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環太平洋戦略的~~協定とは異なる『TTP』

2月6日(月曜日)

もう一つのTTPとは先週に開催された(開催した)介護事業者連絡会の研修会で、講師から教わった『業界用語』です。

『徹底的にパクれ!!』

良い行いはとにかく真似をするのが、成功の秘訣と言う事です。

学ぶの語源は➡真似る

この事は有名ですが、つい忘れてしまっています。

TTPと一言で表す事が出来ると、常に言葉に出やすくなります。

社内で活用しているチャットで、デビューさせました。これもTTPです。

研修会に参加すると、良い例えや感心するお話で感動して帰ってきますが、2~3日でその感動は終息します。

ですから、直ぐに真似ができる事を一つ決めて即実行する事にしています。

72時間ルールの事は事あるごとに社員に伝えていますが、自分との約束は自分にしか解らないので、約束を守り難いのです。

だからこそ、研修会に参加したメンバーには翌日あった時に、「昨日の勉強会を終えて何か一つ取り組もうとしたことがあった?」と質問をする様にしています。

頭の中にボンヤリ浮かんでいる思いを早いうちにアウトプットさせて、本人の意識に定着させるのが一つの狙いです。

もう一つは、口に出すことで、他の人に解ってもらえるというメリットです。

『ふ~~ん、〇〇さんは、そんな気づきがあったんだ。△△をやってみるなら応援してあげよう。』

よっぽど関係性が悪い仲だとか、トコトン意地悪な性格の持ち主でなければ、人の成長に手助けをするのが人情です。

わたくしは、翌日のインタビューをする事で、その人たちがどんな言葉に関心を示し、自分自身にどんな課題を感じているのかを察する事が出来る事、そして『私はね~~~~』と自分の感想と決意表明をそこで同時にできるので、この場をとても大事にしています。


勉強会の開催にはとても労力が必要です。

◆テーマの決定

◆テーマの内容に沿った講師の選定と交渉(講師謝礼のお支払い額とお支払い方法の確認)

◆会場の予約(講師のご都合と会場の空き情報のマッチングがあってこその企画です・・・)
(会場費のお支払い)

◆会員への案内(チラシ)作成➡講師への確認と承諾

◆チラシの配信手配

◆申し込み状況の随時確認(定員にみたない場合の再配信や、声かけも大変です)

◆アンケート用紙の作成

◆当日の役割分担決め(受付・司会・会場設定・アンケート用紙の回収・まとめetc.)

◆参加者名簿の確認とプリントアウト。受付担当者への説明等々。

◆当日の会場チェック、PCとプロジェクターの設定、音声の確認

◆資料の確認、配布、座席への誘導

◆時間配分通りの進行協力・・・・・・

もう、何十回も行っているものの、これらにかかる時間は相当なものです。

この一連の流れを皆さんがTTPして下されば、どれだけ助かるか・・・・・。

この事に気づいて下さる人が一人でもいて下さったなら、幸せなのですが・・・・・。


   


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2017年02月06日 21:59に投稿されたエントリーのページです。

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