11月29日(火曜日
昨夜、介護事業者連絡会の定例会議の後、いつものお仲間と食事をいたしました。
昨夜の会議はいつにもなく、欠席者が多くほとんど報告会的なものに終始してしまいましたが、介護終了後の「個別情報交換」の時間もじつは大変有意義な時間となります。
ただ、この時間帯のお食事処は、お酒とタバコが付き物で、どちらも今の私にとっては辛いものです。
そうは言っても、お付き合いはお付き合い。
昨夜は、初めてのお店に出向きました。
可愛いアルバイトの女の子が愛想よく元気に迎えてくれました。
福岡の屋台を思わせる店創りで、店内にズラ~~っとぶら下がっている提灯が賑やかでした。
タバコの煙がモウモウとしているので、お仲間に事情を話し「短期決戦」で引き上げる様お願いをしました。
幾つかのお料理を頂き(わたくしは専らウーロン茶・・・・💦)お会計のお願いをしたところ、可愛いお姉さんが、色々な仕組みについて説明を始めました。
お店で発行するシールを見せるとお通しがタダになる・・・・シールが無いと一人350円になる・・・・。
二回目の来店があるならシールを200円/人で買った方が絶対お得!!!と言うものです。
何だかよく解らないけれど、どうも「お得」といキーワードに弱いのと、そのシールを見せるだけで次から、お店特性の餃子が年齢の数だけタダになると言うのです。
イヤ~~~、いくら何でも餃子を50数個も食べないでしょう💦と思うのですが、結局3名各々がシールを購入する羽目になりました。
割り勘して、お会計を済ませ、普段は見返す事の無いレシートをシゲシゲと見ると、「お通し代が3人分とシール200円の3名分がしっかり会計に含まれていました。
そうか、次回からそのシールの有効性が発揮できるのか・・・・・と思いましたが、何となくこの会計システムには引っかかりました。
それは、飲み食いをした後にその説明が行われた事が一点。
酔いが回っている顧客に対して、早口の口頭説明で、押し切ろうとした事が一点。
この戦略が客単価を上げるのとリピートに繋げる秘訣なのかも知れませんが、200円のシールを1回買っただけで、次回から毎回餃子を50個頼んだら採算が取れないと思うのですが・・・・。
その辺の説明も超~アバウトで、とにかく愛想のよいお姉ちゃんの勢いに任せている様な感じでした。
他のお仲間も「何が何だか解らないね~~」と言いながらご祝儀感覚でシールを買った模様です。
お金の使い方とか、価値観と言うものは不思議なもので、高額な買い物を迷わずにしてしまう一方、高々200円とか300円の支払いにケチをつけたくなるのです。
弊社のお薬の価格についても同じことが言えると思います。
ジェネリックが安くてイイですよと説明をする時に、本当にお客様が納得感を持ってYesと言って下さっているのかどうか?
低価格だからイイのか?その他にもお客様にとってのメリットが何なのかを、説明側が良く解ってご説明をしているのかどうか?
飲食であっても、医療であっても、顧客にとって明朗会計はとても重要な事です。
医療費の内訳は大変複雑で解り難いものです。医療を受ける方々は、致し方なくそれを丸のみしている場合が多く、医療に限ってはお金のことに触れたがらない傾向があります。でもよく解っていない。
しかし正々堂々と、医療費の仕組みとそれ相応の仕事をご提供しているという事を自負を持って説明できるようにしたいものです。