2月8日(水曜日)
人を傷つける、人の思いを打ち破るには、ホンの一言でモノ足りるという事を体感。
もしかしたら、自分自身も知らないうちにそんな言葉の刃を向けていた事があったかも知れません。
刃だと分かっていて発言する時も、知らずに発するにしても、それをモロに受けた時にはさすがに気が萎えます。
浅いキズでも繰り返される事で回復不能になるでしょうし、その受け止める力量によっては致命傷にもなりかねません。
社長業であっても同じです。
一々落ち込んではいられない出来事が続いたとしても、凹んではいられません。
しかし、今日の一撃(一言)は痛かったです。
痛い一言とは反対に、新たな出会いや関係作りという素晴らしい出来事があって、やっと救われた感があったのも今日一日に起こった事です。
嬉しい事があれば、知らないうにに口ずさむ歌や曲がありますが、今日の様な日にはドドーンと痛い心に静かに共感し、そっと癒してくれるベートーベンのpianoソナタがピッタリです。
特に31番の第三楽章。
絶望的に悲しく、でも美しい音の流れの最後は、天に向かって心が開けていくようなエンディング。
絶望を感じるからこそ本物の明かりが見えるという解釈ができそうです。