12月6日(火曜日)
『事件は会議室で起きているんではなく、現場で起きてるんだ!!』という名台詞は人気ドラマの主人公が言った言葉です。
「社長、ちょっといいですか?」という内線電話が入ると、話を聞くまでのわずかな時間でも、気持ちが不穏になりそうです。
イヤな予感がしても、先延ばしにするとそれだけ不穏な気持ちを引きずる事になるので、サッサと聴く様になりました。
『今度はそう来たか・・・・』という感じで話を聞きますが、物事には必ず原因と目的があると言う事を踏まえていると、色々と難儀に感じる出来事もパズルを解く様に物事を考えられる様になります。
数年前から、自宅で少しの時間がある時、数独パズルに向かっています。
分厚い本の中盤位になってくると、最初の数字が全然入らないで困惑する事が増えてきます。
それでも、一コマ一コマに入る数字、絶対に入らない数字は何か?と可能性を見ていくうちに、ストンと気持ちよく埋まっていくのが楽しくて続けています。
人と人のトラブルや、困りごとの解決にも通じるものがあると思います。
∴ そもそも、どうしてその事が起きたのか?
∴ 関係者は誰?
∴ いつからそうなったの?
∴ その事で、どんな支障が起きているの?
∴ 急ぐの?急がないの?
そんな疑問を一つ一つクリアにしていくうちに、何をしなければいけないのかが見えてきます。
これらの対応も経験を積まないと上手くならないのかも知れませんが、お客様がその体験をわたくし共にさせて下さる為にでしょうか・・・・・?
実に色々な事件が現場で起きています(-_-;)
そして、事件が教えてくれる事は沢山あります。
わたくしは、自分の会社で起こっている事を出来るだけ正しく伝えられる事を望みますが、この段階で何らかのハードルがあると、事実として上がってきません。
事実が何かを確かめないと、数独のパズルで言えば、適当に数字を当て込んで、結局最後の方でつじつまが合わない結果になってしまうのと、同じことになります。
ただ、面白いと言いますか、何と言いましょうか、何故か耳に入る様になっています。
偶然ではなく、必然なのだと受け止めています。
現場で起きている事は、現場の者達だけの責任では無いですよ!と言う事なのです。
一見『事件は現場』理論になるのですが、事件を起こす要素はもっと違うところにある様な気がしたのが今日の出来事でした。
そうか・・・・・何だかその事を教えて頂く為に、皆が悪役を演じてくれている様な気がして参りました。