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2017年02月 アーカイブ

2017年02月01日

恩送り

2月1日(水曜日)

『恩送り』

誰かから受けた恩を、自分は別の人に送る。そしてその送られた人がさらに別の人に渡しながら「恩」が世の中をぐるぐる回ってゆくということ。

この言葉を3年前に何かで読み、社員に伝えたくて毎月社員に渡しているメッセージにしたためた事がありました。


今改めて読み返しても、いい言葉で、いい行いだと思います。

『恩』とはそもそも愛情の表れ、慈しむ思いの事です。

物や金銭のやり取りだけでなく、配慮であったり、気遣いも恩返しの対象になると思います。

道行く人に親切にして頂いても、その人に直接恩を返せませんが、その人にして頂いて、有り難かった事を他の方にして差し上げる。このちょっとした気遣いの事なのだろうと思います。


今日、昼間のバスの中の事。

ビンクのお揃いのジャケットを着た小学生の姉妹がすぐそばにいました。
お姉さんが席に座り、その横に立つ妹さんが何やら話しかけています。

一つ先の停留所ですぐ後ろの席が空いたのですが、妹さんが掛けようとしなかったので、「後ろ空いたけど、座らなくていいの?」と声をかけました。

すると、コックンとうなづいたので、通路に立つ人数を減らしたほうが良いと考えて、わたくしが座る事にいたしました。

そこまでは良くある出来事、風景です。

し・か・し❗️

驚いたのは、2つ先の停留所で姉妹が降りる際に、お姉さんがわたくしに「ありがとうございました」と挨拶をして降りていったのです。
反射的に、「どういたしまして。気をつけてね」と返事をしましたが、とても清々しい気分なりました。

『妹に座席の案内をしてくれてありがとう』と言う事なのでしょうが、ホントに何という事でしょう✨

小学生の子供さんが誰かの親切、配慮に感謝の言葉が言えるなんて。

それも自分にというより、妹に起こった出来事に対してですから、訳もなく関心、感動したのでした。


この頃は、あからさまに直接的なやり取りだけに価値を見つけたがる様子を多く見受けられます。

自分にとって損か得かの評価。

すぐ側の人に対する関心の薄さ。

今日出会った姉妹を生み育てられたご両親にお目にかかり、「こちらこそありがとうごさいました。お嬢様達の振る舞いで貴重な体験をさせて頂きました。」とお礼を申し上げたい気分です。


でも、どこのお嬢さん達かわからないので、その感謝の気持ち、心地よい想いを他の何方かに感じて頂けるような言動を心掛けたいと思います。

『恩送り』の種まきをしてくれた姉妹に大きな幸あれ💕


2017年02月06日

環太平洋戦略的~~協定とは異なる『TTP』

2月6日(月曜日)

もう一つのTTPとは先週に開催された(開催した)介護事業者連絡会の研修会で、講師から教わった『業界用語』です。

『徹底的にパクれ!!』

良い行いはとにかく真似をするのが、成功の秘訣と言う事です。

学ぶの語源は➡真似る

この事は有名ですが、つい忘れてしまっています。

TTPと一言で表す事が出来ると、常に言葉に出やすくなります。

社内で活用しているチャットで、デビューさせました。これもTTPです。

研修会に参加すると、良い例えや感心するお話で感動して帰ってきますが、2~3日でその感動は終息します。

ですから、直ぐに真似ができる事を一つ決めて即実行する事にしています。

72時間ルールの事は事あるごとに社員に伝えていますが、自分との約束は自分にしか解らないので、約束を守り難いのです。

だからこそ、研修会に参加したメンバーには翌日あった時に、「昨日の勉強会を終えて何か一つ取り組もうとしたことがあった?」と質問をする様にしています。

頭の中にボンヤリ浮かんでいる思いを早いうちにアウトプットさせて、本人の意識に定着させるのが一つの狙いです。

もう一つは、口に出すことで、他の人に解ってもらえるというメリットです。

『ふ~~ん、〇〇さんは、そんな気づきがあったんだ。△△をやってみるなら応援してあげよう。』

よっぽど関係性が悪い仲だとか、トコトン意地悪な性格の持ち主でなければ、人の成長に手助けをするのが人情です。

わたくしは、翌日のインタビューをする事で、その人たちがどんな言葉に関心を示し、自分自身にどんな課題を感じているのかを察する事が出来る事、そして『私はね~~~~』と自分の感想と決意表明をそこで同時にできるので、この場をとても大事にしています。


勉強会の開催にはとても労力が必要です。

◆テーマの決定

◆テーマの内容に沿った講師の選定と交渉(講師謝礼のお支払い額とお支払い方法の確認)

◆会場の予約(講師のご都合と会場の空き情報のマッチングがあってこその企画です・・・)
(会場費のお支払い)

◆会員への案内(チラシ)作成➡講師への確認と承諾

◆チラシの配信手配

◆申し込み状況の随時確認(定員にみたない場合の再配信や、声かけも大変です)

◆アンケート用紙の作成

◆当日の役割分担決め(受付・司会・会場設定・アンケート用紙の回収・まとめetc.)

◆参加者名簿の確認とプリントアウト。受付担当者への説明等々。

◆当日の会場チェック、PCとプロジェクターの設定、音声の確認

◆資料の確認、配布、座席への誘導

◆時間配分通りの進行協力・・・・・・

もう、何十回も行っているものの、これらにかかる時間は相当なものです。

この一連の流れを皆さんがTTPして下されば、どれだけ助かるか・・・・・。

この事に気づいて下さる人が一人でもいて下さったなら、幸せなのですが・・・・・。


   


2017年02月07日

欲しがる人、与える人

2月7日(火曜日)

先週行われた研修会のアンケートをまとめていると、実に色々なコメントがあり、感心させられてしまいます。

以前は、不満めいたコメントもいくつかありましたが、今回は自分自身が気づいた事を書いて下さった方が多く、それを読むだけでも役得だと嬉しくなりました。

研修に参加する方々は、何かを求めてくる訳です。
講師がその何かの答えを出してくれる事を期待して来場するのです。

ただ、そのままポンと答えが出てくるとは考え難いと思います。

講師が発する言葉や事例を考察し、自分自身の課題と照らし合わせる事で成果が出て来るのだと思っています。

会社に於いても同様です。

入社希望者との面接では「勉強がしたいので・・・・」という言葉をよく耳にします。

「勉強の為なら、授業料を頂きますよ」と笑って答えますが、欲しがりのタイプはトコトン欲しがりだという経験を沢山してきました。

勉強したいと言うと一見聞こえはいいのです。謙虚で熱心な人に思えます。

ただ、お給料を頂く為には勉強は必須です。当たり前のことです。

雇用契約は業務の契約ですので、仕事に対する成果を賃金としてお支払いするのです。

会社として勉強の機会を設ける、何かしらの支援をする事はありますが、欲しがりタイプの人は自分が知り得た情報やスキルを人に与えたくない傾向があるのも面白いところです。

そんな事を書き連ねていながら、先般受けた事業者指導の内容について、まとめたものをケアマネ事業所にシェアしようとしていた時に、『あれ?すでに指導を受けた事業所の方々からは、かいつまんでの情報しか得られていない・・・・うちだけ丸出し?』とすごく心の狭い思いが浮かんできたのです。

❝ あ~~~~!!なんて了見の狭い女なんだ~~~~ ❞ と自己嫌悪💦

いつでもギバー、与える人でありたいと思いながら、テイカ―、欲しがる人を少し侮蔑しながら、自分自身が試されているのでした。

2017年02月08日

刃物は要らない……

2月8日(水曜日)

人を傷つける、人の思いを打ち破るには、ホンの一言でモノ足りるという事を体感。

もしかしたら、自分自身も知らないうちにそんな言葉の刃を向けていた事があったかも知れません。


刃だと分かっていて発言する時も、知らずに発するにしても、それをモロに受けた時にはさすがに気が萎えます。

浅いキズでも繰り返される事で回復不能になるでしょうし、その受け止める力量によっては致命傷にもなりかねません。

社長業であっても同じです。

一々落ち込んではいられない出来事が続いたとしても、凹んではいられません。

しかし、今日の一撃(一言)は痛かったです。


痛い一言とは反対に、新たな出会いや関係作りという素晴らしい出来事があって、やっと救われた感があったのも今日一日に起こった事です。


嬉しい事があれば、知らないうにに口ずさむ歌や曲がありますが、今日の様な日にはドドーンと痛い心に静かに共感し、そっと癒してくれるベートーベンのpianoソナタがピッタリです。

特に31番の第三楽章。

絶望的に悲しく、でも美しい音の流れの最後は、天に向かって心が開けていくようなエンディング。

絶望を感じるからこそ本物の明かりが見えるという解釈ができそうです。

2017年02月09日

考えて答えを出す教育

2月9日(木曜日)

どうしてだろう・・・・・?

なんでだろう・・・・・?

事あるごとにそう悩み、考える時間が増えています。

その反面、サッサと決める事には時間をかけない様にしています。

先日、ある保険代理店の方との初回打ち合わせで、大よその保険料を伺った後2回目のご訪問の際に「印環があればいいのかしら?」と用意しようとして、「社長、未だです。今日は見積もりをお持ち下さったので、契約はこの次です」と部下に注意されました。

何れにしても早々に契約をしなければいけなかったので、サッと済ませたいと思っていたのです。


今日もある取引終了の書面のやり取りについて、ご担当者からの説明がありましたが、慎重に事を運んで下さろうとしているご配慮とは逆で、どんどん事を進めようとして笑われました。


以前、会長が社長の時代に、随分セッカチだなアと思ったものです。

関西では『イラチ』と表現するのでしょうか?

少しの時間も待てなくなる。勿体ない。グズグズしている様子が不愉快になってくる・・・・。

当時は、用件を伝えるのに事情を話していると「結論は何!?!?」と言われビクビクしていたものでした。

ところが、時は経ち、立場も変われば何と、当時の会長と同じ口ぶりになっているのです。

そして、決裁事項をどんどん進めないと、仕事が回らないという事情も解りました。


管理職の人達に次々と宿題を出すのですが、答えが滞ると、宿題のテーマがボヤけてきてしまうのです。

何人もの人に指示を出していると、一つタイミングがズレると、何が何だか?の状況になります。

先日、TVを見ていたところ、最近の中学教育の中で、重きを置き始めたのが『考える力』『自分の中にある答えを導き出す力』なのだそうです。

〇か✕かの答えを出すのではなく、途中までの問題を読み、その先の問題を自分で作り、回答を述べる・・・・など高度な設問が増えているのだそうです。

それから、ディスカッション。

自分の意見を堂々と伝える力をはぐくみ、同時に周囲の人の異なった意見を聞く力も養う。

ここでは、言葉の勉強もさることながら、相手への配慮や、受容、肯定していく能力も育つのだそうです。

ひところの『ゆとり教育』とはかけ離れたスゴイ教育だと感心して番組を見ていました。

これからの社会では『自分の頭で考え、答えを導き出す』人が求められるからと教育者は語っていましたが、それは今でも必要です。

何故?と聞いた際に黙り込む・・・・・。

A?B?と聞くと、やっとAとかBとか返事をすればまだイイ方・・・・。

この状況を個人の資質だと思っていたのですが、やはり教育や環境なのでしょう。

そして、大人になったら自己成長に責任を持つか持たないかの差が大きいと思います。

教育の範囲には躾も含みますが、考えなくても周囲が答えを出してくれる環境に身を置き続ければ、考えなくもなるでしょう。

『社長はやさしいから、答えを出してあげている』と言われることがあります。


大いに反省をし、黙って辛抱できる努力をしないといけません。

何故?の質問に無言が続いたとしても、イラチにならず、発語を待てる様に自分自身への教育も重要です。


しかし、今日ご訪問下さった若い方の意見は、解りやすく、大変感心致しました。

彼が相当な努力をしている事は、毎回訪問する際に持ち寄る話の中身で良く伝わってきます。

同じ時間を使うのであれば、この様な方々と有効に過ごしたいと思った次第です。


2017年02月13日

キラキラの世界✨

2月13日(月曜日)


土曜日の夕方から、クラシックとロックの融合をテーマにしたコンサートに行って参りました。

指揮者の西村智美さんとアルフィーの高見沢さんのギターのコラボです⭐️

お二人とも端正なお顔で、スタイリッシュで白い衣装の高見沢さんは白馬に乗って現れる王子様そのものでしたし、西村さんのタクトさばきは何とも優雅で、途中ため息を押し殺すのに頑張ったくらいでした。

前から6番目、ほぼ中央のお席からは、西村さんのハッ‼︎とかスッ‼︎など息遣いが聞こえてきて
臨場感溢れる時間を過ごす事が出来ました💕


諸説あるものの、指揮者の右手、指揮棒はリズムを伝え、左手は音の強弱、どのパートに指示を出すかなど音楽の表現を引き出すものと言われています。

女性にしては身長も高く、手足が長いので左の腕や白い指先の動きを眺めているだけで幸せな気分になります。

キラキラした空間で、幸せな時間を過ごすって、イイと思います✨

2017年02月14日

お皿争奪戦💦

2月14日(火曜日)

昨晩、訪問リハビリテーションにおけるリスク管理について学んで参りました。
ご講演は、日ごろから大変お世話になっているH先生です。

この様な場では、演者の経歴をうやうやしくご紹介があるのが常になっています。

昨夜もそのお陰で、改めてH先生のご活躍ぶりがわかった訳です。

次に恒例となっているご挨拶は『◯◯先生、身に余るご丁寧なご紹介、ありがとうございました』と、紹介を受けた先生がお礼を述べてから本題に入ります。

ただ、昨夜はその儀礼的な挨拶が割愛されていました。

それもサバサバとしたH先生らしくカッコイイなと思いました。

土曜日に指揮者の西本さんのカッコ良さにウットリした訳ですが、女性が男性社会と言われている世界で活躍し続ける為には、指揮者でも医師でも並大抵の努力では済まなかったのだろうと想像します。

とは言っても、H先生はとてもお洒落です✨
お目にかかる度に素敵なお召し物やアクセサリーで身を包み、男性が多い会場に華が咲く様です。

仕事では何に対しても迎合せず、いつも毅然と前を向いて人様のお役に立っていらっしゃる。    

一方ご自身が素敵に見える、素敵に振る舞える身なりにも気を配られている。

このバランス感覚は見習わないといけません‼️

まさにTTP‼️ 徹底的に真似る‼️

懇親会の会場で、ご挨拶し損ねていたら、先生からお声を掛けて下さいました。

「古谷さん頼りにしています」と言って下さり、たらふくご馳走を頂いて満腹になった身が一瞬引き締まりました。

あ〜〜💦ダメダメ、やはりご挨拶はお腹を満腹にする前にこちらからキチンとしておかなければ……。

毎年この時期には恒例となっている勉強会and懇親会ですが、慣れてしまってはいけないと肝に命じた夜でした。

そうそう、ブッフェではお皿にお料理を少しづつ取り分けて頂きますが、テーブルに置くと、少し食べかけが残っていても、サッと引き上げられてしまいます。

その片付け方のスピードが余りにも早いので、少し困った状態になりました。

フルーツの盛り合わせの中から一片のイチゴのヘタを置いたら、それだけで『汚れた皿』とジャッジされ引き上げられそうになったので、思わず手で防ぎました。

割りばしもフォークもお皿に置いておくとそれ毎引き上げるので、一皿一皿割りばしをとりに行かねばなりません。ちょっと横の方と名刺交換などしているうちに、どんどん片付けが進行してしまいます💦

それで、わたくし達のテーブルでは「もしかすると、バックヤードに引き上げたお皿を積み上げて、回転すしの様に枚数でフィーが決まる仕組みになっているのかも・・・・・」という仮説が立ったのです。

それを言い出した途端、引き上げようとする係りの方の動向が気になって仕方がありませんでした。
皆顔を見合わせて吹き出しそうになったのです。


真面目な、真面目なお勉強の後の、可笑しな可笑しな一コマでございました。

2017年02月15日

ご縁をつなぐ

2月15日(水曜日)


割り当てられた空間で、会社の特徴を打ち出します!
今回は、プロジェクター持ち込みで沢山の写真や動画を流し続けました♪



会社PRのコメント練習風景。
結局わたくしも混ざったのですが・・・・・💦


介護業界の人で不足は深刻です。

薬局薬剤師も同様ですが、制度の見直しもあり、福祉業界ではどんどん「素人さん」を介入できる様
な仕組みを作っています。

今日は区内の法人が採用に繋げられる事を期待して一堂に会しました。

今日、弊社のブースにお立ち寄り下さった方は11名。

来場者が100名前後と伺ったので、1割の方が立ち寄って下さった事になります。

その中でも、基準を緩和したサービスの担い手さんとは何人かお話が弾みました。

職を求めてお越しになる方は、不安が一杯です。

どんな不安かというと、『未経験なのに採用して貰えるのか?』『どんな指導をして貰えるのか?』
『初めから常勤は自信が無いので、非常勤でもかまわないか?』

実に基本的な事で、お話を伺うと『な~~~んにも心配いりませんよ』とお答えが出来るものです。

訪問ヘルパーさんの場合は、お客様のお部屋の見取り図に物品の置き場所が示してあり、何を使ってどんな事をするのか、一目でわかります・・・・と裏紙にザザーっと書き示したところ、緊張していたお顔に少し緩みが見受けられました。


そうそう、この不安感を持っている事に敏感にならないといけません。

何年、何十年も同じ仕事をしていると、『このくらいの事・・・・』『エッ?そんな事解らないの?』と勝手に違和感を感じてしまいますが、たとえ他で何年も経験していたところで、初めての仕事場ではお互いに謙虚になって学べる環境を作らないといけないのだと今日の体験で改めて認識いたしました。

11名の中で、面接のお約束を取り付けた方が2名。

履歴書をお送り頂くお約束をした方が2名。

これはなかなかのものだと思います。

されど、人事と言うものは最後の最後まで油断できません。

来週、お目に掛かって本気でお迎えしたいという想いをお伝えしたいと思います。

さて、留守をしている間に薬剤師の応募のお電話がありました。

30歳。残業なし、土日は完全休業、680万円希望だそうです。
しかも派遣希望なので、派遣会社にお支払いする費用は1,000万円を優に超えます💦💦

ごめんなさい。ウチはその条件は飲めません。

紹介会社のコンサルタントが本当の意味のコンサルを行って下されば、その方の仕事感・やりたい事、会社に、社会に貢献できることが見えてくるはずなのですが、相変わらず休みとお金の事ばかり。


人と人が長い間、供に働くには強い縁・絆が必要だと思っています。

この人なら、そのお仕事ならぜひ高い報酬をお支払いしてでもお越し頂きたい!!と思える方とご縁を繋ぎたいと思います。

また、それが実現できる会社としての体力をつけておかないといけません。

何はともあれ、この日の為に準備を重ねてくれたスタッフに心から感謝。

そして、今日ブースに立ち寄って下さった方々に感謝です。

2017年02月16日

進化していました!

2月16日(木曜日)

介護事業のソフトが大変使いにくく、業務効率の改善の為に新しいソフト会社様にデモをして頂きました。

訪問介護と居宅介護支援(ケアマネージャー)の二部門の使い勝手を確認したのですが、実に良く現場の声を形にしてあり、今使っている不自由なソフトと比較するのが申し訳ないほど進化している事を感じました。

『効率的に』と言っておきながら実は不自由を強いていた事に気づき、「苦労を掛けたわね・・・・」とお詫びの気持ちが沸いてきたほどです。


とにかくケアマネージャーはPCに向かっている事が多く、マネージメントと言うよりも帳票作成屋になっています。

キーボード操作を出来るだけ少なくし、マウスクリックで入力ができる創りは、非常に助かります。
画面の開きも早く、何と言っても基本入力したデータが様々な帳票に紐づくと言うのが大きな魅力です。

今は、基本ソフトにない帳票は全てExcelでの手作り・・・・・。

これが本当に手間暇かかります。

そして、驚きのオプション機能として、『音声入力』が出来る事。

早口でも、少しの癖や訛りがあっても人工知能が学習をしてちゃんと文字に起こせます。
しかも、医療用語や福祉用語のマスターがある為、褥瘡・誤嚥など変換が鬱陶しい文字入力の必要がなくなるのが素晴らしいです。

今も「誤嚥」と打とうとしたら「ご縁」と表示されました。

仕上げて、印刷した後に誤字や変換ミスがあると、愕然とします💦


便利なものにはそれなりの費用がかかりますが、『でも・・・お高いんでしょう?』とテレビショッピングの様な振りをしたところ、今日の所はハッキリ仰らなかったので、見積もりを確認してのお楽しみになります。

会社は、こんな事の為にもお金を貯めておかなければなりません。

でも生きたお金を使って、社員が働きやすい!!と喜んでくれる様な意思決定をするのがわたくしの仕事ですので、笑顔を作ってあげたいと心から思います。

2017年02月20日

進化です👍

2月20日(月曜日)

先週末、大腸内視鏡検査を受けて参りました。

それは、先月外出先でこれ迄に無い悪寒と腹痛で一瞬気が遠くなった後に、冷や汗か、脂汗がわからない汗が滴り落ちる体験をしたのがきっかけでした。

近隣の先生から専門医へのご紹介、そこからさらに大学病院へと
ご紹介を頂き、諸検査を受けてきた最後の検査が内視鏡検査でした。

体験をなさった方はお分かりの事と思いますが、大腸の検査はその前の準備が難儀です。

実は15年くらい前にも同様の検査を受けたのですが、その時の辛さが蘇ってきて、確かにこの数日は憂鬱な思いを続けておりました。
しかし‼️
今回は全くと言って良いほど辛い事はありませんでした。

検査中は軽い麻酔薬を使い、違和感も不安感もないまま、看護師さんにポンポンと肩を叩かれるまで意識はありませんでした。

薬が抜けるまで20〜30分ほどリクライニングシートで休んだ後は、目覚めもスッキリ💕

ポリープも何も見つからなかったので、入院の必要も無く、写真をお見せ頂きながら丁寧に説明を受けて、無事に帰宅する事が出来たのでした。

検査修理後、ストレスチェックの指標となる泣き顔から笑顔を10ポイントで仕分けられているメジャーを示されました。

わたくしが示したのは、もちろん満面の笑顔です。


医療は日進月歩と言われますが、受ける必要が無いのが一番。
でも、何らかの疑いを持つ出来事が発生したら、最新の医療で『白、黒』と明確な診断を受けることが望ましいと、つくづく思った次第です。


検査の為の検査で、グレーな部分も見つかることがあります。

今回は、そんな時にも医師と医師がしっかり検査内容を引き継いで下さり、何もかもが『白』だった事が判り、すっかり安心いたしました。

自らが体験しないと解らないことは沢山あります。

患者の立場になって、一つ一つの親切な対応が身にしみて有難いと感じます。

先生が、『今回は何でもありませんでしたが、病気の原因は様々です。念のために毎年の検診を続けることをお勧めします』と仰ったのですが、こんなに快適な?検査であれば、是非受けたいと思ったのでした。

知らない間に、周りはどんどん進化しています。

井の中の蛙で、周囲の変化に気が付かなくなったら危険です💦

2017年02月21日

『無関心』撲滅運動開始!!


先週の全体MTGで行った会社と部署の『強み』書き出しシート
お互いの部署の強みをどの程度認識しているかがよく解りました。

2月21日(火曜日)

昨日の午後、薬局経営者とその幹部の皆様との勉強会に行って参りました。

いつもは、経営陣だけで課題を持ち寄って発表し、質問し議論を深めるのですが、その中のお一人が「自分達だけで学ぶのもいいけど、次世代の人達の育成の為にも何とかしたい」というご提案により実現した勉強会でした。

そのお誘いを有難くお受けし、わたくしと本部長の二人で出向いて参った次第ですが、有意義で学ぶべき事が多い実りある時間でした。

薬剤師でありながら5店舗・10店舗・40店舗を統括しているマネージャーの方々のお話を伺うと、何処の悩みも同じだと解ります。

80店舗以上を取りまとめておられる副社長さんが、何百人という社員の方々の様子をきちんと把握しているという事だけでもビックリな事実だった訳ですが、想像以上にご苦労やご心労があった事が昨日のお話で改めて分かりました。

詳しい事は省きますが、社員の不幸に気づいてあげられなかった事で心を痛めたというお話を伺い、そこまで思いつめる背景は何だろうと考えていたところ、それは社長さんの社員を大事にする、社員は家族同然という教えから来るものだったと解りました。

会の後半では、『どうしたら、社員を幸せにしてあげられるか?』この部分についてがメインになりました。

幸せの尺度は人それぞれです。

ですから、幸せの感度、感性、価値観が近しくなることが前提にあります。

恋人でも、夫婦でも同じですが、会社という組織も社員の幸せ満足度は会社の理念に沿った仕事をする事が嬉しいと思うか否かで測れるのだという意見が多かった様に思います。

先週全体MTGでワークを行いました。会社の強みって何だろう?

自分の部署の強みって何だろう?

他部門の強みをよく解っているだろうか?

というテーマで、書き出しをしてもらいました。

うっすら感じていた事ですが、社員たち自らが証明してくれました。

付箋の数が少ない部署はそれだけ全ての事に対して関心が薄いと言う事が解りました。

人数の差異はあまり関係がありませんでした。

自分の部署の良い書き出しも少ないのが特徴です。

マザーテレサの有名な言葉で『愛の裏返しは無関心』というキーワードが昨日の勉強会でも話題に上がりました。

結局どんな仕事に対しても愛情を掛けないと育たないと言う事です。


人がモノや人に対して『愛があるな~~~』と感じるのは一体どんな時、事なのでしょうか?

その逆のパターンとは一体どんな場面なのでしょうか?


今日は、北風が強く重量感のあるわたくしでも吹き飛ばされそうです。

でも北風が心にまでしみ込むような心境でもあります。

『悪気が無い』では済まされません。

大人として、仕事人として、会社に所属するものとして、それぞれの責任の所在はハッキリしているはずです。

『無関心を撲滅する!!!』このスローガンを掲げ、北風に立ち向かう以外に策はありません。


2017年02月22日

地域密着のあり方

2月22日(水曜日)

昨年から定員18名以下のデイサービスは『地域密着型サービス』というくくりになり、如何に地域に密着して、地域に貢献しているか、情報を開示して法人の独占事業になってはいないかといった報告が義務付けられました。

その一つの方法として、『域密着型サービス運営推進会議』という会議の開催があります。

本来は年2回の開催が求められていますが、業務を行いながら日中に関係者を集う準備が出来兼ねて、今日が『すまーと』の第1回目の会議となった訳です。

関係者とは、勤務する職員は勿論ですが・・・・。

①行政担当者 ②地域包括支援センターの職員 ③町内会の会長さん ④民生委員さん ⑤ご利用者様 ⑥そのご家族他、⑦地域に住まわれている住民の方々 ⑧ケアマネージャー ⑨医療関係者の方々などです。
ただ、医療機関の先生は診療を離れて会議にご出席頂ける確率はまず0に等しいです。

今日はその中から、①・②・③・⑤・⑦の方々とわたくし、事業本部長・デイサービスの所長・リハビリスタッフ・介護スタッフの計10名での会議となりました。


会議はどんな会議でもそうですが、準備が大変です。

何時、誰に、何を、どの様に、どんな目的でお伝えするのか?

参加して頂きたい方々にお声を掛ける事、日程の調整を図ること、そしてサービスの内容をご理解頂く為の資料の用意。

13:30からの開催ギリギリまで資料の見直しを行い、追加の項目やそれに沿った写真なども盛り込み、立派な資料を本部長が作成してくれました。

本当に助かりましたし、見やすく解りやすく、説得力のある資料で、ご参加の皆様が感心して下さいました。

感心して下さったのは、資料の出来栄えだけでなく、内容が伴っていたからこそだと自負しています。

マシンのリハビリと一口に言っても特徴が伝わりません。資料に盛り込められない事を口頭で補足します。個人の筋力評価ができる事。それに基づいてトレーニングの負荷を設定できる事。
記憶されている情報が、指一本の静脈認証で確認できるので、スタッフが変わっても間違えようがない事・・・など。

そして、玄関での靴の履き替えにも意味がある事をご説明いたしました。

本来はバリアフリーで靴のまま施設に入れる事が楽なのですが、日本家屋では必ず靴の履き替えを玄関で行います。

わたくしどものデイサービスでもお宅の玄関と同じ様に靴の履き替えを行って頂く為にわざわざ一段上げて作った事。
そこからリハビリが始まっている事、履き替え時のリスクがあるとすれば、自宅でも同様である事を意識して頂くのだとお話をしましたら、皆様が『ウンウン』と同時にうなずいて下さいました。

そして、『すまいる♥くらぶ』と共同したサロンコンサートや薬の相談会などのご紹介も大変好評を頂く事ができました。

準備が大変であっても、やはり開催に意味があり、会社の運営、デイサービスの特徴を知って頂く良い機会だったと思った次第です。

実際のお客様だけではなく、地元の方々に事業の内容を知って頂く事は、やっているつもりでもなかなか伝わっていないのだと実感致しました。

これは、内部の中でも言える事です。

伝えきれていないのは、社長が未熟だからで、まだまだ尽力を果たしていないという結果です。

社員の至らなさは社長の不徳の限りです。

地域で事業を継続させて頂くからには、何としてもその想いを形にお示しして皆様方のご支援を頂かなければなりません。

この基本の基本に気づかせて頂いた良い会議でした。

2017年02月25日

繋がる言葉たち

2月25日(土曜日)

毎月足を運ぶ駅の近くには小規模のお寺が多くあります。

待ち合わせの時間に少し余裕があったので、一軒のお寺さんをお参り致しました。

いつもは通り道でしかなかったのですが、少し余裕があるだけでいつもと違った行いが出来ます。

多くのお寺さんの門前には良いお言葉が掲げられています。

今日、なんとなく引き寄せられて目に留まったのが、
『地獄と仏とは我等が五尺の身の内に候』

五尺とは、約150センチです。身長の事を表しているのでしょう。

〈地獄は遥か彼方に存在していると思いがちですし、仏様はどちらにおいでになるのかお目にかかった事がありません。でも、両方ともたった150センチの1人の人間の心の内にあるものなんですよ〉と言う教えだと思います。

地獄とは、思い通りにならない出来事(人との関係、お金の苦労、仕事の大失敗など?)を示すのか?仏とは、人様に優しく、慈愛に満ちた行いが出来たり、しようと出来る心構えがある事を表すような気がいたします。

この解釈は人それぞれかも知れませんが、地獄を感じたり、仏に近づきたいと言った強い思いがある時に宗教が救いになり、信者として歩むきっかけになるのだそうです。


また、『自分を変えるのは、それほど難しいことではない。「他人から言われて受け入れていただけの信念」対「こうなったら嬉しい」の戦いだと明確にわかれば、嬉しいほうを選ぶに決まっている。』

と言う一文にも目が留まりました。これはメルマガで読んだ一文です。
人に言われて仕方なく仕事をしている、生きているより、◯◯だったら嬉しいだろうなと考えられる人は自然にその心には仏様が宿っているのかも知れないと思ったのでした。

前者は何か不都合な事があると他人のせいにします。出来ます。
後者は、◯◯が、△△になったとしても他人のせいにはしないでしょう。

自立して生きている人とは、自分の考えや行いに責任を持つ事に、喜びや幸せを感じられる人の事を言うのではないかと二つの言葉達から感じた事です。

2017年02月27日

教わる事だらけ

2月27日(月曜日)

各部署で採用面接が続いています。

就活、採用と言っても、色々な動機を持って会社を訪ねて下さる方とお目にかかるのですから、毎回毎回心を素にして臨む様に心掛けています。


ご縁が繋がろうが流れようが、まずここに足を運んで下さった事を大変ありがたい事だと思います。

新たな出会いはある種の緊張感を持ちつつも、楽しく、意義のあるものだと最近感じる様になりました。

楽しく有意義とは、求職者の方々が色々な事を教えて下さるという意味です。

知っているつもりでいた事なのに新たな認識をさせられる事がしばしばあります。

人の姿をお借りして、多くの教えを運んで来て下さるのだなアと思います。

気が付かなかった事、気が付く事を避けていた新事実の発見もあります。

一方では相変わらず「年俸〇〇円」「土日は休み」と条件だけ確認してくる電話も多いのです。

土曜も処方元の先生が患者様の診察をしているのに、何故自分だけ休みを主張するのか?

土曜も日曜もお正月も生活にお休みが無い事を知っていて、しかもその専門職を職業として選んだのにどうして自分だけお休みを主張するのか?

それぞれに、それなりの背景はあるのでしょうが・・・。

面談をして、それぞれの仕事感を確認し、そのお話の中から、会社としての土台を見直すとか、環境つくりの参考にしなくてはいけない学びがあるので、お目に掛かれると言う事は本当に有り難い事なのです。

2017年02月28日

最近のタクシー事情

2月28日(火曜日)


さて、今日で2月が終わりです。

都内のタクシーの初乗り運賃が730円から410円に変わり、ひと月が経ちます。

短距離を良く利用する場合は完全に安くなって助かりますが、730円ギリギリの距離の場合は、信号待ちや、右折、左折の際の待機時間も確実に料金が加算されるので、混んでいる場合はアレヨアレヨと言う間にメーターが上がっていきます。

先日は、もう少しで自宅と言う右折時に、ずっと車が止まったままなので、どうしたことかと思ったら、横断歩道から随分離れている歩行者を待ち受けている事に気付きました。

離れた人を待っているうちに、反対方向からもパラパラと人が近づいてくるので、一体何時になったら曲がれるのかと不安と共に少し苛立ちを感じてしまいました。

安全は第一ですが、アクセルひと踏みでサッと曲がれるのに……と思うと何だか腑に落ちません。

そんな感情を察したのか、運転手さんが「ほら、あそこにカメラがあるでしょう。歩行者を無視して曲がると会社に怒られるんだよね」と説明をなさいました。

へー⁉️気づかなかったです。

この運転手さん以外にも、今までより左折のマナーが良くなったのは、その事で歩行者への配慮にもなり、メーターも確実に上がるからなのです。

黄色の信号でスピードを落とすパターンも増えた様に感じます。

繰り返しますが、安全第一は結構なことです。

ただ、客単価が下がるのは運転手さんにとっては気が気では無いのだとも思います。ですから、いかに止まる回数を増やすかを無意識に考えているのかなァと思います。

料金を支払う側も小まめにメーターが動くので小銭の準備がしにくくなりました。

何事も仕組みが変わると慣れるまでは大変です。

明日から3月。

年度末の業務が重なる繁忙期となります。
一年に一度の締めの業務は何回経験しても苦手感が否めません。

だからこそ、今年こそは早め早めに進めたいと思います。


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