曜日)
昔むかし、その昔理科の宿題で天気図の等圧線を書いて提出しなければならなかった事がありました。
しかし、几帳面な性格が災いして、どうしてもアノ何となく型どられている線が書けなくて、結局提出する事が出来ませんでした。
周りの友達は様々な形の線を好きな様に描いたまま提出していました。
『ちゃんとした形』でなければいけないと思い込んでいた結果ですが、宿題を出さなかった訳ですので、先生には注意を受けました。
「どうしてださなかったのか?」と尋ねられましたが、上手く答えられませんでした。
そんな『ちゃんと感』に悩まされている事は今でもあります。
特にお手紙がそうです。
パソコンで文章を書くことは当たり前になっていますが、直筆だと話は変わります。
中学生の頃のトラウマか、直筆の手紙はとても勇気が要ります💦
そんな想いをずっと抱えていましたが、『手紙を書くコツ』と言うテーマの勉強会に行って来てから、とても気が楽になりました。
講師いわく、ほとんどの人は送られてくる便せん(ハガキやカード)や筆、などビジュアルに影響を受けるので、文字や文章はキチンとしなくても良い、自分らしい言葉があれば受け取った側は大変嬉しいのだとか。
2月初旬に丁寧な手紙を頂いて、直ぐにお返事を書こうと頑張っていたのすが、頑張っちゃったが為に、途中でイヤになって出せなくなっていました。
お習字を習っている方への返事ですが、大事なのはお礼の気持ちを伝える事。
同じ様に、便せんに縦書きで、上手な文字を書こうとはせずに、綺麗なハガキにして、まず書く量を減らしてみました。
それから、縦書きにこだわらず慣れている横書きにして、文章もラフにしたところ、我ながらイイ感じのメッセージになりました。
やっと気がかりだった一通をボストに投函できました🍀
そしてもう一通。
これは完全にビジネスライクな内容。
もちろんパソコンで仕上げ、印刷をしたものです。
ビジネスライクな文章は、沢山ひな型があります。
そのひな形に要件を当てはめれば良いのですが、コレが微妙に悩みます。
考えをまとめ、まとめの根拠を示す適切な言葉を探す。下書きを何度も見直し修正を繰り返し、コレもやっと郵便局へ。
やらなくてはいけないと思っている事を燻らせていると、精神衛生上よくありません。
気にかかっていた性格の違う二通の郵便を出せた事で、今日は開放感と満足感をタブルで体感出来たなかなか良い一日でした。