4月19日(火曜日)
春の社員面談が少しづつ進んでいますが、何故か今年は出だしが遅く、まだ先が詰まっています。
今回から方法を変えたので、何時もなら私のノートが文字や図で一杯になる所、今回はほぼ社員自身が発言した内容をポストイットにどんどん書いては貼るの繰り返しをしてもらっているので、私のノートは、ほぼ白紙です。
今日も沢山のキーワードが出て来ました。それを次から次に貼り付けて行くと、本人自身が全体を眺めて、自分の考えが振り返りやすくなり、更なるアイデアや日頃感じている事に目を向けられる様になります。
貼り付けた思いやアイデアは全て自分自身が生み出した物なので、何やら一つの作品を作り上げたかの様な満足感や充実感があるみたいです。
振り返ると、今までは完全に『指導型』でした。
指導が必要な場面も時期もありますが、今回、何人かの面談を終えてそれぞれが共通して出した答えの一つに『気づき』と言うものがありました。
自ら気づくことが解決の近道である事を、ちゃんと解っているのです。
そしてやりたい事の妨げになっているのが『関係性』です。
これも共通しています。
社長として決定すべき事はしますが、本人達が解決しなければならない事は自分達で策を見出さないとなりません。
ここが成長の別れ道になります。
困難な事、面倒な事は何が何でも避け様とする場合は、モグラが沢山生み出されます💦
モグラとは、出来ない、やらない理由です。
こちらからすると、どんどん湧いてくるモグラちゃんを退治する手段は幾つもあるので、何と言うことも無いのですが、一番大事なのは出来ない理由、モグラちゃんが何故沢山生み出されるのかを考え抜く事、奥深くにある本当の理由を確かめる事なのです。
これが『気づき』です。
出て来たモグラを次々叩いても、土壌の改良をして、良い土地したいという本音が湧き上がって来ない限り思い描く上質な作物は育たないのです。
その土壌改良の話をしようとしても、モグラの話ばかりに翻弄されると全くかみ合いません。
ここが面談の分かれ道です。試されるトコロです。
まだ半分も終わっていない面談ですが、こちら側が育てられている様な気もいたします。
本来は、皆んな成長したがっている事を教えてくれるいい時間です。
有り難い時間です✨