8月2日(火曜日)
月初は保険請求の為の実績入力や請求書の確認等々、本来は忙しい期間です。
しかし、突然手が空く時間があるもので、『積読』にしてある書籍や定期的に送られてくる冊子に目を通すことが出来ました。
その中で面白いタイトルを発見しました。
それは
『利益を出すことは美しい』というものです。
おまけに、挿絵には大きな紙に筆文字で示している人(多分経営者でしょう)とその文字を見て『おお~~!!!』と関心を寄せている人がいます。(多分社員や関係者でしょう)
この言葉はある会計士の方が書いた記事のサブタイトルです。
税金を払う事が出来なければ、内部留保は増えません。
すると、社員やその家族を守る事も出来ません。
会社が存続しないと言う事は、今弊社のサービス(業務)をアテにして下さっているお客様を裏切る事になります。
よって、利益を生み出すことがどれだけ美しく、大切な事なのかをもっと理解しないといけませんよ・・・。という記事でした。
「会社が儲かっているなら、我々の給与をもっと上げて欲しい」と社員であれば思うでしょう。
し・か・し
儲かった時に給与額を上げたとしても、もし不測の事態になった時にその額を下げる事を良しと出来るでしょうか?
人間は、一度受けた利益は手放したくないものです。
社員に自社の経営内容は誇れるものだと思ってもらえる様、この言葉を使わせて頂きながら、仕事をする価値や、利益を生み出す仕組みをもっと解りやすく伝えていく必要があるなぁと思った次第です。
もう一つ、気になる記事を読みました。
それは定食のチェーン店O-T屋さんの事業承継のゴタゴタの記事でした。
ずいぶん辛辣な内容でしたが、一代で大きくした同族会社を引き継ぐには並々ならぬ課題があると同時に、ドロドロした人間模様がある事が書かれていました。
健全な運営を続け、会社が成長しても、それをどの様に引き継いでいってもらえるかは解らないものです。だから、長く続けることが難しいのです。
美しく利益を出し続け、願わくば美しく身を引きたいものです。