3月15日(火曜日)
先週末からの事。
唯一ケアプランを担当させて頂いているご利用者のお宅に訪問。
歩行器を・・・とご家族からご要望があったのをきっかけに改めて課題を見てみると、様々な事が見えてきました。
歩行器を利用したい、させたいと思うには、他にも不便な事があるはず。
その解決の為に沢山の関係者に意見を求め、ご本人やご家族の 求める生活像とマッチングさせる。この為の会議が『サービス担当者会議』です。
『サービス担当者会議』は開催前から準備が大変です。
全て帳票に落とし込み、同意の署名と捺印が必要です。
その帳票類は専門のソフトが入っている1階のPCで入力します。
でも、たまにしか使わないので、上書き保存する際に確認してくるコメントの意味に迷い「ハイ・イイエ」のどちらを選択したらいいのか、それすらいつも悩みます。
そんな訳で、誰か他のケアマネージャーがいないと手も足も出ません💦
久しぶりに沢山の時間を1階で過ごす事になりました。
すると、並んでいる電話の内容がおのずと耳に入ってきます。
『そうだった・・・・以前はこの様な電話のやり取りを毎日していたんだった・・・・』と懐かしい思いが湧いてくる半面、心の底から『大変な仕事を良く頑張ってくれているな~~~』と感心している自分がいました。
そんなケアマネージャーの事務所のPCがWindows7から10にバージョンアップしてしまう事故が発生。それも2台。
『別に構わないんじゃないの?』と気軽に返事をしたら、何と!!!介護用ソフトの新年度バージョンがWindows10に対応していないという信じられない事実を知る事になったのも金曜日。
冷静な性格のケアマネージャーがDellのサービスセンターに電話をし、繋がるまで根気よく待って、対応策を指導して頂きましたが、1台のPCは7には戻せなくなりました💦💦
・・・・という事は、介護用ソフトの新バージョンが操作できないという事になります。
あ~~~~!!! だから、この業界は嫌いなのです。
自分たちの都合で、出来る事、出来ない事を決めてそれ以外に選択肢は作らない。
年間保守料も、この様な時には何の役にも立ちません。全く保守以外の作業費を求められます。
この業界では、それが当たり前なのかも知れませんが、まるで素人相手に『データ欲しいならいう事を聞くのですよ』と言っているみたいで、ホントに嫌になります。
介護事業者連絡会でもデータ保存をクラウドサービスで安全に!と導入した訳ですが、ほとんどの委員が『パスワード変更』のわずらわしさで利用していない事が判明。
年度末に作成しなければならない資料の大元が保存してあるフォルダを見ない(見られない)💦
結局、そこからまたデスクトップに戻し、メールで送付するなどという本末転倒の事が起きています。
ホントにゲンナリですが、これが現実です。
他にもっと優先順位が高い仕事があるのですが・・・・・。
チョクチョク、この手の問い合わせで本業の中断を強いられますが・・・・
『世の為人の為』と心に念じ、もう少しの辛抱だ・・・と言い聞かせお役を果たしている毎日です。