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変化を伝える

12月16日(金曜日)

今年最後の全体ミーティングの日。

毎回本番の前に打ち合わせのためのミニ会議を行います。
各部署から1名参加してもらい、今日の内容と、それに向けて準備してもらう事、会場や椅子の設定もこの場で行います。

肌感覚では、この打ち合わせをすることでのメリットを感じてはいましたが、自己満足かもしれないとも思い、今日改めて本人たちに確認を致しましたところ、この事前打ち合わせがある事で、本番の会議に向けての意識が高まるどのこと。

あ〜、やっぱりやり続けて良かったです。

今回のMTGからは、事業本部長が新たにメンバーに加わりました。

立場は上でも一つ一つの事柄に於いては何も知らない新人さんです。

社員一人ひとりが本部長に会社の文化を伝えてあげることがお互いの理解を深め合う事に繋がります。

この日は、半分がクラウドサービスの営業担当者による説明。残りの時間で今後の会社の有り方について本部長が大枠で指針を示しました。

この根底にあるのは、『社員が幸せになる会社である為に』です。

世の中に起こっている変化や、変化が及ぼす恐ろしい現実をわが身に置き換える事で、強くたくましい会社になろう!というものです。


この手の話はいくら社長が一人で力んだとしても、社員からしてみるとホンワカ他人事です。

しかし、社長よりも社員に近い、社員よりも社長に近い立場の者が真剣に伝え合う事で接点が増えてきます。

お陰様でこれまでは何とか順調に歩んではいるものの、今後の事を考えた時にはウカウカしてはいられません。

まずは、変化に対して敏感になる事。

怖がる必要はないけれど、相手を知らなければ対策は打てません。

台風が来ると分かれば、停電に備えて電池の用意をするでしょうし、買い物に行けない事を想定して日持ちのする食材を前もって買うでしょう。

昔は、サッシなどという丈夫な窓ではありませんでしたので、雨戸を閉め、それさえも吹き飛ばされない様に板を打ち付けていた父の姿を思い出します。

母親は、電気が消えても食事に困らない様に、おにぎりを沢山作っていて、子供心に暗がりの中で探検ごっこをしている様でワクワクしたものです。

1日や数時間の台風の為にも親は家族の安全・安心の為に精一杯生活の知恵を働かせ、守ろうとします。

この頃は、何かにつけて便利になり、自分たちの頭で知恵を絞りだす事が少なくなりました。
困ればすぐにスマホで検索!


会社の運営に関してはわたくしは社員たちの親に当たる訳です。

もうすぐ大きな台風がやってくる、千葉や埼玉では風も雨も強くなっている・・・・・。と聞けば何もしないで毎日を過ごす訳には参りません。

強い雨風が吹きすさんでも、ビクともしない安全な会社にメンテナンスしていくのですが、このメンテナンス計画を『面倒』と思うか『やってやろう』と思うかでまた動きが変わってきます。

いづれにしても、仕掛け人のわたくしたちは何事にも動じることなく、ワクワク感を持って臨む事は明白です。


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2016年12月16日 19:05に投稿されたエントリーのページです。

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