8月19日(金曜日)
午後、全体MITGにて『業務の標準化』『5つの何故?』について勉強しました。
1時間のMTGの前に事前の打ち合わせをします。
その意味を良く伝えておかないと、「言われたから来た」ことになりかねません。
貴重な勤務時間中に3名の時間を使うからには、それなりの成果を上げなくてはなりません。
今日の確認では、まずまずの役割を果たしている様で、ひとまず安心です。
さて、本番のMTGの冒頭で『標準化』そのものの意味を理解していないメンバーが数人いる事が解りました。事前に解って良かった事です。
この事を知っているのと、知らないのとでは進行の方法が変わります。
業務の標準化の前に言葉の標準理解です。
理解度に差があったとしても、まずまずのスタートラインに立って貰うのが準備の一つです。
この準備に手を抜くと、解らない者が置いてけぼりをくいます。
そして、解らなくても通ってしまう・・・という悪循環が起こります。
解らない事が恥ずかしいとか、責められるべき事ではなく、解らない事を解っていない、又は知ったかぶりして時を過ごと人の成長を妨げますし、色々な誤解を与える事にもなります。
・・・・・・・月に一度の1時間ですが、この為に随分と考えさせられることがあります。
社員への啓蒙のつもりが、実は自分自身への課題発見に繋がることだらけです。
一方的に伝えるだけであれば簡単ですが、社員とのやり取りを盛り込むと、様々なキーワードが出てきて、その背景を想像するだけで、また取り組むべき事が見えてくるのです。
その時に『あ~~~これでイイ・・・という終わりが無い・・・・』と痛感します。
何気ない一言で、普段どんな気持ちで仕事に向き合っているのかも伝わってきます。
それがライブ感溢れるMTGの良さでもあります。
表面に起こっている様々な事柄の正体・・・・・。
今日も何故?を3回くらい繰り返すと、意見が出にくくなってきました。
意図的に、強制的に聴いても4回目の何故?5回目の何故?にはなかなか辿り尽きません。
これでは普段、自分たちだけでXの正体を見極めるには至らないはずです。
考える事はとてもエネルギーのいる事で、疲れます。
体力・筋力と同じで普段から鍛えていないと長歩きや階段が登れなくなるのと同じで、頭も考えるトレーニング・習慣をつけないと途中で挫折するのだそうです。
もう歩けない・・・・と同様に、もう解りません・・・・。が答えになってしまうのです。
一人で考えを導き出せないなら、どの辺までたどり着いたのかを教えてくれれば、ヒントを出す手伝いが出来るのです。
歩けなくなりそうな人に手を引っ張ってあげたり、お尻を押してあげたり、杖を貸してあげてゴール迄導いてあげるのと一緒です。
考えは見えないので、解る様にするには発語してもらう以外にはありません。
『解りません』という一言は禁止用語になっている組織もあります。
禁止にしないまでも、その言葉が出たら、わたくし自身がそれを鵜呑みにせず、繰り返し「なぜ?」と問いかけていく事に致しましょう。
『解りません癖撲滅運動』開始です!!