2月7日(火曜日)
先週行われた研修会のアンケートをまとめていると、実に色々なコメントがあり、感心させられてしまいます。
以前は、不満めいたコメントもいくつかありましたが、今回は自分自身が気づいた事を書いて下さった方が多く、それを読むだけでも役得だと嬉しくなりました。
研修に参加する方々は、何かを求めてくる訳です。
講師がその何かの答えを出してくれる事を期待して来場するのです。
ただ、そのままポンと答えが出てくるとは考え難いと思います。
講師が発する言葉や事例を考察し、自分自身の課題と照らし合わせる事で成果が出て来るのだと思っています。
会社に於いても同様です。
入社希望者との面接では「勉強がしたいので・・・・」という言葉をよく耳にします。
「勉強の為なら、授業料を頂きますよ」と笑って答えますが、欲しがりのタイプはトコトン欲しがりだという経験を沢山してきました。
勉強したいと言うと一見聞こえはいいのです。謙虚で熱心な人に思えます。
ただ、お給料を頂く為には勉強は必須です。当たり前のことです。
雇用契約は業務の契約ですので、仕事に対する成果を賃金としてお支払いするのです。
会社として勉強の機会を設ける、何かしらの支援をする事はありますが、欲しがりタイプの人は自分が知り得た情報やスキルを人に与えたくない傾向があるのも面白いところです。
そんな事を書き連ねていながら、先般受けた事業者指導の内容について、まとめたものをケアマネ事業所にシェアしようとしていた時に、『あれ?すでに指導を受けた事業所の方々からは、かいつまんでの情報しか得られていない・・・・うちだけ丸出し?』とすごく心の狭い思いが浮かんできたのです。
❝ あ~~~~!!なんて了見の狭い女なんだ~~~~ ❞ と自己嫌悪💦
いつでもギバー、与える人でありたいと思いながら、テイカ―、欲しがる人を少し侮蔑しながら、自分自身が試されているのでした。