7月11日(月曜日)
先週の謎の発熱後、少しは用心しないと・・・・と思いつつ既に取り付けている約束は変更が効きません。
決めるまでに、一考し、再考し、その人に会う事、その用事を済ませる事を約束した訳ですので、これは果たさないとなりません。
それが相手様と自分自身に対する忠義というモノでもあります。
その一つ、二つに『人事考課・評価制度』に関する勉強会がありました。
一つは、実に良く作られている仕組みではありますが、極一般的なもの。
そして、費用が数十万円から数百万円かかります💦
もう一つの情報は、薬局に勤務する職種に対するオリジナル評価制度でございました。
これは薬局の経営者のお仲間が情報を開示して下さったもので、とても貴重な資料でした。
何れにしても、この手の制度はどの会社も『これで完璧!!』と言う事は無く、永遠のテーマであり、なかなか両者が納得いくのは難しいと言われ続けています。
しかし、基準を設けると言う事は何にしても良いことだと両者のお話を伺って納得しました。
基準と言うと、先だって受講した『アンガーマネージメント』でもその様に教わりました。
コップの中に怒りのネタを幾つも入れてしまうと直ぐに一杯になって最後の一滴を落とした人物が痛い目に合う・・・・。
怒らないで済むには、プチ怒りを溜めるコップを大きくするか、怒りの基準を定めて基準以下はもう怒らないと決める事だそうです。
そして上手な怒り方のポイントが「か・り・て・き・た・ね・こ」です。
2週間前の事はすっかり抜けているので、自分自身の復習を兼ねて・・・・。
か⇒感情的にならない。または感情を伝える(挨拶をしてもらえず、寂しかったしガッカリした・・・・)
り⇒理由を伝える
て⇒1つの事を手短に伝える
き⇒キャラクター(人格・性格)に触れない事・・・・いっても変われない事にはふれない
た⇒他人と比較しない(親は子供を比較する時に、他の兄弟と比較しない)
ね⇒根に持たない(怒りを持続させない)
こ⇒個別に対応する 個人の特性に合わせた対応をする
この事を「何だっけ?」と思い出すだけでも一々イライラをコップに溜めずに済んでいます。
昨日もプライベートな相手とこの話をしていました。
お互いの体験を話していると「古谷さんのコップはどうしてそんなに大きいんですか?」とスゴ~~~ク恥ずかしくなる様な事を言われました。
「全然大きくないですよ。アハハ💦」と冷や汗ものです。
でも・・・・。もしかしたら大きくなっているかも・・・・・・。
今日、契約を更新する予定だった方が時間にになっても現れません。お電話をすると「ちょっと、都合がね~~~。午後でもいいかな?」と仰います。
今日の午後は他の約束があったので午前中にしたはずだったのに・・・・と思いながら怒るまでには至りませんでした。
それは、言っても仕方がない事だと解っているからです。
何とか午後にお越しになった代理人の方は契約書の袋とじを当方のデスクで、「ハサミ貸して」と言いながら作成しておられました。
そして「先にそっちの資料を送ってくれてたら作ってこれたのに」と言葉を重ねます。
今までの契約書には何年前を振り返ってもそんな添付がありません。
でも今日のわたくしは「そうでしたか・・・・気が付かなくて済みませんでした」とお詫びをしました。
普通ならドヤシまくるところですが、もう仕方がありません。改善の見込みがないのですから・・・。
と言う事は、友人が言う様に少しはグラスが大きくなったと言う事でしょうか?
イエイエ、怒りのポイントを外しただけなのです。怒りの基準から外してわざわざ大きなエネルギーを使わないで済むようになったと言う事なのか知れません。
文句や愚痴も同様です。
なかなか、こればかりは中止にできませんが、その時には同じような価値観と軸を持った人に聞いてもらってスッキリさせるだけです。
そうそう、一番大事なコト。
それはどういう事や、どんな場面で古谷が怒り出すのか?
この基準を周囲に伝えておく事です。
それは、評価制度と同様、ただいま準備中です。