5月18日(水曜日)
最近の求人活動の主流はスマートフォン仕様なのだそうです。
携帯電話でもスマホが普及して以来、若い求職者の方々はほぼスマホからのアクセスで、情報のやり取りをしているのだとか。
よって、企業側もそのニーズに合わせた求人活動を行わないと成果が上がらないのですが・・・・・。
以下リクルート関係の方からの情報です。
スマホがPCの機能を持っている為、新卒者で本物のPC操作が出来ない人が増えているそうです。
「卒論やレポートでPCを使うでしょう?」と聞いても「そうでもない・・・」との事。
そして、単身者以外にも固定電話を持っていない家庭が増えている為、スマホ以外で電話を掛けることすら出来ないのだとか・・・・💦
液晶に表示される電話番号をタップすれば直ぐに通じるスマホと異なり、番号を一つ一つ押す作業は、したことの無い人にとってはやはり面倒なことだとは思いますが・・・・・。
そしてメールやラインのやり取りが当たり前になっている人は、面接の約束のやり取りですら、『友達感覚』のままだそうで、担当者が面食らう事も少なくないとか。
『挨拶ができない・しない』『挨拶を知らない』・・・・・・・。
家庭での躾や学校での教育の時点で本来は学ばないといけない事であるにも関わらず、お給料を支払いながら、一つ一つ教え込まないとその会社としての仕事が始まらないのです。
わたくしも、20代の頃に師事した先生から「これは仕事以前の話!!!」と始終叱られていましたが・・・・。
30代初めの年齢の方が「私たちより何世代も若い方とは話が通じません💦」とこぼしていたのが印象的でした。
『な~~んだ♪ それなら50代も後半なら通じなくて当たり前!!!』と笑ってはいられません。
利益が上がらない企業は生き残りの為に正規社員の数を減らし、非正規社員を増やそうとしています。この影響が「育成」にどう響いているのか?
働く側も、雇用に責任を持つ側も真剣に考え、双方にとって良い方法を見出さないといけません。
働く側も、雇用に責任を持つ側も、何より大事なのが『誰の為の仕事なのか』を共有する事です。
自分の給与や待遇を最優先にする求職者。
育成に必要な人や環境つくりを後回しにする企業・・・・。
どちらも顧客を見ていなければ、アウトです。
世代の差だけのせいには出来ない事が伺えます。