11月15日(火曜日)
昨日、毎度のように長々と書き連ねてアップしたものの、数分で取り消しを行いました。
夜間にお客様の訃報を知ったためです。
このお仕事をしていると、お客様の最後のお見送りまで責任を持つのがモットーですが、全ての方々にそれが上手く当てはまらない場合があります。
それが夕べの知らせでした。
自分の身体がどんなに辛くても、また仕事でどんなにキツイ事があってもそうそう涙を見せなくなったものですが、昨晩はとても悲しくて久しぶりに涙を流しました。
悲しいというのは、命が終わった悲しみではなく、その前後の関わり方に不本意さを感じたからです。
不本意とは文字通り本意ではなかったと言う事です。
わたくしが目指す本位が現場の一人一人に伝わっていなかった事実を突きつけられた一件でした。
お客様は身をもって私たちに色々な事を教えて下さいます。
そのお客様に対して御恩返しの気持ちを持って次に繋げないと、『教え甲斐の無いヤツラだ・・・』と
天国からお叱りを受けそうです。
悲しいお知らせは、ただ悲しみを感じる為に受けるのではないという事を、このお仕事に関わる全ての者達が、今一度心新たにしないといけないと痛感しています。