3月29日(火曜日)
気の重い仕事を二つ片づけました。
毎年、連絡会で申請している補助金の実績報告。
各部会からの報告を集計し、会計報告と共に提出するこの仕事が、いつも遅れます💦
期日を守って欲しいと懇願するのにも関わらず、毎年何らかの事情で集まりません。
その余波を受けて、会計担当者の業務が押せ押せになり、期限を1週間過ぎて何とか今日提出終了。
この間、行政窓口からの督促を受け続けるのは会長であるわたくしです。
借金の取りたてから逃げるが如く、『スミマセン、言い訳になりますが、まだ書類が整っていません・・・・もう少し時間を下さい』と謝罪をする一方、担当者に『どんな感じ?いつ持ってこられそう?』と確認の電話を入れ続けます。
普段はお互いに協力的な関係でも、切羽詰まるとそれぞれの都合があって、やり取りが険悪になり兼ねません。これは何といっても防がないと後が続きません(・・;)
そうそう、先日の講演会で警察官の方が仰っていました。
オレオレ詐欺の後には、家族関係の不和も起きるのだそうです。
例えば・・・・
息子・・・ 「オフクロ!なんで俺の声と間違えるんだよ!なんで100万も振り込んだんだよ!」
母親・・・ 「そんな事言ったって、風邪引いたって言うんだもん」
息子・・・ 「風邪引いたって、息子の声くらいわからないのかよ! それで100万も盗られて!!」
母親・・・ 「そんなこと言ったって、この数か月ロクに電話もよこさなかったのはお前じゃないか!」
息子・・・ 「だったら自分から電話して来ればいいだろう!そしたら100万振り込まなくても済んだのに!」
母親・・・ 「100万・100万て、親の心配よりお金の方が大事なのか!!」
という親子喧嘩は本当にあったのだとか。
お金は失う、親子関係にもヒビが入る・・・・本当にやるせない事です。
『お金』がまつわると、人は色々な面を表します。
その表し方次第で、品格が問われる様な場面をいくつも見てきました。
喧嘩になった息子さんも、少し冷静になれば、お母さんは自分を慮ってナケナシの貯金を叩いたのだと気づいて下さることでしょう。
子供の窮地を知ると、「ここで何とかせねば!!」と一役買って出てしまう。
『親ごころのスイッチ』が入るのだそうです。
『親ごころのスイッチ』とは「お父さん」「お母さん」と言われただけで入るという単純なスイッチだそうで、心理学の先生が発した言葉だそうです。
誰もが抱えている、気の重い仕事・・・・。
一つ、二つ 終わってヤレヤレです(・・;)